成績が伸び悩んでいたらやること まなびの樹 まなびの樹

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2024.11.07

成績が伸び悩んでいたらやること

自分で頑張ったり、塾で頑張っても中々成績が伸びない、という生徒がいたら本ブログを読んでみてください。

まなびの樹の塾生をみて思うことです。

 

 

◯伸びない理由

一言で言えばやるべきことをやっていない、につきます。

覚えることを覚えていない。

できるようになるまで練習していない。

この2点です。

 

・覚えることを覚えていない。

全科目共通ですが「言葉」を理解していない生徒が多すぎです。

漢字や英単語だけでないですよ。社会、理科に出てくる用語、全てです。

ただ読むだけ、ただ書いて文字の形を覚えるだけ。これだと伸びません。

意味や使い方、もっと言うと類義語、対義語との違いまで理解していかないと本当の理解と言えません。

数学も一緒です。公式や定義を正しく覚えてますか?

それをせずしてワークや問題集をやっても意味ないですよ。

言葉の意味を聞いたり、調べたり、調べたものをメモやノートにしてまとめている生徒の何と少ないことか。

勉強の一丁目一番地は「語彙力」を増やすことです。

 

伸び悩んでいるなぁ、と思ったら、そもそも各分野の「語彙力」が足りているか教科書を読んだり問題集をやって確認してみましょう。

できなかったら改めてしっかりと覚える努力をしましょう。

 

いいですか。一度覚えたとしても自分を疑ってみてくださいね。

人間には短期記憶と長期記憶という考え方があります。

一夜漬けで覚えたものは短期記憶です。テスト前だけ頑張って覚えたことも短期記憶です。

短期記憶は1ヶ月もすると忘れてしまいます。その場合受験では役に立ちません。

 

一方で長期記憶に入った記憶は中々忘れることはないです。

復習のタイミングは、その日のうち、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後などです。

エビングハウスの忘却曲線を忘れないでください。

学校の復習をその日の日にしなさい、土日にその週の復習をしなさい、1ヶ月に一回は復習すること、長期休みにはしっかりと5教科振り返ろう、というのはこのためです。

 

覚える、ということも立派な勉強です。

 

どう覚えるか、は人によりますが、書く、話せる、といったアウトプットができないとそれは覚えたことになりません。書いたり、声に出して覚えると良いと思います。

 

しっかりと覚える時間を確保していきましょう。

その時間があまりにも短いです。

復習するタイミングがあまりにも遅いです。

 

 

・できるようになるまで練習していない。

次に多いのがこれです。

いわゆるやりっぱなし、聞きっぱなし、というやつです。

ワークはやりっぱなしで、間違えた問題にチェックを入れておらず、チェックがついているのに解き直しをしない。つまりできるようになっていないまま先に進む生徒です。

ノートにやっただけで、問題集にチェックをつけないので、どこが間違っているのかわからない生徒も同様です。

 

これではいくらやっても点数は伸びません。

点数が伸びる=できなかった問題ができるようになる、です。

苦手だから、わからないから、と逃げている間は点数は伸びません。

まずは解説や教科書を読んで自分でできるかやってみます。

その解説の言葉がわからないなら辞書で調べましょう。

解説の内容がわからないならば、何か別のものを覚えていない可能性が高いです。

何がわかっていないのか先生に聞いてみましょう。

わからないことを放置しないこと。これが点数を伸ばす秘訣です。

 

また、ありがちなのが、先生と一緒に解いた、という問題です。

そういう問題は決して自分が解いたわけではありません。

しっかりとチェックを入れて間違えた問題と同様に自分一人でできるようになるか練習しましょう。

 

テスト範囲のワークで上記をやり切った生徒で80点以下の生徒を見たことがりません。

なんちゃってワーク周回学習は意味がありません。

できる問題を何度もやっても点数は伸びません。

できない問題をできるようになるまで何度もやりましょう。

別の問題集に逃げてもダメですよ。結局別の問題集でも同じような問題でできなくなるだけです。

できるようになって他の問題集に行くのはありです。

自己満足にはなりますが、できる問題を解くだけ時間の無駄です。

 

 

・(番外編)応用問題について

応用問題もたくさんやらなきゃ!と思う生徒いるのですが、応用問題とはそもそもなんだと思いますか?

 

それは基礎+基礎=応用という図式です。

 

応用問題と言われる問題は結局基礎ができているかの確認です。

その確認したい基礎が多いか、少ないか、で応用問題の難しさが決まっています。

この定理と、この定理と、この法則と、知ってる?というが出題者側の意図です。

実はその数が多いほど超難問になっていきます。

その一つ一つを覚えていないときに応用問題に取り組んでも解ける理由がありません。

 

逆に、固まっている基礎が多い生徒はどんな問題が出てきてもしっかり解けます。

初見問題が弱い、というのは基礎が固まっていない証拠です。

 

応用問題をたくさんやるよりも、、、

基礎をしっかり固める→基礎が固まっているか確認する程度に応用問題をやる→応用問題ができなかったら、何の基礎が固まっていないかを分析する→基礎を固める。

このサイクルで勉強していく方が点数は伸びていきます。

 

 

 

◯まとめ

今日は伸び悩んでいる生徒に共通する点をまとめてみました。

スポーツ含めて何事も基礎が本当に大切ですが、基礎固めは地味で時間がかかりますね。

なので勉強が苦手な生徒ほど避けようとします。しかし、やるしか点を伸ばす方法はないのです。

 

勉強時間は増えているのに中々伸びないな、という生徒も同様です。

覚えたことが増えてますか?できない問題が少なくなってきてますか?

勉強時間はあくまで指標です。何を勉強するか、がとても大切です。

 

 

ここまで読んで頭が痛くなった生徒は身に覚えのある生徒です。

逃げずに勉強しましょう。勉強とはできなかったこと、知らなかったことを増やすことです。

当たり前のことでしょ?と思った生徒はそのまま勉強量を増やしましょう。

 

何をすれば良いかわからない生徒は是非聞いてください。

 

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