英語検定による受験への影響について まなびの樹 まなびの樹

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2025.05.06

英語検定による受験への影響について

5月末より英検の試験が開催されます。

英語を武器にしたい、英語が受験の加点になる!という思いから受験を検討されている方も多いと思います。

私の考えで言いますと英検向けの勉強はやっている暇はない、という考え方です。。。

 

◯検定による受験への影響について

漢字検定、英語検定、数学検定、全ての検定について言えるのですが、あくまで基準をクリアしているかどうか、を見るものです。

勉強をした結果として力があるかを図るものが、いつの間にか検定を取るための勉強になっていませんか?

 

受験で加点になる、と言っても実はその効果はあまりにも低いのです。。

既にブログで書かれている塾があったのでリンクを貼っておきます。

https://shibahara-juku.jp/archives/blog/eikenkatensaitamazyuken

 

本当にそうだと思います。。。

影響力は本当に微々たるもの。

 

そのために本来やるべき学習を置いておいて、検定に向けての勉強をするほど皆様の時間はありません。

学校の復習、漢字、英単語、塾の宿題、やることは多いです。本当にやり切れてますか?

 

いいんです。上記の課題をこなした上で検定の勉強をするのであれば。

ですが、どうも見ていると検定試験のために上記の勉強をおろそかにして検定を取ろうとされているご家族が散見されているように思います。

冒頭で言いましたが、検定はあくまで検定です。生徒の実力があるかどうかのチェックです。

実力がついていないのに検定に向けて頑張るのは本末転倒では?という考え方をしています。

まなびの樹では順調に基礎を固めている生徒には漏れなく検定を受けてみたら?と提案をしています。

提案をされていない生徒は他にやることが山積みです。

そもそも課題をこなせていないのに、さらに課題を自ら積み上げる。。。

二兎を追う者は一兎をも得ず、です。

 

英検を取るよりも内申点を1上げるほうがよっぽど色々と有利になるのですが。。。

実際のテストで点が取れるように勉強する方がよっぽど総合点が上がります。

実力をつける勉強をした上で、検定のための勉強をしなくても合格できる。

この状態がベストだと思っています。

 

ただし、例外がありまして、大学受験については英検2級や英検準1級を取ることに非常に意味があります。

以前ブログでも書きましたが、英語のテストが免除になったり非常に有利になるからです。

むしろ全力で英語学習を進めて早めに英検を取ることを提案しています。

 

 

◯まとめ

英検向けの対策としては英単語を覚える、英会話を練習しておく、というものが対策で、英検のために文法をまなぶ必要があるのであればまだ受験のタイミングではないのではないかな?と思っています。まなびの樹で文法を学んでから受験をすれば良いのに、と考えています。もちろん例外はありますが、中途半端に学習しても結局テストで点が取れない、長文読解ができない、という生徒をみてきているからです。

まぁ、英検の場合4択なのでなんとなくで合格もできるのですが、よっぽどの事情がない限り無理しての検定試験はあまりお薦めしないしないスタンスです。

 

検定試験、使い方によってはとても有利になると思いますが、個人的には検定のための勉強をするぐらいであれば、実力を伸ばすための勉強に時間を使った方が良いと思っています。最終的には受験でしっかりと英語で点が取れる、が目標のはずです。

定期テストで80点以上取れるようになったら検定にチャレンジしても良いかなと思いますが、定期テストで80点も取れないのに検定を焦って受けようとしても不合格が続きメンタル的にも追い込まれますよ。

みなさんお忙しいと思います。優先順位をしっかりと考えて取り組んで行きましょう。

 

 

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