家庭で学習できる条件 まなびの樹 まなびの樹

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2023.06.13

家庭で学習できる条件

勉強が苦手な子達は中々宿題を出してもやってきません。

やる気がない、集中力がない、というのが原因ではなさそうです。

少なくとも塾に来るような子達は、心の奥底では「勉強はできたらいいな」と思っています。

しかし、今までの実績と周りの大人たちの叱責によって「自分はできない」と刷り込まれている状態です。

 

その状態でいくらやりなさい、と言われても中々やり続けることは難しいのではないでしょうか。

 

◯勉強をしない理由

そこで、いくつか原因を整理しました。

 

・学習環境

当たり前のことですが、周りに誘惑がある場合、まだまだその誘惑に勝てることが難しいです。

勉強を始めた瞬間に、LINEでメッセージが来た、目の前に漫画がおいてあってついつい読んでしまった、兄弟が遊びに来た、こういう邪魔が入ると集中できるわけもありません。

まずは勉強に関係ない遊びの要素、勉強を妨げる環境を排除します。

勉強しない理由を環境のせいにさせないことです。

 

スマホ、テレビ、漫画、ゲーム、兄弟・姉妹の邪魔、etc

外部要因を排除することから始めましょう。

遊びの誘惑についつい誘われてしまうことを排除します。

 

・解ける問題のレベル

そして、取り組むべき課題はとにかく簡単なレベルからです。

勉強の習慣がついていない子達の行動は、わからない問題が出てくると「諦める」です。

まだまだ教科書を見たり、ノートを見たりして自分で「解く・考える・まねる」という作業をすることはできません。。

最初は自分の力でできる基礎レベルの問題に取り組むのがお勧めです。

学校のワークでも手が止まる場合は、市販の一番薄い一番簡単な問題集からやるのが良いと思います。

 

自分で解いて、◯になる経験、これを積み重ねていくことで、自分はできるようになってきている?という実感を持つことが重要です。

そもそも目の前の問題は今までの学習の積み上げがないと解けない問題が目の前にあります。

今までの積み上げがなければ、まずはその積み上げをしていくことが先です。

簡単な基礎的なレベルの問題や参考書で構いませんので、その子が解ける問題のレベルからやってもらいましょう。

 

◯が多くなってくると、やっていて楽しくなるのか宿題もやってくるようになる生徒が多いのが現状です。

バツが多い場合、そもそも考えて来ていない場合が多いので、宿題を出す側の負けだなと反省です。

授業中に理解できているレベルまで持っていけてない、もしくは量が多かった、というケースです。

 

・わからない時に聞ける環境

これが塾を検討する最大の目的だと思いますが、自分で解くにも限界があると思います。どんなに教科書や参考書、ワークをやってもわからない時はわからないと思います。

その時に聞ける環境があることが大切です。

勉強は知らないことを知り・できないことができるようになるのが勉強です。

できない、理解できない問題をそのままにしておくと勉強になっていません。

 

学校の先生や友達、兄弟、親御さん等誰かが教えてくれる環境が整っている場合はこの項目はクリアできると思います。

そういう環境を用意できない場合、初めて塾を検討されては如何でしょうか。

 

◯まとめ

子供が家で勉強をしない、と思っている場合、その理由を探って見ましょう。

塾に行かなくても解決できる課題はあるはずです。

取り組むべき問題が難しく、周りの環境でサポートできなくなったら塾を検討されるのは如何でしょうか。

 

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