伸びない時こそ基礎固め まなびの樹 まなびの樹

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2023.07.06

伸びない時こそ基礎固め

成績が伸びないのには理由があります。

小学生、中学生、高校生、みんな同じです。

 

先生、この問題が分かりません!できません!と聞いてくるとき。

課題は目の前の問題だけではないことを疑います。

 

英語の場合、半分は単語力がないため間違えているに過ぎないケースが多いです。

英語の文法自体は簡単だからです。

もしくは時制のルールがごちゃごちゃになっていたり、そもそも本文を読んでいなかったり。

 

数学の場合も、公式や定義を覚えていなかったり、計算の手順を忘れていたり、細かいミスの連鎖で間違え、結果できない!と思い込む生徒たちです。

◯まずは落ち着け

まず最初に言うのは「落ち着け」です。

できない!と言うこは得てしてイライラしています。

ほとんどの生徒がそうです。当たり前ですよね・・・

 

ですが、イライラしている時に何かを教えても頭に入りません。

喧嘩腰の人間にこうした方がいい、と言っても聞く耳を持っていないのはわかりますよね?

 

まずは、相手がどう考えてできないのかを聞く、深呼吸をさせる、愚痴を聞く、相手側の気持ちが落ち着くまで待ちます。

 

話を聞いてくれる状態になったら、一緒に原因を探します。

大体は覚えることを覚えていない、もしくは使い方を覚えていない、問題をよく読んでいない、が大概のケースです。

 

昨日もこんな形です。

・漸化式がわからない=>そのそも階層数列がわかっていない。

・連立方程式の文章題が解けない!⇨立式はできているのに計算ミス。(一番惜しい)

・文法問題で間違える!⇨do/does, didの使い分けが整理させてない。そもそも日本語読んでない。

 

できない!という事実を受け入れて、なぜできないのか?をしっかりと分析することが大切です。

でないと対策が間違ってしまうからです。

 

◯基礎固めが全て

先ほども言いましたが、できない原因の大半は以下です。

 

・覚えなければいけないことを覚えていない

単語や用語、公式を覚えていないケースです。

何度も見る、読む、書く、等々して生徒に覚えてもらう以外策はないです。

・使い方を間違える

正しい使い方を理解してもらい、練習してもらうしかありません。

正しい使い方・手順を流れるようにこなせるまでやってもらうと応用も聞いてきます。

練習の量がものをいう世界なので、宿題をしっかりやることがとても大切です。

・問題をよく読まない

読まないなら指差し確認や音読でも良いのでしっかり読む癖をつけるしかありません。

1言1句丁寧に読み、言葉がわからなければ調べる、理解することが大切です。

これは日々の生活においても同じはずなので絶対スキルです。

 

これを小学生からいかに丁寧に積み上げてきたか、で現在の学力が決まっています。

積み上げていないのであれば、積み上げるべき学年から積み上げるのが一番早いです。

高校生でも中学生、中学生でも小学生、という具合に学年をまたいでも苦手な箇所の基礎、本当に何が理解できていないのかを見つけることが改善への第一歩です。

最近ですとAI教材でそれを見つけることもできますが、いくつか質問をして問題を解かせていくと先生たちは気づくものです。

 

また、応用は基礎+基礎の組み合わせです。応用ができないのは基礎が足りていないからです。

何かの基礎が固まりきれていないので、基礎の組み合わせができないんです。

難関高の問題も結局はこの基礎の組み合わせの量が多いだけで、基礎が固まっていればできるものです。

 

 

◯まとめ

夏休みにも入るので夏期講習という名のものにしっかりと復習をして基礎固めができる時期に入ります。学校が開いていない時にこそ、しっかり復習する時間があるものです。

あそびや部活もとても大切なのでしっかり遊んで欲しいのですが、1日1、2時間の勉強時間はあるはずです。

この間にやる・やらないが2学期以降の成績を決めていきます。

人が休んでいる間に少しでも動かしておく、これが人に勝つコツです。

 

八潮市の夏休みは約1ヶ月少ししかありません。(昔は40日あった気がしますが。。)

自宅で学習するなり、塾で学習するなり、実りある夏を過ごして欲しいと思います。

 

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