塾だけでない勉強量と成績の関係性 まなびの樹 まなびの樹

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2023.10.03

塾だけでない勉強量と成績の関係性

私自身、中学生時に平均点以下から学年1位の成績を取ったことがあるのでわかります。

どんなに質が良い勉強をした、と思っても結局は学習量がものをいうことを。

 

◯どう変わっていったのか

中1の時は部活にも燃えていたので、生活の中心は部活です。

勉強も宿題をする程度で、時間があればゲーム&漫画三昧、テスト1週間前の部活停止期間から頑張る、という勉強スタイルでした。

1年生の2学期ぐらいまでこの生活でしたので、成績は中の中から、中の下ぐらいでした。

 

この頃から将来どうするのか?という会話が家庭で出始めて、このままだといけないよね、と思い人生で初めて塾というものに通うようになりました。

 

 

塾に行き始め、塾の宿題もやるようになります。そうすると1日の勉強量が1時間になり、2時間になり、少しずつ勉強量が増えてきます。削れる時間はテレビやゲームの時間が少しずつ減っていきます。

そうすると少しずつですが、成績が伸び始めてきます。

当たり前ですが、勉強しない状態から勉強するようになるので知っていることが増えていくからです。

 

 

そして、2年生の中盤から終わり頃には上位を狙っていけるか?という位置まで伸びていき、勉強も楽しくなってきていました。

目標も決めます。将来何になりたいかはわからないけれど、やりたいことが決まった時にいける選択肢を増やすために上位の大学に行く。そのために地域トップの高校に行く、と。

すると気づいてきます。現状と目標のギャップがすごいと。復習が足りない、ということに。

また、単純化されます。地域トップならば学校でトップクラスにならないと無理なので、まずは学校でトップを取らないとと。

 

 

中3になると部活以外の時間は勉強になるべく費やされるようになります。

1日最低3時間自主学習をします。

休みの日は8時間は勉強します。この頃は上位の方の順位になってました。

それでも模試の結果として安全圏になっていないので、日々勉強が足りない、という意識が強く頑張ります。

 

部活引退後は1日6時間、休みの日は12時間勉強します。

夕飯前に2時間、夕飯後に4時間です。

休みの日は午前3時間、午後に4時間、夜に3時間、という具合に分けて勉強します。

もちろん遊ぶ日は今日は遊ぶ日!と決めて遊びますよ。頻度は少ないですが。

また、大好きなゲームは勉強したご褒美としてやってました。

でも、勉強が終わらない日は2時とか3時までやっていた日もありました。

 

結果的に3年生の時には学校で1位を取りましたしv模擬(東京版北辰テスト)でも100点を取ることもありました。

 

 

自慢したいわけではないんです。這い上がったからわかるんです。

勉強量と成績の関係性が。

知ってるんです。上位の生徒がどれぐらい勉強しているか。

生徒同士の会話なんて嘘だらけです。

この頃はみんな自分の努力を見せたがらないのは知ってます。

 

 

◯増やせ勉強量

人間は弱い生き物です。どうしても周りの雰囲気に流されがちです。

弱い、楽なほうに流れがちです。

八潮市の生徒たちは残念ながら勉強をしていない生徒が多い印象です。

勉強した!と思っても残念ながら他地域の生徒たちからすると当たり前の量だったりします。

自己肯定感が高いのは良いことですが、自己満足感が高すぎると伸びません。

 

中1は2時間、中2は3時間、中3は4時間、毎日やってますか?

 

部活、習い事で忙しい、といいます。本当ですか?

私もサッカー部で部活やってました。朝練、夕練、週末やってましたよ。

夕食後寝るまで何時間時間がありますか?

部活習い事がない時、夕食前に何時間ありますか?

 

そして、少し厳しいことを。

自分にとっての優先順位はなんですか?

部活ですか?習い事ですか?勉強ですか?スマホですか?友人との遊びですか?

何かを得るには何かを捨てる必要があります。

勉強の時間を確保するには、何かの時間を捨てるしかありません。

勉強時間を確保できないのであれば成績を伸ばしたい、というのはやめましょう。

私は無理だと思っています。勉強しないんだから。

 

 

言うだけで行動に移せない人は本当に変わりたいと思っていないからです。

生徒が勉強しない、という親御さん。生徒は本当に成績をあげたいと思っていませんよ。

 

心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

 

これです。本当に。

 

 

何人かの生徒を見て、自分の経験上からも、明確な目標がない生徒ほど迷走します。

マイペースな勉強量で良い点が取れたらいいな、

今の点数でいける高校があるといいな、

こういう考え方の生徒が多いのですが塾にきてもある程度しか伸びません。

 

逆に明確な目標がある生徒は頑張りますし伸びています。

 

 

まずは「意識がどう変わるか」を話し合ったり、きっかけを作ったり、仕掛けていかないといつまでも勉強しないままです。

 

 

◯まとめ

本当に素質はあるのに、勉強量が足りないので伸びていない生徒を見て残念に思う日があります。

どれぐらい勉強するとこれぐらい上がるな、と思いながら指導しています。

やりましたよ!と言っていても伸びていない時は本当は勉強していない、とこちらはわかってます。

やったつもりが一番最悪です。

 

勉強は知らないことを知る、できなかったことをできるようにすること、が勉強です。

しっかり勉強する時間を確保して頑張りましょう。

 

 

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