成績が伸びない、の判断を点数だけで見ている場合 まなびの樹 まなびの樹

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2024.12.04

成績が伸びない、の判断を点数だけで見ている場合

我が子の成績が中々伸びない、、、というのを点数で判断されている保護者の方へ。

それによって子供への風当たりを強くしている方はよくよくご注意ください。

 

 

◯成績が伸びない、の判断を点数だけで見ている場合

成績は右肩上がりで上がっていく、と思っていませんか?

実はそんなことありません。

勉強量が足りない場合は間違いなく上がりませんが、勉強量が足りていても中々点数が伸びない時もあります。

 

それはケアレスミスが減らない時です。

 

同じ50点でも、精一杯頑張っての50点と、ミスが連発しての50点では内容が異なります。

精一杯頑張っての50点ですとまだまだ学習すべき内容を増やさないと点数は伸びません。

逆にミス連発の場合は学習量、というよりも普段からの勉強の仕方や意識を改善しないと点数は伸びません。

 

後者の場合、勉強もしっかりしているので、生徒たちも何で伸びないんだろう?と首を傾げている状態です。

そんな中保護者の方から色々と言うとヘソを曲げること間違い無いです。

 

何故その点数だったのか。しっかりと分析をした方が良い、振り返りをした方が良いのはそれが理由です。

 

 

◯ケアレスミスが多い生徒

なのでテスト後の解き直しがとても大切です。

解き直しもできない場合は学習ができていない証拠です。

解き直しをしてみてスラスラ解ける場合は、ほとんどのケースは当日のメンタル面か、注意力不足が原因です。

テストが返ってきて必ず解き直しをしよう、という理由がこの原因をはっきりさせるためです。

 

・緊張のあまり考えられないという生徒

メンタルが弱い生徒にあるのですが、当日点を取らなきゃ、と自分にプレッシャーをかけすぎで頭が回らなくなるケースです。

これは部活動でも同様だと思っています。本番に弱いという場合に対処法は二つぐらいかなと思っています。

 

一つは当たり前ですが、緊張しなくなるまで勉強しておくことです。

もうほぼ完璧に覚える、できるようになるまで練習しまくることです。

そうすれば緊張しても解けます。緊張してるな、と自分で感じていても解けます。

大量にやっているのでどんなことでも忘れません。我々が日本語を話せるのと同じです。

 

もう一つはおまじないを作っておくことです。

プロスポーツ選手はジンクスを大切にする、と言われています。

それを自分にも当てはめます。

 

深呼吸をしてから問題を見る。

ペンを回してから問題を見る。

遠くを見てから問題を見る。

 

方法はなんでも良いです。

自分で集中できるおまじない、ルーティーンを普段から作っておくことです。

 

そのおまじないをしたら普段と同じように集中できる、というものを作っておくと良いと思います。

 

もしそれでも不味い!緊張で何も考えられない!と思ったら、あえて問題から一旦目を離すことをお勧めします。

気持ちが慌ただしい中で残り時間を解くよりも、2、3分何も考えないで平常心になってから再度問題を解くのとでは全然違います。

 

お試しください。

 

・注意不足の生徒

本当にケアレスミスが多い生徒のことです。私もこれに当てはまります。

この場合の対処法は普段の勉強においても見直しの習慣をつけておく、ということです。

普段からケアレスミスが多いので本番も当然ミスをします。

それであれば、普段からケアレスミスが出ないように注意深く自分の回答を見る癖をつける以外ありません。

その積み重ねからミスがなくなっていきます。

見直しをする時間がない、、、と言うことを言う生徒がいますが、それは見直しの練習不足のあらわれです。

 

見直しは意識の差です。普段からミスをしないようにと意識しておくと、実は変なことを書いた時に違和感を感じるようになります。

 

それを感じるまで見直しの練習をしておくことです。

普段は見直す時間がたっぷりありますよね?

回答確認をする前にしっかりと見直しをした上でまる付けをしてみてください。

 

 

◯まとめ

勉強を頑張っているのに点数が中々伸びないなぁ、とがっかりしないでください。

勉強は裏切りません。正しい勉強の仕方で本当に量をこなしていけば伸びない生徒はいません。

伸び方に個人差はありますが、その差は「意識の差」です。

しっかりと点数の中身を分析して次回に繋げていきましょう。

 

勉強量が伸びていない場合は、そもそも伸びる要素があまりないので、量を増やしていきましょう。

勉強をした!と思ってもトイレの時間やスマホ時間、休憩時間など合間に色々と挟んでいると実は勉強時間が伸びていないのはあるあるな話です。

惑わされずに勉強量を増やしてみてください。

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