偏差値を上げる努力 まなびの樹 まなびの樹

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2025.02.12

偏差値を上げる努力

入試の佳境を迎えたこの時期、北辰テストを基に志望校を考える生徒が少なからずいます。

私は過去問の結果を基準に判断しますが、偏差値は確かに気になるものです。

私自身は中1の頃偏差値50程度から中3の最後には70以上にあげているので、上がらない理由はないと思っています。

でも、正直簡単ではありませんでした。

断言します。人と同じことをやっているうちは偏差値は上がりません。

人の倍以上学習して初めて偏差値は上がっていきます。

 

塾に行けば偏差値は上がる、そんな幻想は捨ててください。

塾だけの勉強で上がるほど甘くはありません。

 

 

◯偏差値を上げる努力

偏差値はあくまで平均点との差分です。

高校で計算式を習うと思いますが、標準偏差です。

平均点が低く、高得点を出せば偏差値は高くなりますし、同じ点でも平均点が高ければ偏差値は下がります。そういう類の数字です。

ということは以下に平均点に近づくか、もしくは平均点より多くの点を取るか、です。

 

自分が頑張っても他の人も頑張って同じような問題が同じように解けるだけですと結局偏差値は上がりません。他の人が解けない問題を自分が解ければ偏差値は上がります。

それを考えると、解けない問題をなくすことが最も偏差値を上げることになります。

そのためには、膨大な試験範囲の中でいかにわからない分野を作らないか、の消去法です。

 

まなびの樹では苦手な箇所ばかり勉強させるのはそのためです。

得意なところはできるに決まってますが、そこをやり続けても偏差値は上がりません。

自分ができなかった箇所を以下に解けるようにするかがポイントです。

苦手なところを避ける生徒は残念ながら偏差値は上がりません。お約束します。

 

そのために、私自身は塾に行く以外にも英単語や漢字、塾の宿題、学校の宿題、それだけだと他の生徒同じなので、塾の復習なりもして、とにかく他の生徒よりも人一倍勉強時間を確保して頑張りました。

気づいたら1日2,3時間勉強しているのは当たり前です。

やることをやっていたら2,3時間の勉強はかかるものです。

勉強時間を気にして勉強したことはありません。

頭が悪く記憶力も低いので、とにかくやるべきことが多すぎるので焦る日々でした。

中3になるともう大変です。覚えることが多すぎて1日4時間では足りませんでした。

部活をやりながらもどうやって時間を捻出して勉強時間を確保するか、を考えながら勉強していました。

 

だからこそ思います。

簡単に勉強ができるようになると思わないでください。

覚えるものを覚えることの大変さ、使いこなすようになるまでの努力、楽なことはありません。

その覚悟がなければ偏差値を上げることは難しいと断言します。

覚悟があれば、人に言われるまでもなく、考えて行動し始めます。

どうしたら点が取れるか、人に聞いたり、本を読んだり、先生に聞いたり行動します。

 

本気で偏差値を上げる覚悟、あなた、子供にはありますか?

どうしたら良いでしょう、と聞く前に覚悟があるかを心に問うてください。

覚悟がないならば簡単に偏差値を上げよう、上位校を目指そう、というのはやめましょう。

必要な努力量に耐えられないです。

 

覚悟が決まれば、後は大丈夫です。言い訳せずにやるだけですから。

覚悟を決めた生徒は一概に伸びるのを知ってます。

覚悟が決まらない生徒はいつまで経っても伸びないのも知ってます。

恐らく他の塾に行っても同じです。

他塾に行くことで覚悟が決まるのであれば効果があると思います。

 

◯まとめ

今回は勉強するに当たって、「覚悟を決めよう」という話題をさせていただきました。

偏差値を上げたい、と思ったら、本当に心の底から上げたいのか、自分に問うてみましょう。

心が決まれば行動が変わります。行動を変えられない生徒は心が決まっていないからです。

全ては心から始めましょう。

 

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