国語は論理的に解く科目です まなびの樹 まなびの樹

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2025.07.04

国語は論理的に解く科目です

国語が伸びない生徒の共通点があります。

・語彙力不足

・文法を理解していない

・論理的に読んでいない

 

この2点です。

これは小学生、中学生、高校生を問いません。

 

 

〇国語は論理的に解く科目です

皆さん、英語は不思議と英単語を覚えなきゃ!文法を覚えなきゃ!と頑張るのですが、国語の文法や語彙力強化はおざなりになります。

 

言語の習得は基本的にどれも共通です。

語彙力+文法、その後読む練習です。

国語の授業でも文法の学習があるはずなのですが、母国語ということもあり、生徒たちは適当に聞いています。

日本語は世界でも有数の難しい言語です。文法はしっかりと理解しないと長文で言っていることがわからなくなりますよ。。。

 

そのうえで、大切なことが「問題を論理的に考える」ということです。

 

国語の問題は基本的に選択問題か、文章を抜き出したり、文章から読み取った内容を記述する問題です。

国語のできる生徒は答えが文中に書いてある、とわかっています。

 

しかし、本当にできる生徒は、なぜその答えになるのか、が説明できます。

 

国語が得意な生徒でも、なんとなく、で選んでいる間は点数が安定しません。

文章の相性で読みやすい文章では点が取れますが、相性が悪いと解けません。

小説はできるけど、論説は無理。論説はできるけど、小説は無理。

こういうことも起きます。

 

英語や数学は答えを論理的に考えるのに、国語については論理的に答えを導く意識があまりない生徒が多いです。

 

 

〇論理的に解くには?

やはり練習あるのみです。

文章の読み方、注意すべきポイントは問題集や教科書に書いてあります。

個人的に出口式の問題集がわかりやすいと思っていますが、少し難しいので最初は簡単な問題集で構いません。

問題を解いてみて、なぜその答えになったのか、なっているのか、1問1問考えてみましょう。

ほとんど生徒がやっていない、回答の解説をよく読む、ということをしてみましょう。

実は国語にも解説がしっかりと載っています。(載っていない教材はやるのをやめましょう。。。)

まずは、その解説を読んでみて、理解してみましょう。

その積み重ねで少しずつ、回答の見つけ方が理解できてきます。

 

練習に最適だな、と思うのは選択問題です。

4つの答えの中から1つ選びなさい、という問題です。

1つが正解で3つが不正解です。

 

その1つ1つ、なぜあっていて、なぜ間違っているのか、説明できますか?

説明できるようになってくると少しずつ力がついてきます。

 

〇まとめ

国語はなんとなく解いている生徒が多いと思いますが、本当に実力がある生徒は論理的に文章を解いています。

いまいち国語が伸びない、という生徒はしっかりと論理的に読んでみましょう。

語彙力がそもそもない生徒は、普段から辞書を使ってわからない言葉を調べる習慣を作りましょう。

漢字のテストで漢字だけ覚えてはだめですよ。意味や使い方まで覚えて語彙力は強化されます。

国語ができない生徒は英語が中2の後半ぐらいからきつくなると思います。

英語を伸ばしたい!と思う生徒ほど国語を頑張りましょう。

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