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2021.07.06

脳の仕組みから考える単語や漢字の覚え方

英単語や漢字が覚えられない

勉強してもしても単語や定理が覚えられない、という方いないでしょうか。

はい。私です。

ひどいと英単語は朝に覚えたと思ってもその日の夜には忘れています。。
正直凹みますよね。インプットが重要だと思って頑張っても、インプットしたこと自体忘れてしまっては意味がありません。
全ての学習において何かを覚える、ということはとても大切ですよね。

今回は大人になって、どうしても英語に取り組まなければいけなくなった時に、英単語を覚えられなくなっていた際に色々と調べて実践していることを書きたいと思います。

エビングハウスの忘却曲線

忘れやすい自分に対して、どうにか覚えられる方法がないか、ということで調べていると
「エビングハウスの忘却曲線」という単語に出会いました。
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスという方が提唱している理論です。

https://ryugaku-kuchikomi.com/blog/ebbinghaus-the-forgetting-curve/

人が何かを学んだ時、
20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる

みなさんの感覚では如何でしょうか。なんとなく合っていませんか?
人は忘れる動物です!次の日には67%も忘れているなら、
その日に100個単語を覚えた気になっても、次の日には33個しか覚えていない、という感じです。なんだ、自分だけじゃないんだ、とこの時は思ったものです。

脳の仕組み

そこで、記憶についてもう少し調べてみました。間違ってたらごめんなさい。

記憶には短期記憶と長期記憶というものがあり、一度長期記憶に定着すると中々忘れないということもわかっているそうです。

<意味解釈>
短期記憶:人は7つぐらいしか覚えていられないと言われている記憶。もって1分程度。
長期記憶:長期間記憶される記憶

なので、いかに短期記憶を長期記憶に移していくか、学習や単語の記憶のポイントになります。

脳の仕組み上はシナプスとニューロン、という細胞で記憶の仕組みができていますが、シナプスに記憶をため、ニューロンで何度も刺激することで記憶が定着する、という私の勝手なイメージです。

脳の記憶についての参考URL:
https://wired.jp/2017/08/12/your-brain-is-memories/

また、脳を活性化させるためにはインプットだけでなく、何かしらの脳を使ったアウトプットがあるとより活性化されることも立証されています。
見たり、聞いたりするだけでなく、書いたり、話をした方がよい、というお話しです。

 

 おすすめの記憶術

これらの脳の仕組みや理論を考えて、記憶する系のおすめのやり方は2点です。
どちらが良い、ということもなく、自分にあった覚え方を是非編み出していただきたいのですが、私からのお勧めです。子供だけでなく、勉強している大人の方も共通ですよ。

復習記憶法

一つは上記のエビングハウスの忘却曲線に沿って、忘れる前に復習する・繰り返す、という方法です。
例えば、朝単語を見たなら、昼に見て、夜にみる、忘れる前に見て、次の日に見て、数日後に見て、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、というタイミングで復習する方法です。
脳が記憶を忘れる前に、再度焼き付けるような手法です。
フラッシュカードや、単語本、単語帳を用いる場合に効果的です。

私の学生時代は、英単語にしろ漢字にしろとにかく書いて覚える!という方法をとっていました。おかげで腱鞘炎になるかも、というぐらいノートにひたすら書いていたものですが、理論的に考えると、別に書く必要はななく、声に出して、何度も読めばよかったと、今になって後悔しています。

ようは何回も書くことで、数十秒後、数分後に再度記憶に焼き付ける作業をしていた、ということにすぎません。

それであれば、書くのは非常に大変な作業なので、読んで声に出すということを、数分後にまた繰り返す方が効率的な気がしています。
なので、自分でミニテストのようなことをすることをおすすめしています。
イメージしやすいのは、単語帳等についている赤いシートで文字を隠し、わかるかわからないかチェックするやつです。

あれを繰り返し、何度もやると効果が高いです。
ある中学生の生徒も英検対応で何度かやってもらいましたが、数週間後のテストまでには記憶した単語量が増えていました。

ストーリ記憶法

もう一つは「ストーリー」で覚える方法です。
シナプスに溜まった記憶同士を繋ぎ合わせることで、記憶を定着させる方法です。
例えば、あの映画のワンシーンで、あの主人公は「XXX」と言っていたな、とか、
学校でそう言えば、先生は「YYY」と言っていたな、とか
「XXX」、「YYY」という単語だけだと思い出せないのに、映画や学校や先生、という別の強い記憶と結びつけることで思い出せるというやり方です。

友達との昔話で、「そう言えば、あの時さ〜」「そうそう、その時xxxで」「そうだったっけ?」というような会話を一度や二度はあったかと思いますが、その原理です。

その単語だけで覚えようとするのではなく、どういうシーンで使うのか、とか、何か自分の強烈な記憶と結びつけて覚える方法です。
よく単語だけでなく、文で覚えろ、という方がおりますが、同じ理論かと思います。
自分が好きな文脈やフレーズを組み合わせることで、すぐに思い出せるようになる、という手法です。

まとめ

これらの手法を利用して、私はTOEICの単語を劇的に増やすことができました。結局普段使わない(記憶を使わない)と単語自体は忘れてしまうので悲しい現実ですが、おすすめです。

 

結論として、結局何が言いたいのか、というと学習においては「反復」と「復習」がとても大事です。というお話しです。
脳は覚えた瞬間から忘れようとしています。その力に抗うには、適切なタイミングで、適切な復習をしないと結局脳の力によって記憶が流されてしまう、ということです。

学校でやってきたこと、塾でやってきたことを、その日の内に、家で復習する。次の日に復習する、1週間後に復習する、そうすることで地道ですが、確実に長期記憶に定着し、結果的にテストや受験の時にも利用できる、ということに繋がります。

予習ばかりやっていた自分の反省ですが、もっと復習をしっかりやれば、テスト前の勉強はもっと楽だったのに、と大人になって思う今日このごろです。

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