国語の上げ方 まなびの樹 まなびの樹

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2022.06.01

国語の上げ方

最近国語に関する悩みを聞く機会が多かったので、再度まとめてみます。

国語ができないため、国語の教科のみならず、数学や英語、理科、社会と他の教科にまで影響が出ている生徒が少なからずいる状況です。

 

以前小学生の間にやっておきたいこと、という題でブログを書いていますが、もう少し追記します。

 

◯やったほうが良いこと。精読です。

・読むこと

以前のブログでは、漢字、音読、文法を意識した会話の大切さを書きましたが、今回は『精読』です。

 

精読:細かい所までよく注意して読むこと。熟読。

 

少し音読にも関係あるのですが、本を読んだり、テストで出た問題、ちゃんと読んでますか?

この読む、というのは意外とできていない人が多いです。

 

読むには、漢字や言葉の意味がわかるだけでなく、接続詞や前置詞など文法もある程度理解していないと読めていません。

今あげた、漢字、言葉の意味、文法、これらをできないままにしておくから、次回読んだ時も理解ができないのです。

 

とにかく、ゆっくり、理解できなければ何度も読む、わからない漢字や意味があったら調べる。これを日常の文章でしっかりやっていくことです。

 

・説明できること

また、テストが出て、その回答を書く時に、なぜその回答なのか、と説明できますか?また、先生の解説を聞いて理解できましたか?

国語も出題者側に意図があります。勉強の国語は必ず回答が用意されています。

回答を選ばせるヒントが本文の中に隠されています。

国語も感覚ではなく論理的に回答できる科目なんです。

 

その論理性を身につけるためには、一つ一つの文や問題を味わい尽くす必要があるんです。

テストが終わった!と言って、復習せずにそのままにしてませんか?

 

・時間はかかります

どう国語をあげれば良いかお悩みの方は是非一度お試しください。お子さんに、とことん、じっくり文章を読んでもらいましょう。え?ここがわかってなかったの?というようなことが続出するはずです。

文章を読んでわからなければ、2、3、4、5回と読みましょう。テストではないので、時間は無制限です。なぜわからないのか?を突き詰めることがとても大切です。

そのうち、自然と読めば理解できるようになってきます。なぜならわからない細かい問題点を精読によって細かく解決してきたから、です。

細かい問題点を放置せず、細かく埋めてみてください。

 

出題のパターンに合わせて回答の仕方を合わせるテクニックもありますが、本質的な学力には繋がらないと考えています。

 

似たような考え方を山口先生も記事にしているので、参考までに。

https://studyhacker.net/nobuko-nakano-mayu-yamaguchi-benkyo02

 

◯まとめ

今回は国語の上げ方について、少し時間がかかりますがお勧めの方法をご紹介しました。実際に私も問題が出た際にわからないと、何度も読み直します。3回読み直すのはざらです。

一回読んだだけで理解できる人は正直尊敬します。。

 

国語の問題は小説を読むのとは少し違います。

わかるまで何度も「読み」ましょう!

 

https://manabinoki.co.jp/blog/664/

 

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