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2023.07.13
受験生の夏休みの過ごし方
もうすぐ夏休みですね。
みなさんの夏はどのような計画がありますか?
受験生はそろそろ勉強しなきゃ、という自覚が本人たちにも芽生えてきている気がします。
まなびの樹の受験生たちもほとんどの生徒が毎日塾に来て学習する「通塾し放題コース」を選択しています。
理由はシンプルです。
家だと勉強しないだろうから。
ですよね。
◯夏休みの過ごし方@塾?
夏休みは中1・2の復習をがっつりできる最後の期間です。
この復習をしっかりやるか、やらないか、で秋以降の北辰テストの成績が変わってきます。
受験生は勉強してるんです。
他人が勉強しているのに、自分だけ勉強しなければそれは取り残されますよね。
残念ながら受験は他人よりも1点でも多く点をとった人が勝者のゲームです。
どんなに効率的な学習方法をやっても膨大な復習量をこなす勉強時間が必須です。
他塾ですとかなり高額な金額を払って、朝から夜まで缶詰で勉強させる塾もあるそうです。
その学習量をこなす生徒たちに勝つ必要があります。
しかし、ここでポイントなのが、「集中力」でもあるかなと思います。
どうですか?自分のお子さんが塾に行って、朝から晩まで集中し切れると思いますか?
まなびの樹では勉強量=勉強方法✖️勉強時間✖️集中力、と考えています。
いくら勉強量を増やしても、集中していなければ意味がありません。
上の空で先生の話を聞く、適当に答えを書く、適当に覚える、このような勉強をしていても意味がありません。。。
仮に勉強方法が同じだとして、時間が倍、集中力が半分だとすると同じアウトプットです。
勉強時間8時間✖️0.5=4
勉強時間4時間✖️1 = 4
実際はこんな単純なことではないですが、だらだらやっても意味ないと思ってます。
長時間勉強は勉強をやった気になるだけで集中力が伴わなければ結果はついてきません。
まなびの樹でも7時間は勉強できる環境がありますが、よっぽど高いモチベーションがなければ勉強し続けられる生徒はいないと思っています。
休み休みやりつつも5時間勉強できたら褒めてあげたいと思っています。
でも、残念ながら1日5時間だと本来網羅しなければいけない学習内容は網羅できません。。。
中1・2の5教科全範囲ですから。。。
◯夏の過ごし方のご提案
なので、ここは私の学生や社会人の経験を生かして生徒たちにはこう言っています。
「時間を区切って、場所を変えて勉強していけ」
私個人的には、1つの場所で集中力を保って勉強や仕事をし続けることができない人間です。
1箇所で集中できる時間は長くても4時間程度でしょうか。
3時間を超えてくると開始直後の集中力がないのは自覚できます。
社会人の時も、オフィスのデスクで作業をするのはせいぜい2時間。
それ以外は出先のカフェや、オフィスの近くのカフェなど、場所を移動して作業をしないと集中力が持ちませんでした。
学生時代も、図書館、塾、自宅、と場所を変えて1日12時間勉強してました。
なので、生徒たちにはこう言います。
午前:図書館 or カフェ 最低2時間 (宿題や思考系科目)
午後:まなびの樹 最低5時間 (先生に聞かないとわからない科目を中心に)
夜:自宅 最低1時間 (単語・漢字などの記憶系)
合計8時間勉強しなさい。
生徒たちもそれならできるかも?という感触があるようです。
八潮市には図書館や学習館という無料で勉強できる場所があります。
うまく活用しない手はありません。
1ヶ月の間この習慣が守れると単純に240時間は確保できます。
あとは実際に行動するしないは生徒次第です。
また、復習するにあたって、無駄にレクチャーの時間を設ける気はありません。
教科書や参考書を見返したら思い出せるのに、先生の話をわざわざ一から聞いているとそれだけで疲れてしまいます。
自分で復習できるところは復習してもらい、わからない点だけ補足していくつもりです。
時間は有限なので極力無駄なことに時間は使いたくありません。
結局勉強はアウトプットの量です。無駄なインプットは入りません。
◯まとめ
もちろん塾に缶詰になり学習し続ける方法もありです。
人がいないと勉強しない、というのもわかります。結局学習時間が伸びること自体は良いことです。
お金をどう使うかもご家庭次第です。
お子様の現状を見据えて、どう夏休みを過ごせば良いか、選択してもらえたらと思っています。