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2023.09.07
とき直しをしよう
中学生は夏休みが終わるとすぐに北辰テスト、中間テストと忙しいですね。。
運動部で例えると、テストは自分の今の実力を図る良い試合みたいなものです。
日々の学習が練習ですね。
部活だとなんで試合に負けたんだろう、勝てた理由はなんだろう?と一生懸命考える生徒たち(?)。
勉強でも同じぐらい情熱をかけてくれたらと両親たちは思っているはずです。。。
勉強も実は同じで、テストで良い結果が取れる、テストで悪い結果だった理由、それを明確にした方が伸びが早いです。
どの分野が苦手なのか、考え方が間違っていたのか、覚えるものを覚えていないだけなのか、どれぐらいの時間を勉強時間に使ったのか、分析し、的確に改善することが大切です。
そのためにも北辰テスト、実力テストなどのテストでは間違えた問題のとき直しをすることがとても大切です。
ああ、よかった、悪かった、ではありません。
せっかくの成長機会を逃すてはありません。テストを味わいし尽くしましょう。
ただし、そもそも勉強量が足りない子については、分析するまでもなく勉強量が足りない、覚えることを覚えていないことが多数なので、分析するまでもないです。。。
◯テストに向けての勉強
このルーティーンですが、テスト前の勉強でも実は同じです。
定期テスト前にはワークを最低3周しようと生徒たちには言っていますが、実は正しく1周していない生徒がチラホラいます。
それは、「ときなおし」をせずにできる問題だけ何度も繰り返す生徒たちです。
確かに、繰り返すことで記憶の定着を図ること自体はできます。
しかし、勉強=できないことをできるようにする、ということなので、できない問題をできようになるまで練習しないと結局できること、つまりは点をあげることができません。
できない問題があれば、その原因をしっかりと考えて、わからなければ先生に聞きましょう。
そのための先生です。学校や塾をうまく利用してください。
あれだけワークをやったのに!と思っても実はできない問題をそのまま放置していたら点数は上がりません。。
以前も書きましたが色々なプリントを学校からもらってもとき直しをしていなければ、結局実力は上がらないので思ったような点数を出すことはできません。
とき直しをしっかりやり、できるようになってからワークを繰り返しましょう。
なので、基本的にワークの1周目はとても時間がかかります。解き直しを含めて終わらせるのが本当のワーク1周目です。
◯まとめ
苦手なこと、できないことに取り組むのはハードルが高いですよね。。
やってもできない、と思いながら取り組むわけですから。
なので、自分自身の成長の機会なんです。
できないかもしれない?という状況からどう「できる」に持っていくか。
このプロセスを体得している人は社会に出てもどうにかなるか、という自信があります。
逃げ続けた生徒は大人になってもできないことから逃げるでしょう。
なので、学歴フィターはある程度存在していると思ってます。
苦手なこと=間違えた問題、に対してしっかりと向き合い、とき直しをしていきましょう。
親が「勉強したの?」と聞くのも良いですが、一歩踏み込んで「解き直しは終わったの?」とレベルの高い質問を子供に投げかけても面白いと思います。
人としての成長の機会を逃さず頑張って欲しいと思います。