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2021.07.08

中学受験に必要な勉強時間

私は個人的に中学受験をしたことがないのですが、親に確認したところ小4ぐらいの時に、周りに受験をする友達がいたそうで、「やるか?」と聞いたことがあったそうです。即答で「やらない」と言う回答だったそうです。サッカーに夢中の時期でしたし、遊びで一生懸命でしたので、勉強なんて眼中にない時期でした。。

 

Google等で調べると平均的に小学6年生にもなると受験をされるお子様は平日の自主学習時間が3時間、休日は6時間以上が一般的のようです。恐らく週2,3日は塾に通う形になるので、夜遅くまで勉強をする必要がある計算です。

小学生といえば遊びたい盛りの時期です。学習の習慣化がされているお子様であれば問題ありませんが、いきなりやろうと思うと、とてもモチベーションが続きませんよね。

◯大切なこと

そこで受験に向けて大切なことを考えてみました。

学習時間の確保

まずは1日のスケジュールでいつやるか、です。

脳の仕組みを考えると、朝に考える系の勉強をやり、夜は記憶系の学習をするのがおすすめです。朝に算数、夜に英単語や漢字の勉強、といった形です。

小学生6年生という年齢で一度に3時間の断続的な学習させることができないのであれば、朝に1時間、家から帰ってきて1時間、夜寝る前に1時間、と分ける等工夫するのも良い手だと思います。

朝強い子供、夜に強い子供、その子の性格に合わせて、是非、現実的な1週間の勉強スケジュールを立ててみると良いと思います。

大事なのは一度計画を立ててみること。立ててみて、実行してみて、ダメならまた考えて実行してみる。その繰り返しです。

必要な学習時間は統計上出ていますので、最低限必要な時間、と考え、もちろん調子がよければ3時間以上勉強しても良いと思いますが、まずはスケジュール上、勉強しなければいけない時間、を準備してみてください。

ただし、きちんと睡眠時間は確保することが重要です。
眠いと結局効率が落ちるだけでなく、身体の発達にも影響が出てきまい、将来的に大ダメージになりかねません。キチンとスケジュールの中に、何時に寝る、というのを書きましょう。参考までに厚生労働省は小学生は9−11時間寝るのが良いと言っています。

上手くスケジュールを立ててみてください。

 

息抜き

これが一番重要だと思います。
一番遊びたい時期に、勉強が大好きな生徒を除いて、恐らくストレスを抱えながら学習していくことになると思います。ストレスを抱え過ぎて爆発したり、喧嘩が耐えない家庭になったら元の子もないと個人的には思っています。よく中学受験をされる同僚から聞いたのは今にも殴り合いになりそうだった、という話を聞いたことがありますが、ストレスが原因なのは言うまでもありません。

また、学習意外の遊びを通じて将来に必要なスキルを学べる時期ですので、学習意外にも身体を動かしたり、お友達と遊ぶ時間を立てるとか、勉強だけにならないように調整しましょう。

やるべきこと(勉強)をやったら、やりたいこと(遊ぶ)をやる、です。
やりたいことをやったら、やるべきことをやる、でもいいです。

遊び過ぎないかどうかだけ親が見てあげて、うまくコントロールしてあげてみてください。

学習習慣の構築

当たり前ですが、今まで勉強をしてこなかった生徒に対して1日3時間の勉強をやり続けろ、というのはよっぽど子供にモチベーションがない限りは難しいです。

なるべく早く、学習する習慣、を作るべきだと思います。

最初は毎日15分でも良いです。習慣は3週間で構築されると言われています。

1ヶ月後に30分、2ヶ月後に45分、3ヶ月後に1時間できるようになれば、すごいと思いませんか?焦って続かないよりは毎日少しずつスモールステップで学習を進めていく方が子供も親もストレスになりづらいです。

学習習慣を早く身につけることが、今後の学習人生においてもとても大切だと考えています。

親が努力を褒めてあげること

私も肝に銘じているのですが、子供の努力を認めてあげてください。成果(点数)ではないですよ。

あるアメリカの研究でも、成果を褒める生徒は途中で学習をやめてしまったり、成果に嘘をついたり、成果が出ない時に極度のストレスを感じるそうです。一方、努力を褒められた生徒はまたやろう、また褒めてもらおうと思い、継続的に取り組みができる、という研究結果が出ています。

遊びたい時期に頑張って勉強しているだけでも私はすごいと思います。その褒めるポイントを頑張ったところを褒めてあげることが、子供にとって親に認められた、と感じられる、嬉しいポイントになります。

どうしても成績が出ない、周りと比べてしまう、とイライラしてしまうこともありますが、前回に比べて勉強時間が伸びたね、頑張ったね、等点数が出なくても良いところを見つけて褒めてあげることが学習継続のコツです。成果に対してポイントをおくと、子供にとってストレスになり、爆発の原因になってしまいます。

テストの点は確かに気になりますが、正しいプロセスを踏んでいれば成績は伸びていきます。まず定量的に測るならば、学習時間を測るほうをお勧めします。正しく勉強時間を確保できているのに伸びていないのは、集中して取り組んでいるか、無駄にわからない問題に取り組み過ぎているか、が考えられますので、そういうことがないかを確認していきましょう。

子供は親に頑張っているところを褒めてもらいたいものですが、どこを褒めるか、は考えてみてください。

◯最後に

以上、言うはやすし行うはむずかし、ですが、大切なことだと思って頑張りましょう。
まなびの樹では上記を意識しながら子供たちを指導していきます。
特に1日のスケジュールはタイミングを見て子供たち自身に作ってもらう予定です。

ポイントは子供が作る、ということです。自分で決めたスケジュールであれば、押し付けられたものよりはやる気になります。

また、受験勉強意外にも色々と学べる大切な期間でもあります。スケジューリングは難しいですが、子供のやりたい習い事や友人との遊び時間は確保してあげてください。大人になった際に必要な非認知能力を育てることも立派な「まなび」です。

受験は数年がかかりの大型プロジェクトです。一喜一憂せずに、コツコツと頑張っていきましょう。

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