同じ点数でも中身が違う まなびの樹 まなびの樹

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2023.06.05

同じ点数でも中身が違う

草加の中学校はまだまだ1学期の中間テストがあります。

今年の春に入塾してくれた子が先日中間テストを終えています。

 

数学に関しては過去最高得点を獲得してくれましたが、ケアレスミスで数問間違えていたので、生徒・先生ともに惜しい〜と悶絶してました。せっかく上位組の仲間入りができそうだったのに。。

また、課題の科目も明確になったので、期末テストに向けてもしっかりと準備をしていきたいと思います。

 

◯額面の点数

さて、今回言いたいのは同じ点数でも中身が違う、ということです。

同じ80点でも、頑張った!と言える時と、おいおい足りないよ、という時があると思いませんか?

その差は、テストの難易度とテストに向けた準備の差です。

 

お母さん達に注意喚起です。

数字だけ見て、上がった!下がった!と言っているうちは子供のやる気を引き出すことはできませんよ。

営業などの仕事で数字だけ見て君は頑張った!と言っている上司に誰がついていきますか?

ちゃんと仕事内容とその営業マンの頑張りを評価しないと良い関係は気づけません。

 

同様に、点数だけでなくきちんと平均点や順位を確認して、テストの難易度や、今回のテストに向けて子供がどれだけ頑張っていたのか、ここまで確認した上で評価してあげて下さい。

 

・テストの難易度

先生方も色々と試行錯誤をしながら問題を作っています。

毎回試験範囲や難易度を調整しています。

そのため、同じ科目でも点数が良い時もあれば悪い時もあると思います。

その際に大切なのは「平均点」を確認しておくことです。

点数が下がっても平均点が下がっていればおそらく難易度が上がっていたと推察できます。

できなかった〜と思った時は実は周りの生徒もできていなかったり、

できた〜と思っても実は周りの生徒もできているので、順位や偏差値が上がらなかったりします。

 

先生悪かったよ〜と落ち込んでテスト結果を報告してくる生徒もいるのですが、

必ず平均点は?と聞きかえしています。

 

平均点との差を評価基準にするのは如何でしょうか。

 

・テストに向けた準備

わかりやすいのは学習量です。いわゆる勉強時間ですね。

前回は1週間前からやっていたのが、今回は2週間前からやっていた。

今回は塾にも行っていた、等々前回との差を見てあげてください。

塾に行っていても、復習から始めている場合はすぐに成績が上がらないので覚悟して下さいね。今までサボっていた分を1,2 ヶ月で埋めるマジックは存在しません。

復習から始めた場合、どんなに早くても3ヶ月はかかると思って下さい。

本当の成果は翌学期からです。

 

そして、学習量があるのにあまり伸びていない、という場合はおそらく勉強の仕方が間違っています。

勉強は知らないことを知る、できないことをできるようにする、が勉強です。

知っていることを何度もやっても伸びはしません。

わからないことをそのままにしている可能性が高いです。

その場合は学校の先生や塾の先生に聞くように促していきましょう。

 

◯まとめ

まなびの樹では2週間前から毎日通塾するように言っています。

わからないことを教えているだけでなく、そこで、どれだけの勉強量をどういう勉強の仕方をしているか、見ています。

今のままだとこれぐらいの点数が取れそうだな、というのもわかっていたりするので、お母さん達には報告してます。

 

是非1回のテストの点数だけで一喜一憂するのはやめましょうね。

意見を言う際も正しく情報を掴んでコメントしていきましょう。

 

テストを受けるのは生徒達で、誰も悪い点を取りたい、と思ってやっている子は来ていません。

どんな結果でも、そこで反省をして次に生かしていけば成績は伸びていきます。

 

正直に言いますが、生かさない子は、あまり伸びません。

そういう子はあまり人の意見を聞かず自分流を貫きます。

もったいないなぁと思いながらもこういう子は言っても無駄なので、自分のやり方は間違っているのか?と思うまで我慢しています。

自分で試行錯誤することが本当の意味での学力につながると思っています。

 

八潮市はこれから1学期の期末テストですね。

自分のベストを尽くして頑張りましょう。

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