ブログ BLOG
- 新着記事
- 成績が伸び悩んでいたらやること
- 2024年第2回英検合格者
- 2024年度2学期中間の成績
- 高校生の勉強の仕方
- 天才はいるけどいない
- 2024年度1学期の成績
- 英単語の覚え方:とにかく声に出して読む
- 目標(志望校)を決める重要性
- 【定期テスト対策】 数学については確認テスト
- 欲がある子は伸びる
- カテゴリー
- まなびの樹の教え方(172)
- イベント・お知らせ(12)
- 小学生向け勉強方法(89)
- 中学生向け勉強方法(145)
- 高校生向け勉強方法(46)
- 英語学習方法(32)
- 学童保育について(17)
- 高校受験情報(9)
- 生徒・保護者の声(4)
- 成績・合格実績(19)
- 大学受験情報(3)
- アーカイブ
- 2024年11月 (3)
- 2024年07月 (3)
- 2024年06月 (5)
- 2024年05月 (13)
- 2024年04月 (3)
- 2024年03月 (8)
- 2024年02月 (9)
- 2024年01月 (11)
- 2023年12月 (8)
- 2023年11月 (5)
- 2023年10月 (13)
- 2023年09月 (13)
- 2023年07月 (14)
- 2023年06月 (23)
- 2023年05月 (20)
- 2023年04月 (16)
- 2023年03月 (4)
- 2023年02月 (3)
- 2023年01月 (2)
- 2022年12月 (3)
- 2022年11月 (1)
- 2022年09月 (4)
- 2022年07月 (3)
- 2022年06月 (1)
- 2022年05月 (4)
- 2022年03月 (8)
- 2022年02月 (6)
- 2022年01月 (5)
- 2021年12月 (3)
- 2021年11月 (13)
- 2021年10月 (16)
- 2021年09月 (6)
- 2021年08月 (6)
- 2021年07月 (29)
- 2021年06月 (4)
2023.07.18
言語は語彙力+文法
八潮市の中高生は期末テストも終わり、ホッとしてすっかり気を抜いて勉強しています。。。
何度も言いますが、他人が休んでいる間に頑張るから人に追いつき、抜けるのです。。。
気を引き締めるように声がけはしていますが、なかなか灼熱の部活で体力を削られ、身が入っていない様子です。
そんなこんなで、数理社の成績が伸びてきた生徒たち。
いよいよ英国を伸ばす時期になってきます。
◯言語の伸ばし方
国語はもともとある程度できていて、英語は大嫌いだった先生です。
国語ができた理由は、ありきたりですが、小学生の頃から本が好きだったこと+漢字は頑張って書いて覚えたこと+わからない言葉は調べる癖があったことだと、英語ができるようになってから気づきました。
言語は文法+語彙力が大切です。
この基本があってから文章読解を行うことで実践力がついてきます。
国語の場合、第一言語ということもあり、なんとなくの文法、なんとなくの語彙力があるため、なんとなく点数が取れるものです。
でも、なんとなく読んでいる間はなんとなくの点数しか取れません。
点が上がらない子ほど文章をなんとなくしか読んでいません。。。
答えは問題に書いてあるのが国語なのですが、見つけることがなかなか難しいようです。
国語、英語も共通しています。
まず第一に語彙力です。言葉の意味がわかっていない生徒が多数です。
私が英語が苦手だった理由はここです。今思えば英単語を覚えていなかったからです。
語彙が分からなければ文章が読めるわけがありません。
その次に文法です。言葉の意味を覚える、言葉の使い方を覚える、です。
最低限教科書に書いてある言葉は覚えることからです。
生徒の中にも文法はかなり覚えているのに単語が分からず点数を落とします。
なので、可能な限り文法を学習する前に必ず単語をチェックする、練習する時間を作っています。
単語を覚えてきてね、と言って覚えてきてくれる生徒は中々いません。。。
エビングハウスの忘却曲線の観点からも、毎日5分でも語彙力を上げる学習をしてもらうととても効果的なのですが、中々実践してくれない生徒が多いのが悲しいところです。
◯精読、音読で弱点発見
英語・国語ともに、何ができて、何ができないか、は精読や音読をすることでわかります。
上手く読めない、上手く発音できない箇所は何かしらわかっていない可能性が高いです。
文章を一つ一つ丁寧に追うことで自分が何がわかっていないのか、確認して、その上で調べ理解していくことが大切です。
語彙なのか文法なのか、理解できたら、不足箇所を埋めていきましょう。
語彙が問題ならば、正直自分との戦いです。
塾でやっても良いのですが、自宅で毎晩やったほうがよっぽど効率的です。
文法は基本的には教科書やワークに説明が載っていますが、理解できないならば学校や塾の先生に聞いて理解する必要があります。
そして、理解するだけでなく、実際に自分で解けるかワークや問題集を使って解いていきましょう。
十分に文法と語彙がついてきたら普通は質問箇所の前後しか読まない、という子も練習する時はしっかりと文章を読む訓練をしていきましょう。
教科書の全訳から始まり、初見の問題を読み解く練習を少しずつしていきます。
読み解き方は、国語も英語も結構同じです。今思えば、本当に。
語彙や文法が固まっていないのに長文読解をやってもおそらく自信を無くすだけなのでやめておいた方が良いです。
北辰テストに関しても、文法や単語が足りない状況で受けても良い点数が取れるわけがありません。
素直にお母さんががたには諦めてほしい、と言っています。
初見の文章を読み解く力は結構な力が入ります。
◯まとめ
国語・英語ともに言語で大切なのは語彙力+文法です。
文法だけでなく、語彙もしっかり勉強していきましょう。
文法は人に教わらないと分からない時もありますが、語彙を覚えることは自学でできる勉強です。
毎日しっかり語彙を鍛える時間をとっていきましょう。
国語も英語も一度文法と単語が固まってくるとおおコケすることがなくなる科目です。
数学・理科・社会は嫌いな分野が出てきた際にこけることがありますが、国語英語はおおコケすることはあまりありません。
上がってきたら下がることはよっぽどのことがない限りない科目、と考えています。
逆説的ですが、必要な語彙、文法が身に付くのも時間がかかるので、少しずつしか伸びないかなと思っています。
なので、学習していく自信がついた生徒たちから少しずつ国語や英語を勉強してもらうのは早ければ早いだけ良いかなとは思います。