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2023.09.14
「人を動かす」を子供向けに考えてみる
子供が中々勉強しないんです、ということは子供を勉強させたい、というのが親の願望です。
人を動かす、は本当に難しいですよね。。。
営業マンだったころの話ですが、営業マンって実は社内や社外の人の力を借りないと何もできません。
お客様に提案したいのに、提案するものは誰からの力を借りないと提案できませんでした。
唯一できるのは自分の時間を使って良いシナリオを描くこと、お客さんの話を聞くこと、わかりやすい説明資料を作るぐらいでしょうか。
あとは誰かの力を借りないと何もできませんでした。そのため人に動いてもらわないと良い提案もできませんでした。
どうやったら社内、社外の人たちに「期限まで」に「自分の求める質の仕事」を「やってもらえるか」を考えて動いていました。
おかげさまで社内で1番の大型案件を取ったり、新商品を社内で一番早く販売したり、色々なお客様を担当させていただきました。
数々の失敗を経て、一端に協力をいただけるようにはなっていた気がしますので、今回はその内容をまとめてみます。
◯人に動いてもらうために何をしていたか
そもそも、あなたはどういう時に動きますか?
何かやりたい!という「欲求」と、あれはやりたくない!という「恐怖」から動くことが多くないですか?
私はそうです。
と言うことは、相手がどういうことをやりたいか、という「欲求」と、何が一番困るのかという「恐怖」を考えていました。
どういう状態になったら嬉しくて、どういう状態になったら嫌なのか、ここをまず抑えることが重要です。
それは一人一人の立場によって異なります。
経営層だと、業績を伸ばして出世したい、失敗するのが嫌だ。
部長層だと、実績を作って出世したい、失敗するのが嫌だ
現場職だと、楽をしたい、部長に怒られるのが嫌だ
みたいな立場や人柄によってニーズが異なります。それを抑えることが大切でした。
この欲求は仕事だけでなく、プライベートのニーズを満たすことでも良いと思いました。
仕事は早く終わらせてプライベートに時間を割きたいという欲求、終電まで仕事をするという恐怖、という具合です。
この要望を踏まえて声がけをしていきます。
同じ商品を提案するにしても、言い方が変わります。
この商品を使うと、業績が上がります(出世できます)、実績もあります(失敗しません)
この商品を使うと、社内での実績が上がります(出世できます)、実績もあります(失敗しません)
この商品を使うと、業務が楽になります(楽になります)、部長も良いと言ってます(怒られません)
立場や相手の性格などで何がメリットになるのか考え続けていました。
これに気づくまではただ単に自分や会社の言いたいことを言っていた気がします。
言ってみてダメだった場合、この商品の良さをわからない人が悪い、とか、
商品の良さを伝えられない自分が悪い、とか、
相手の存在を無視した自分本位の提案をしていました。
これでは相手の欲求を満たすことはできないですよね。
また、注意点もあったりします。
それは各々のお客様が今までやってきたことを「頭ごなしに否定しない」ということです。
お客様はお客様なりに立場があり、考えがあり、行動してきた結果が今にあります。
それを最初から否定をしてしまうと今までのお客様を否定してしまい、
当然、否定されたお客様は聞く耳を塞いでしまいます。
商談の最初の数分で勝負が決まってたりするのは最初にお客様を否定して地雷を踏んでいる場合です。。。
踏んでしまうと後の時間は本当に無駄です。相手は聞く気がありませんから。
いかに否定をせずに、商品を使うとより良い未来が待っているのか、それをお伝えします。
このニーズを踏まえた上で、どうして欲しいのか、より具体的に話をします。
「なぜするのか」→「いつまでに」「誰に」「どのような内容を」「どういうアウトプットを期待しているか」等々を伝えて行動してもらいます。
アウトプットのイメージの共有をしていないと残念な結果になるので数字を使ったり、より具体的に双方のイメージが合うようにします。
そのために資料を作ります。口頭だと忘れてしまいますから。。
逆はダメですよ。動いてくれません。
あくまで一例ですが「人を動かす」ために色々と考えて行動する必要があった気がします。
では、今の話の「お客様」を、「子供」に置き換えてみてください。
子供の「欲求」と「恐怖」を理解してますか?
頭ごなしに行動を否定してませんか?子供の行動を認めてますか?
子供が勉強しない!と言う前に、子供を動かす声がけ、できてますか??
子供を動かせない=自分が悪い、という考え方できてますか?
状況を変えるには自分が変わるしかありません。
人を変えることはできませんが、人を動かすことはできないことではありません。
◯まとめ
子供が動かない、と悩んでいる親御様がいたら、ぜひ一度「人を動かす」「7つの習慣」という本を読んでみてください。
営業や自己啓発に関する本は少なくとも100冊以上読んでます。
この2冊が起点となって自己啓発本が作られている気がします。
それぐらい昔からの良本ですが、いまだに実践仕切るのが難しい本です。
どうやったら子供が動いてくれるのか、自分自身はどうなのか、参考までに読んでみて実践してみましょう。
まなびの樹では、子供たちの話をまず聞きます。
宿題をしない、勉強をしないには子供たちにも必ず理由があります。
そもそもやる気がない → 勉強する理由が本人にはないので目標を決めることから始めてもらいます。
部活で疲れて寝てしまう→勉強する気はあるので、体力が付くのを待つか、よく寝ることを提案します
そもそもわからないから→宿題の出し方が悪かった、説明が悪かったと猛省するパターンです。
あくまで例です。
私個人もまだまだ試行錯誤中なので偉そうに言えませんが、参考程度に読んでいただけたら幸いです。