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2023.09.21
9月の北辰結果
先週9月の北辰テストの結果が返ってきましたね。
今回のテストは夏休みの学習の成果が問われる内容です。
この夏にどういう過ごし方をしたのか一発でわかります。
部活引退後から走り出す生徒も出てくるので、実は偏差値をキープするのも苦労し始める時期になってきます。
ライバルが伸びれればその分偏差値は上がりづらくなる時期だからです。
結局は、点数が取れる=理解している範囲が増えていれば問題ないのですが。。
北辰テスト、入試テスト、ともに言えるのは、得意な範囲が出るか・出ないか、で多少は点数のブレがあること。
などうしても2,3回のテスト結果を見てみないと真の実力はなんとも判断できないのですが、夏の過ごし方によって大きく差が出たのでご紹介です。
◯伸びた子・伸びなかった子
どういう過ごし方をすると伸びていたのか紹介です。
ちなみにほとんどの受験生が通いたい放題で午後からほぼ毎日来ていたのが前提です。
・伸びた子
まなびの樹に午後はずっと滞在して苦手教科・苦手分野の問題をひたすらやり込みます。
やる内容は復習メインなので教科書や参考書の解説をみながら思い出します。
自身の経験から先生が一から「この分野はこういう風に説くんだよね、覚えてる?」的な解説するのは時間の無駄だと思っているのでやりません。読めば思い出します。
勿論それでもわからないところは先生たちが補足します。
そもそも、苦手で理解できていなかった分野は教科書や参考書を読んでもわからないので勿論解説します。
あとは繰り返し演習を何度もやります。
理科、英語、国語の文法が特に課題だったので意識的にまなびの樹で勉強してもらいました。
得意な数学、社会は自分でも学習できるので、逆に午前中や夜に進めてもらっていました。
要は1日の学習量が最低8時間は毎日確保できていた生徒です。
結果この時期で3、5教科合計が偏差値で夏前と比べて5近く伸びています。
・キープできている子
伸びはしなかったけれど、落ちもしなかった生徒はどうだったかというと、アプローチは同じでした。
苦手科目を重点的にまなびの樹で取り組む、ということをは同じなのですが、自宅学習の量が伸びていなかった子達です。
あくまで勉強は塾だけで終わらせていた子は1日の学習量が4-5時間程度です。
午後ずっと滞在した子もいれば、午後来て、夕飯を食べに帰り、また夜に来る生徒もいました。
トータル4,5時間は勉強していた印象です。
・伸び悩んだ子
残念ながら落ちてしまった生徒もいます。
アプローチは他の生徒と一緒、勉強時間も1日の学習量が4-5時間なのですが、残念ながら「解き直し」をしない生徒です。。
問題集もやればいい、ということではありません。量をこなせばいい、ということでもありません。
勉強はあくまで自分で解けるようになること、が大切です。
問題集で間違える=自分の力で解けていない、ということです。
それをそのままにしておくことは、結局実力が上がりません。
なので、一度間違えた問題を何度も「解き直し」をする必要があるのですが、それを中々やってくれません。。先に進むことに注力していてやりっぱなしの勉強になっています。
・考え方
目標が高い子には1日12時間勉強しなさい、と言っていました。
現状と目標のギャップを埋めるのは「勉強すること」以外にありません。
でも、勉強の仕方は工夫が必要です。
1日に1箇所で学習し続けるのは集中力の観点から難しいと思っているので、朝、午前、午後、夕方、夜、夜中、という具合に1日をいくつかに分割して、それぞれどこで何を勉強するのか習慣化するように言ってました。
せっかくの夏休みでもあるので、ずっと勉強だけでなく、少しの息抜きもするように言ってます。
とにかく時間があるのでメリハリをつけることがとても大切だと指導しています。
ただ勉強量を増やしても集中力や勉強の仕方が間違っていたら伸びません。
◯まとめ
長期休みは1日の過ごし方によって結果が大きく変わります。
今回はその参考までに伸びた生徒、伸び悩んだ生徒の過ごし方を載せさせてもらいました。
次の長期休みでどう過ごすのか、その結果も明白です。
どうアプローチしていけば良いかわからない場合は塾をうまく活用しましょう。