理解度を測るには生徒が先生というスタイル まなびの樹 まなびの樹

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2021.06.28

理解度を測るには生徒が先生というスタイル

子供との会話で、こんなことないでしょうか。
「XXXの問題わかったの?」
「わかったよ!点数もよかったじゃん!」
「そうだけど、ほんとにわかった?(テストでも変な間違いしてるけど・・)」

 

確かに点数上は取れているように見えるのですが、本当に理解して、
正しい点の取り方をしているのか、疑問に思うことないでしょうか。
小学生や中学生の勉強では基礎が本当に大事です。
基礎がわかっていなければ、高校や大学に進んで学習する応用学習は
ほぼできないと考えて良いので、本当の理解が必要ですよね。

 

そこで、学習していくにあたり、知っておくと良い
「学習の5段階レベル」をご存知でしょうか。

 

参考URL
https://www.nlp.co.jp/000015.php

 

何か新しいことを学ぶには、以下のステップになると言われています。
1. まず何か、そのものを知る
2. 知っても中々使えない段階
3. 知ったものを意識しながら利用できるようになる
4. 最後は意識しなくても利用できるようになる
5. 最後は人に教えられるようになる

 

子供も学習に置き換えてみると、
例えば算数の足し算、引き算に直すと、、
1. 数を覚えて、足す、引くとは何かを知る
2. 知っても間違える
3. 先生や親と会話しながらあってるかを確かめる
4. 正解できる
5. 兄弟や親、お友達に教えてあげる
この流れです。
今回は足し算、引き算が例ですが他の勉強でも同じです。

 

そこで、冒頭の疑問のように、本当に理解しているのか?を確認するには
子供にその問題の解き方を教えてもらうことが一番です。

 

こちらから、教科書にあるように、こう計算するんだ!教える(ステップ1)よりも
どうやって回答まで辿り着いたの?教えてくれる?とか、
本当にあってる?どう考えたか教えてくれる?、と聞く(ステップ5)と
その子供が本当にどう理解しているのかが分かります。
ちなみに、理解に至るまでの確認作業は小テストが最適です。
何度も問題をやらないと確認作業にならないからです。

 

社会に出ても同じですが、何か物事を人に教えるには、
本当に理解していないと、人には教えられませんよね?

 

正しく理解していればそれがベストですし、間違った理解をしていれば、
それを教えてあげると効果的に問題箇所を特定、修正できます。
うまく説明できない生徒は、おそらく何かしらの原因があります。

 

また、一番良い学び方は友達同士で教え合うことがベストです。
親を相手に勉強するのも良いですが、子供同士の方がより、まなびの機会が増えます。
知識の学習を深めるだけでなく、相手のわからないところを探る、
相手に伝わりやすい話し方、高いコミュニケーションレベルが必要で、
まなべる機会になるからです。

 

社会人でも既に先輩たちは知っていることでも、
わざと新人に何かの調べ物をさせて、発表をさせるのと似ています。
本人にとっては大変ですが、発表するにあたり、
色々な調べ物や、理解をしないと大勢の前ではうまく発表できません。
うまく発表できると、当然その課題については自信を持って、
その他の人たち(社外の人)に説明できますよね。

 

まなびの樹でも、時間の許す限り、なるべく大人が教えるのではなく、
子供が子供に教える、という時間も取りたいと考えています。
学習の進度は少し遅くなるかもしれませんが、理解度の深度は抜群です。

 

 

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