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2021.06.29
英語の正しい学習方法
本日は英語の学習アプローチについて、です。
小学5年生から英語が必修化となり、一番影響が出ているのは実は今の中学1年生です。
学習過程が小学生で英語を学習していることが前提となったカリキュラムに移行しているからです。
予め準備をして中学生になった生徒は良いのですが、準備不足でいきなり新カリキュラムの中学一年生の授業をやっても、恐らく意味不明な状態だと想定しています。。
私も何を隠そう5教科で一番英語が嫌いでした。
学校の文法授業は退屈で、英会話も当時はなかったので、授業自体が苦痛でしかたなかった記憶があり、某大学受験の英語試験では寝た記憶があります。。
そこから、紆余曲折あり外資系に就職したため、英語が話せないとキャリア上不味いと気づき、頑張って勉強しました。
最終的には外国人の上司や同僚と英語を使ってコミュニケーションを取りながら仕事をするまでになりました。
そんな私が考える英語学習の全体像は以下だと考えています。
巷ではTOEICという試験があるため、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング、という点に注目されがちですが、単語、文法、そして音やリズムに関する知識や習得、という基礎がないと、実は英語が本当の意味で使いこなせません。
この基礎を「英語脳」と言い換えることもできます。
受験勉強とは少し違う別のスキルになりますが、社会で役に立つのと、最終的な英語能力にはこちらの「英語脳」を鍛えた方が良いです。
この全体像を意識しながら文法や単語、音についての学習をしていかないと、恐らく途中で飽きてしまいます。
語学の学習には最低1000時間が必要と言われています。
なので、仮に学校の英語の授業が週に2時間あっても、月に8時間、年に96時間、なので、正直残念ながら高校生になっても恐らく授業だけでは英語はできていないと思います。。
しかも、授業で実施する内容がどの分野の学習をするか、という意味でも総合的に改善していく必要があるため、やはり自分で努力する必要があります。
でも皆さん、大丈夫です。
英語は世界中の言語の中でも格別簡単だと言われています。
やればできます。
How are you ? と聞かれたら、日本人的には I’m fine. Thank you, and you? と条件反射的に答えられますよね?
(ちなみに、この受け答えはネイティブはあまり使わないそうです)
ここにヒントがあります。
何度も繰り返し練習したパターンは今でも使えます。
同じように、英語学習で大切なのはある程度のパターンを体に覚え込ませ、あとは単語を組み替えたり、難しい修飾節(不定詞、関係代名詞 etc)を加えるだけ、というパズルだと理解できれば簡単です。
あとはそのパターンを少しずつ増やしていけば、いいんです。そのパターンが日本語に比べて英語は少ないんです。
まなびの樹では、すららの教材をメインで利用していきますが学んだパターンが本当に身についているのか、文法を正しく理解しているのか、基礎の基礎からしっかりと対話をしながら、確認しながら進めたいと思っています。
子供にとっては退屈ですが、非常に重要ですので、理解してもらうことを大切に進めます。
その他の分野についてはまた別のブログにてどういう学習が良いかアップデートしていきます。お楽しみに。