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2024.02.06

わからない、と言うのは恥なのか?

学校や塾において生徒にとって一番勿体無い、と思うのは「わからない」と言えないことだと思っています。

 

学校や塾は基本的に何かを学びに来る場だと思います。

教え方や方法は先生によっていろいろあると思いますが、何かしらのインプットがされるはずです。

その際、当然受けてである生徒のレベルや理解度によって先生の言っていることが理解できる時と理解できない時があります。

ベテラン講師や長年教えている先生だとその子に合わせた説明の仕方ができることもあり、優れた能力だと感心します。

 

しかし、全てが全て理解できれば良いのですが理解できない時、どうしますか?

 

◯わからない、というのは恥なのか?

答えは簡単、先生に堂々と「わかりません」と言うことです。

あなたの説明では私は理解できない、と主張すべきです。

先生たちは生徒たちに勉強を教えることが仕事です。目の前の生徒がわからない、ということは先生の教え方が悪いということです。

真摯に反省してその子がわかるような説明をすべきだと考えています。

 

先生も言われなくても、生徒の顔色をみたり、練習の成果をみて理解できているかできていないかを判断することもありますが、言ってもらったほうが双方100倍早く問題を解決できます。

 

聞くはいっときの恥、聞かぬは一生の恥です。

 

学校の先生や塾の先生は使い倒した者勝ちです。

自分が理解できるまで聴き続けた人が勝ちです。

 

・最悪なのはわかった気になること

一番最悪なのはわかった気になること、です。

わかった気になっているのでそれ以上先生に聞くことはありません。

しかし、実際には理解できていないので練習では間違い、テストでも間違えます。

なんでできないんだろう?と思っても理解をしていないのでできるわけがありません。

 

・なんとなくで終わらせること

同じように不味いのは何となく理解できた、という状態です。

上記と同じように理解が中途半端なのでもちろんテスト結果も中途半端です。

平均点〜80点前後の生徒がこの辺りです。

テストは基本的に100%理解していたら100点が取れるものです。

しっかりと各分野の理解をして、身につくまで練習すれば良いのです。

 

・他のせいにすること

最悪は他責にすること、です。

先生の説明が悪い、教科書が悪い、ワークが悪い、問題集が悪い、と他に責任を求める場合です。

この場合、自分が主体的に何かを得に言っているのではなく、あくまで相手からよい情報を待っている姿です。

確かに良い授業をしてくれる先生がいれば一見良いかもしれませんが、勉強に対して受け身のスタンスなので、結局練習不足で身につかなかったり、教えてもらっていない分野が出ると先生に教わってない!と言って他責にします。

 

目の前の問題に対して、「どうやったらできるようになるだろう」と試行錯誤していれば、自分の足りないところは何か、何が理解できていないのか、考えるはずです。必ず他の人にどうやったらできるようになるのか、を聞いたり、読んだりすることになります。

 

成績が上がらないことを他のせいにしている間は成績はなかなか伸びません。

 

◯わからない、は何がわからない

また、残念ながら「わからない」と言えば何か魔法の方法を教えてくれると思っている生徒が多いのも事実です。

小学生に多いのですが、わからない、と言えば先生がかまってくれると思っています。

 

基本的に勉強は以下だと思っています。

・用語や意味を正しく覚えて理解している

・使い方やルールを身につけているか

どちらがわからないかを明確にしないとこちらも何を教えて良いかわかりません。

前者であれば、教科書を読んだり、辞書を調べれば自分で解決できます。

後者であれば、説明が必要ですが、どこまで理解できていて、どこから理解できていないのか、明確になっていた方がピンポイントで教えられます。

 

学力が高かったり、ベテラン講師の場合、このポイントをすぐに見抜けますが、そうでない場合、ある程度自分で相手に説明していく能力がないと問題に辿り着くまで時間がかかるのは事実です。

 

自分が早くできるようになるためにも、「何がわからないのかを知る」ということがとても重要です。

どうやったら知れるか、は自分で答えを解説できるかどうか、で判断すれば良いと思います。

ここまでは解けたけど、ここからは解けない、で良いと思います。

 

◯まとめ

学校の先生や塾講師のスキルとして「教え方」というのは多分にあると思います。

ベテラン講師であればあるほど教え方の引き出しが多いんだろうな、とは思います。

しかし、教えている内容自体は勉強としては長年変わっておらず、必ず教科書や問題集に載っている内容を説明していて、先生オリジナルの内容はほとんどないはずです。

多少、先生の教え方によって話し方が異なるとは思いますが、学ぶべき内容は同じです。

 

しかし、今いる場所での教え方に対してちゃんと質問をした上で理解できたのか、理解できなかったのか、これをしないで環境を変えても恐らく同じことの繰り返しです。

 

できる生徒ほど、自分はどこまでは理解していて、ここから理解できないので教えて欲しい、と言ってきます。

普段考えていない生徒は「わからない」の一言でそこから説明できません。そもそも言ってこないケースもあります。

そして成績が上がらない原因を他の要因にしがちです。

残念ながら社会に出ても同じだろうな、と思ってしまいます。

環境を変えれば良くなるはず、上司が変われば良くなるはず、同僚がいなくなれば良くなるはず、原因を他の要因に置き換えて終わりです。そこに成長はありません。

 

反面、講師側もさまざまな生徒に対して理解できる授業をしていかなければ、と身を引き締め改善すべきだと猛省すべき内容です。

講師側も成長する機会をもらったと思い日々これ精進です。

 

今回は「わからない」という問題に対しての取り組み方について意見させてもらいました。

「何がわからないかを言語化する」これが社会にでも必要な能力で磨いていく必要があるものと思っています。

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