語彙力の付け方 まなびの樹 まなびの樹

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2025.06.03

語彙力の付け方

最近、国語力が落ちたなぁと感じることが多い塾長です。

当該学年の国語の問題が解けない生徒が増えています。

まだ仮説ですがおそらく活字離れがその原因だろうと思っています。

最近、動画を見たりやゲームばかりしている生徒が多いからです。

 

語彙力は本当に国語だけでなく英語においても大切になってきます。

英語を学習させたい!と思う我々世代ですが、英語の前にまずは母国語を話せるようにならないと最終的に伸び悩みます。

英語も大切ですが、その前に母国語をしっかりと使えるようになりましょう。

 

そこで、今回はどのように語彙力をつければ良いかご提案です。

簡単にできるものもあるので是非取り入れてみてください。

小学生から高校生まで共通していると思います。

 

◯語彙力の付け方

・ゲーム

ゲームといっても何も入りません。しりとりや、連想ゲームなど、電車や車の中で遊べるゲームです。ゲームの中で様々な言葉を覚えていくことができます。このとき、大人から色々な新しい用語を使って子供が知らない単語を教えてあげてください。子供も知らない間に楽しみながら使える用語が増えていきます。

 

・テレビでニュースを見る

最近テレビを見ない、という子供たちも増えてきていると思いますが、テレビのニュースでは様々なニュースを報道しています。その中に子供達が知らない用語がたくさん入っています。どういうこと?と聞いてきたらしっかりと教えてあげましょう。ポカーンとしていたら、今の言葉わかった?と話を切り出して教えてあげましょう。大人が知らない時は、大人がまずは勉強しましょう。

 

・本を読む

王道ですが本を読むことです。ただし、子供のレベルに合わせて、絵本、漫画、小説、など少しずつレベルをあげて行きましょう。

子供が本を読まないのは、手に取った本が難しすぎるからです。

大人でも最初の数ページでわからない用語がたくさん出てくると読む気になれませんよね?まずはその子にあった本を手に取りましょう。

そのため、一緒に本屋さんに行き、子供に本を選んでもらいましょう。

大人がお勧めするのはNGです。

やったことがあるけど結局読まなくて、、と思ったらその時手に取った本が結果的に難しかった、ということです。

最初から成功したら苦労しません。子供だって最初から読み切れるかどうかなんてわかりません。

何度か挑戦してみてください。

 

・日々の大人との会話

日々の会話で子供にとって少し難しい単語を使ってみましょう。

社会人生活の中で東大出身の上司と会話をしていたら語彙力がやはり違うと感じたことが多々ありました。

東大出身の親御さんの子供は東大に入りやすいと聞いたことがありますが、日々の会話の中での言葉が明らかに違いそうだなと思っています。

もちろん他の要素も多分にあると思いますが、勉強しなくても日々の生活で語彙力が磨かれれば、それだけ有利になるのは自明の利です。

子供に語彙力をつけて欲しいと思ったら、親御さんも是非語彙力をつけて使う言葉を増やしてみてください。

 

・語彙力をつけるドリル

受験など差し迫ってきた場合は語彙力をつけるドリルもありといえばありです。

正直辛いと思いますが、受験という目的のためにやらざるを得ないかなと思います。

 

◯必須道具

それは国語辞書です。大人でもうまく説明できない用語も全然あると思います。

そうした場合、辞書を用いれば言葉の解説が載っています。

辞書に書いてある説明がわからなければ、その説明にある用語をまた調べます。

辞書をよく引く生徒で国語が苦手な生徒を見たことがありません。

これは英語でも一緒です。わからない言葉をそのままにしない、というのが語彙力を上げるためにはとても大切です。

辞書が手元にないご家庭はすぐに用意し、わからなければ辞書を引く、という習慣を子供に教えましょう。

 

デジタルが良いか、アナログが良いか、議論がありますが一長一短です。

気になるなら両方持ってください。

塾長的にはアナログで引くことをお勧めしてます。

簡易的に調べるならスマホで、勉強中にしっかり調べるならばアナログで、など使い分ければ良いと思っています。

 

◯まとめ

過去にもブログに色々と書いていますが、本日は語彙力の付け方について再度まとめてみました。皆様の参考になりましたら幸いです。

 

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