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2021.07.15
夢中になれる、続けられる=才能の芽
大谷選手がMLBのオールスターに出場しましたね!日本人としてとても誇らしいと勝手に思う出場でした。
大谷選手にとってプロでの初めてのコーチだった黒木選手がテレビで、「大谷選手は本当に野球が大好きで、紳士に向き合う選手だった」とコメントしていました。
そのコメントを聞いて、今回のブログを書こうと思いました。
「好きこそものの上手なれ」「努力し続けられることが才能である」どなたか偉い方のお言葉です。
大好きなものであれば、人は続けられます。
子供ってすごいですよね。色々なことに好奇心を持って、試してみます。
失敗や成功、そこから何かを学んでまた次に進みます。
ただ、ある時、どうしてもできない、上手くいかないことにぶち当たって、挑戦するか、やめてしまうか、選択を迫れる時がくるはずです。
それでも挑戦し続けられること、それこそがその子にとっての才能です。
「天才は1%のひらめきと、99%の努力」 by エジソン
「才能は何かと問われれば、続けることだ」 by羽生善治
壁にぶち当たっても、続けられるもの、諦めないもの、が見つけられたら、それはとても幸せなことです。
全力でサポートしてあげてください。
ちなみに私の才能は「本を読むこと」「運動すること」「論理的に考えること」だと思ってます。40年も生きていると一種の癖なんじゃないかと思えます。。
◯才能の見つけ方と生かし方
正解はないと思いますが、その子が何に興味があるのか、好きならばなぜ好きなのか、何が得意そうなのか、この辺りを掘り下げていく必要があります。
小さい頃から興味の赴くままに、色々と体験・経験をさせてあげるのが早く才能を見つける方法です。時間を忘れてやり続けられる、何か選択肢を与えた場合に、一番最初にやりたい!と言ってくるもの、それが「才能の芽」です。
色々とやらせてみると、自然と得意なこと、子供としても楽しく続けられるものが出てきます。子供自身も、何となく、これは得意だな、ということが分かってきます。
あとはその得意なことを伸ばしていけば立派な「個性」であり、「才能」になっていきます。
本当に一つのことのみに没頭できるのであれば、強烈な才能だと思いますし、才能を2,3個持っていれば、将来一つを諦めた時も他の才能でカバーできたりするので、どちらも良いと思います。
勉強の時もそうですが、結果ではなく、努力に目を向けてあげてくださいね。くれぐれも何でも一番でないと、というようなやり方をすると、途中で成果が出ないとやめるようになってしまいます。
また、どうしても、親の目線でみると、将来に役立ちそうな「習い事」を子供にやらせたくなる気持ちが出てしまいますが、子供が続けられない、嫌嫌やることであれば才能にはつながりません。続けられないのであれば、時間とお金の無駄ですので、他に才能がないか、チャンスを子供に与えてみては如何でしょうか。
◯他の子供と比較はしない
勉強もそうですが、親の口からは決して他人と比較をしないことをお勧めします。
子供でも自分で他のお友達と比べることはしています。そこに輪をかけて、親から比較を受けると、天狗になるか、自尊心を傷つけられるか、どちらにしろ良いことはありません。親が褒めるのは、あくまで努力した部分です。
以前も書きましたが、結果に対して周りが褒めると、次回以降子供はやる気をなくしていく、という研究結果が出ています。結果について言うことはとても簡単なのですが、本当に伸ばそうと思ったら、努力したことについて、評価してあげましょう。
◯まとめ
何が得意そうか、は自分よりも周りの人から言われたほうが気付きやすいです。
まなびの樹では色々な体験をしてほしいと考えていますが、その子は何が好きなのか、何が得意そうなのか、という観点でも子供を観察し、本人や親御さんにコミュニケーションをとっていこうと思います。
勉強もあそびも、続けることができるものが「才能」と考えています。
子供が夢中になれるものを見つけてあげる、気づくヒントをあげる、それも立派な教育だと考えています。