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2021.07.21
計算処理速度は大切
小学生低学年の算数というと、今後の数学につながる基礎を身につける重要な時期になります。
やっている内容としては、足し算、引き算、掛け算、割り算、時計、図形の基礎、こういう内容です。
算数が苦手だな〜という方々は、ひょっとしたら計算が面倒なだけの場合があります。
内容自体は大人から見るととても簡単なレベルだからです。
◯算数の基礎の大切さ
この基礎作りは他の学習にも影響する重要なものです。
なんと言っても「計算」が必要なもの全てに影響するからです。
この計算が苦手・遅い場合、いわゆる処理能力が遅いので、本来やるべきことに時間を割けなかったりするので大変です。
ご存知の方もいるかと思いますが、東大生の3割は小学校低学年の間に「公文式」をやっている、というデータがあるそうです。
東大生曰く、計算処理が早いので、当然問題を解くスピードも速くなり、こなせる問題も増えるという話です。限られた時間で解く必要のあるテストや受験ではあると良いスキルですよね?なるほどな、と思いました。
公文式の良いところは、徹底的に計算の量をこなすこと、こなす際に時間を測ることです。
言ってみれば計算処理の速度をあげる訓練を徹底的に行うのです。
何度も何度も処理を行うことで、例えば、10という数になる組み合わせが
1-9, 2-8, 3-7, 4-6, 5-5のパターンがあった場合、今までは指計算でやっていたものが、
いつのまにか暗算でできるようになり、いつの間にか瞬時に組み合わせがわかるようになる、等々段階的に処理があがります。
引き算の場合、掛け算の場合、割り算の場合、それぞれ繰り返し訓練することで、この瞬時に処理できる計算が増えていきます。
また、パターン処理が上手くなるので、分類や類推も速くなってきます。
結果的に何かの計算処理自体とても速くなるということになります。
計算処理自体はパソコンの話で恐縮ですが、CPUそのものです。
何か処理する速度が速くなるのに比例しますので、計算だけでなく、思考も速くなります。
これって、算数の話だけではなく、社会に出た際のスキルとしてとても大切ではないでしょうか。
それぐらい、計算速度というのは馬鹿にできません。
東大生の3割は公文式で計算力を高めた、というデータあるようですが、要は計算処理が早くないと東大の問題は解ききれない、もしくは時間がなくなる、ということだと推測します。
計算力、鍛えたいですよね。
◯底上げのやり方
では、どうやってあげるか、の方法はとても簡単です。
「繰り返す」ことです。
何度も何度も計算をしていくうちに、自分の中の型ができてきます。
・ドリル
・百マス計算
・ボードゲームの特典計算
・4桁の数字があれば、10になるように計算する
例:切符を購入した際にある4桁の数字、車のナンバー、4つの数字が出てきたら計算してみます。
・買い物のお釣り計算
・買い物の硬貨の枚数を一番減らすためにいくら払えば良いか計算
色々とありますが、日常の中で出てくる数字を使って、何度も計算をしてみると子供も飽きがこず、良いと思います。
計算ドリルは、子供としては、退屈になってくる可能性はありますが、タイムを競うことで飽きを防止できます。
とにかく何度も何度もやることで、計算は速くなります。
最初は1桁で、次に2桁の計算処理を速くできれば、3桁、4桁と増えていっても大丈夫です。2年生までの学習で瞬間的に2桁の算数ができるようになっていれば将来は楽になります。
◯まとめ
計算問題は行き着くと退屈な練習になりがちですが、将来的な成果にはとても重要です。飽きが来ないように、手を変え品を変え問題処理をしてもらいたいものです。
まなびの樹では小学生は毎回100マス計算をして自己ベスト更新を目指してもらっています。小6生で最速1分10秒です。低学年だと2分程度の生徒がいました。
小5生も最初は2分半ぐらいでしたら、今では1分半を切るようになってきています。
コツコツ頑張っていきましょう。