勉強は「やる気」と「仕組み化」が大切 まなびの樹 まなびの樹

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2021.10.18

勉強は「やる気」と「仕組み化」が大切

やる気がないなら辞めちゃえば?

本人のやる気次第だからしょうがかない。。。

何に対しても、そんなこと言ったことないでしょうか。

 

特に勉強に関して親が諦めがちなことなのではないでしょうか。

 

でも、考えてみてください。勉強をやらなくて良いもの、と親が考えているのであれば、
正直何も我々がお助けできることはありません。
塾は生徒か親御様のどちらかが勉強を頑張りたい、と思ってもらわないと意味がありません。
親がやる気のない場合、まさしく本人のやる気次第です。

親としてはやって欲しいのに、諦めとして発言しているのであれば要注意です。

 

自分に置き換えてみて下さい。
嫌なことがある場合に、やる気だけで立ち向かっていますか?
どうしても仕事や家事をやりたくない時、なぜやっているのでしょうか?

 

お金を稼がないといけないから、仲間に迷惑をかけるから、家族がいるのでやらざるを得ない、毎日やっているから何となく、何かしら理由があるはずです。

 

でも、学生の勉強自体はあまり自分以外の他人に直接迷惑がかかることがありません。
なので、本人にとって、「やらなければいけないこと」になっていないと中々やらないのではないでしょうか。

 

◯勉強をやる理由

その理由について家族で会話したことはありますでしょうか。

モチベーション自体は、前向きな「やりたいことがある」という理由と「やらないと悪いことが待っている」という後ろ向きな理由があります。

 

前向きな理由としては
・良い高校、大学に行って楽しい学生生活を送りたい
・良い大学に行って良い就職先を見つけたい
・親に褒められたい、認められたい
・友達に勝ちたい
・勉強が楽しい
等々

 

後ろ向きな理由の例としては
・親がうるさい、怒られたくない
・好きなものを取り上げられる
・お小遣いをもらえない
等々

 

色々な理由がありますが、大事なのは明確な目標があること、です。
自分の中でやらなければいけない理由がないと、やりたくないなぁと思った時にやる気を維持できません。
お子様が勉強している目的、何でしょうか?対話をしてみて明確にないと危険信号です。

この話自体は子供に聞いてみないと分かりません。
また、子供は話すことを嫌がるかもしれませんが、タイミングをみて是非話をしてみて下さい。

 

でも、怒らないでくださいね。。。怒ったらせっかく話そうと思った子供が心を閉ざします。そういう考え方なんだ、と一度受け止めて下さい。(自分にも言っています。なかなか難しい!)

 

◯仕組み化

また、そうは言っても毎日やる気に満ちているわけではないですよね?
思わずやってしまうこと、やらないと気持ち悪くなること、ないでしょうか?

 

そこまでいくと明確な理由がその時なくても何となくやっていることがないでしょうか。

所謂、「習慣化」できていることです。習慣化できていれば、誰から言われることもなく、何となくやります。
その時100%集中していないかもしれませんが、行動は起こしています。

 

勉強は「習慣化」することがとても大切です。
毎日勉強するぞ!勉強楽しい〜!という子がいれば素晴らしいです。
でも、現実的には毎日続けるのはなかなかハードルが高いです。

 

なので、いつ・どこで・誰と・何を・どうやって、を決めて、必ず実行するように周りがサポートできたらいいですよね。
子供も今までやってこなかったことなので、サポートがないと初日はやる気があっても3日経つと途中で挫折しがちです。
アメとムチをうまく使って3週間は頑張ってみて下さい。
習慣化は3週間で形成されると言われています。
3週間は何が何でもやり続けると、何となく続くようになります。

 

例)
・朝起きたらやる
・学校から帰ったらすぐに宿題をする
・夕食の前後にやる
・風呂の前後にやる
・寝る前にやる

 

◯誰しも最初はできません

勉強は最初は誰しもできませんが、勉強をし続けていれば誰でもできます。要はやるか、やらないか、だけです。
そこに、「やる気」と「習慣化」の仕組みを組み合わせることで、結果に早く結びつけることができます。

最初は5分で構いません。やり出せば5分以上なんだか何ででやっていると思います。

毎日机に向かいましょう。そして褒めてあげましょう。

今までやったことがないことに挑戦しているのですから。

勉強を始めた自分、子供を褒めてあげましょう。認めてあげましょう。

最初から結果がでるほど甘くもありません。でも、勉強した過程は褒めてあげるべき対象です。

 

 

◯まとめ

勉強は「やる気ー目標設定」と「仕組み化」で乗り切る、というお話をさせて頂きました。

両方ないと継続して学習をし続けられず、勉強量が伸びません。

勉強量が伸びていけば、本人としても理解が深まったり、自信が出てきます。

結果がでれば、更に伸びます。

習慣化は早ければ早い方が良いですが、遅くても始めないよりは今すぐ始めたほうが良いにこしたことはありません。

 

「アメとムチの使い方が親の腕の見せ所」です。
小さい頃からお子様をみていた親御様が本人にとってのアメとムチは何なのか、
よく見極めて使っていきましょう。

 

大丈夫です。子供はみんな天才です。
努力すればドンドン吸収していきますよ。

 

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