数学の伸ばし方 まなびの樹 まなびの樹

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2022.02.24

数学の伸ばし方

新設の塾にも関わらず、中学3年生の生徒たちが受験までの間、1-2ヶ月ほど来てくれました。
その間、生徒の頑張りもあり数学はテスト(過去問や公開テスト、実力テスト)の点数でいうと20点〜40点程度あげることができています。

 

 

どうやって?という所を是非ご紹介いたします。

 

 

○数学の成り立ち
大前提として、数学は四則演算(足す、引く、掛ける、割る、少数、分数)が基本中の基本です。
そこから、一般生活に必要な計算方法(時計、容積、速度 etc)、文字の式、関数に関連する所、図形、場合の数、と大きく項目が分かれています。文科省がこれを学年に合わせて小学校から高校まで学習要領をくんでおり、それに基づいて学校が生徒に授業を教えています。

 

そして、各分野は小学生の学習が基本となり、その上に、中学生、高校生の内容となっています。小学生の時に各項目で苦手分野があったりすると、漏れなく中学生でその分野が苦手になります。逆にその分野が得意な生徒は中学生になっても問題ありません。

 

小学生の間は基礎が大切、というのはこういう意味があります。
中学生になるとより問題が難しくなります。小学生の時は勉強ができたのに、、という話はたまに聞きますが、それは当然で難しくなるからです。小学生と同じ勉強の仕方をしていたら当然できなくなります。

 

なので、中学受験をしない小学生の生徒には得意分野を作るのも大切ですが、少なくとも苦手分野を作っておかない、というのが大切だと考えています。

※ちなみに、理科も実は計算問題が多いので計算は大切です。

 

 

○学習の流れ
上記のようなカリキュラムになっているので、まずは計算力から鍛えていきます。

算数・数学の基本は四則演算です。
四則演算ができなければ何をやっても難しいと考えてください。
計算の正確性が第一ですが、計算処理速度は早い方が良いのは言うまでもありません。
また、この分野の最大のポイントは計算の工夫ができるかどうか、です。
幾ら計算が早くても、少し工夫をすれば計算回数が減る、という工夫ができないと結局時間が掛かってしまいます。

その上で、文字の式→関数→図形→場合の数、というように分野を絞り各分野を必ずできるようにしていきます。
場合によっては中学3年生でも小学生の分野まで遡ってまなび直します。
先ほども言ったように、小学生分野ができていない子は中学生分野はできないからです。
特に図形分野は怪しい子が多い気がしています。

この順序は簡単で、公立高校受験で頻出の分野、及び配点が多い順です。
高校受験の場合大、問題1で基礎的な問題が出て50点近くの配分があります。なので、ここを満点で取れることが重要になります。
そのために計算力と文字の式ができる必要があります。その上で、関数と図形問題は必ず出ます。そして、最後にでるとしたら確率の問題、というのがお決まりパターンです。

なので、教え方もこの順序で行っています。
どんなに学校の勉強が進んでいても基礎計算が間違っていては意味ありません。
基礎計算ができていない子はまずはそこから取り組んでいます。

○正確性と速さ
四則演算ができ、少数、分数の計算も問題なくできれば、各分野に進んでいきます。
問題なく、というのは正確性と速さです。正確性は80-90%程度、速度も平均より早くが目安です。利用している教材の「すらら」が良いのはその点がすぐにわかるところです。
計算問題でこの2点がパスできれば大丈夫と判断しています。
もしできない場合、何かしらがわかっていない可能性が高いので、そこを再度学習します。

何が問題でできないのか、というのは問題と回答、回答方法を見ればわかります。
基本的にはほとんど以下のパターンです。

1. 定理や計算のルールを覚えていない
2. 計算ミス
3. 問題を正しく読んでいない

1の場合は、そもそもルールを知らないと問題は解くことができないので、すららや問題集の説明をみてもらい理解してもらいます。理解できない場合は先生も入ります。ここを聞かずに問題を解こうとする子がたまにいますが、無理です。青信号で進め、赤信号では止まれ、という交通ルールを知らずに横断歩道を渡ろうとする2-4才の子供と一緒です。ルールを覚えるために聞いて、正しく守れるか確認するために問題を繰り返し解きます。

2の場合は少し注意です。四則演算や計算方法が正しいかチェックする必要があります。
一人一人計算のクセのようなものがあり、間違えるパターンがあったりします。そこを直さないと毎回同じように間違えていたりします。暗算が得意な子ほどこの過程を省略しがちなのですが、複雑な問題は暗算はやめたほうが良いです。ノートに書いて、ノート上で確認する際に暗算を使うのは良いと思いますが、計算を間違いやすいので注意です。

3の場合も意外と多いです。時間を意識すると尚更です。これが1番厄介なのですが、読んだ気になる生徒も多いので、焦らずに問題をよく読むように指導するしかありません。せっかく計算ができても問題を読み間違えては結局間違えます。問題をしっかり読むことが1番大切、というのを理解してもらうまで言い続けます。

 

○まとめ
今回はたとえ数ヶ月でも本気で取り組んで貰えれば成績もある程度は上がる、という方法をお伝えさせていただきました。しかし、本来は各学年でマスターをしておきたいところです。日々の学習の積み上げをすることでより楽に、より上の高校や大学を目指せるようになります。
毎日5分からでも学習の習慣をつけていくことで、テスト2週間前からワークに取り組む、ということにならず、むしろ2週間前からは復習期間になる、という流れに持っていければと考えています。

千里の道も一歩からです。地道に少しずつ始めていきましょう。

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