小学生の間にやっておきたいこと 国語編 まなびの樹 まなびの樹

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2022.03.09

小学生の間にやっておきたいこと 国語編

まなびの樹でも来てくれる小学生が増えて来ています。
自分の娘も小学生のため、色々な教育に関する本を読む機会が増えているので少しまとめてみました。国語、算数、英語、そして脳科学的にお勧めの方法と4回シリーズでアップしていきたいと思います。
これをやらなければいけない、ということではなく、やると良いらしい、というスタンスで読んでいただけると良いかなと思います。

 

◯小学生の間にやっておくと良いかも 国語編
国語は日本人である限り、国語力が将来を左右するのは間違いありません。国語力があると円滑なコミュニケーションだけでなく、頭がいいなぁと思われたり、特だらけです。生活していく上で、まず力をつけるべき項目です。

そんな中お勧めは3点です。

 

・漢字
一つは漢字の練習です。ほとんどの小学校では漢字の宿題が出ていると思いますが、これをしっかりやることです。漢字がわからないと、本が読めなかったり、テストの点数が取れずに国語の苦手意識がついてしまいます。しっかりと宿題をこなすのと、定期的に漢字のテストをお家でやってみてください。

やってはいけないのは、無駄に何度も漢字練習をさせること。
書く作業はとても時間がかかりますし、子供にとっても辛いものです。覚えている漢字を書かせることこそ時間の無駄です。なので、テストをしてみて、できなかった漢字だけ書かせる方が効率的です。また、色々な音読み訓読みを覚えさせる意味でも、テストでは文字だけでなく、文章で問題を出してあげると良いと思います。
自分で考えなくても「漢字 プリント」で検索すると色々なプリントがネット上でも落ちていたりするので、便利です。

文字が汚い筆者が思うのは、焦らず書かず、トメ・ハネ・ハラウをしっかり意識しながら漢字を書いている子は字が綺麗です。字を綺麗に書く方法、は私もまだまだ研究中です。。良い方法があれば誰か教えてください。

 

・教科書の音読
こちらも小学生の定番の宿題ですが、とても大切です。
これは英語にも通じるのですが、音を出す、というのはとても大切なアウトプットです。

黙読ではダメなのか、というと無駄ではないのですが、音読の方がより効果的です。人間の脳はアウトプットすることで、本当の意味でインプットがされるものだからです。

そして、なぜ教科書なのか、というと、教科書には様々なタイプの文章が載っているからです。自分で選んだ漫画や小説でも良いのですが、どうしても自分で選んだものなので、ある程度の傾向が出てきてしまいます。将来的には小説文だけでなく論説や文学作品も読み解く必要が出てくるので、そういった文に慣れるためにも教科書が最適です。学校のテスト対策にもなるので一石二鳥です。

教科書には様々なお話が載っているので、意識しなくても色々なタイプの文章に触れることができます。自分の苦手な文章にも触れることができるので、子供にとって良い練習になっていくのです。10分は音読ができるように、話が短い場合は繰り返しやりましょう。

 

国語で大切なのは、構文や言葉の意味の二つです。特に構文は、主語や述語、その他の修飾詞。もろもろを読み解く、使いこなす力が必要になります。音に出して読み、可能であれば、文章同士の構成を意識して読むことで、自然と文章や単語の繋がりを読み解くことができるようになります。

日常的に国語を使っているので、日常生活で必要なことは子供の頃から身についているものですが、しっかりと文章を読む習慣は努力次第です。中学生になると音読なんてするわけないので、小学生のうちにしっかりと音読をすることをお勧めします。

言葉の意味については、親御さんから説明しても良いですし、国語辞典を引く習慣ができればもっといいですよ。

・会話
そして、もう一つ大切なアウトプットが会話です。
日々ご両親と話す会話を大切にすることでも国語力は磨かれます。
お子さんと会話の中で、例えば今日何があったのかという話をする中で、しっかりと以下のような内容が話せるとベストです。

・主語・述語が使えているか、
・接続詞(だから、つまり、したがった、しかし etc)が使えるか
・誰が、いつ、どこで、何が、何を、なぜ、どうやって、が会話内にあるか
・何と比べているか、
・たとえば、という説明ができるか

 

親やお友達との会話でも、xxちゃんの言っていることわからない〜となる場合、上記の何かが足りないからです。大人同士の会話でもそうですよね。会話の内容だけでなく、会話の仕方も意識しながらお子さんとの交流を深められたらいいですよね。

 

◯まとめ
今回は国語力を伸ばすお勧めの方法をまとめてみました。
本当に日々の積み重ねが出る科目です。英語もそうですが、言語は特訓したからすぐに伸びるというわけではありません。
やること自体は特段特別なものではありません。学校の宿題で出ている内容+αだと思いますが、しっかりと取り組むことで将来の国語力が決まってきます。是非毎日丁寧に取り組んでみてみてください。

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