小学生の間にやっておきたいこと  算数編 まなびの樹 まなびの樹

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2022.03.10

小学生の間にやっておきたいこと  算数編

小学生のうちにやっておきたいこと。今回は算数編です。

算数は以前にも書いた様に、パソコンで言うところCPUに当たるところです。頭の回転の良さにつながる科目なので、大切にしたい科目です。中学生になると、子供にとってはいきなり難しく感じるので、小学生の間にしっかりと基礎を身につけておくことが大切です。

 

◯小学生の間にやっておきたいこと  算数編
早い子だと足し算引き算のくりあがり、くりさがり辺りから理解できない子も出てくるかもしれませんが、小学校1年生から学校の授業が理解できていれば大丈夫です。授業が理解できていない様子だと、恐らく当該学年より前の学年の時にすでに何かが理解できていないまま進級してきてしまっていると思われます。

抑えるべきは以下の順序です。
・四則演算
・少数、分数の計算
・図形
・割合
・場合の数

もちろん、合間に時計の問題や他にも習うことがありますが、上記5つをきっちり抑えておけば中学生でもなんとかなります。

 

 

◯何をするか
・四則演算
兎にも角にも、最初にマスターしておきたいのは「足す・引く・かける・わる」の計算です。一桁同士、二桁同士、三桁以上と順序だって計算ができればOKです。有名なくもん式はこの計算をプリントを使って何度も徹底的に早く正確に解かせる練習をすると聞いています。確かに、四則演算が早くとければ他の思考系問題に多く時間を割けるのでとても効率的だな、と思います。

この計算系は様々なドリルや問題集があるので、それをお子さんに解いてもらって、100点に近ければOKです。途中順序だって計算できていなければ、恐らく計算のルールを守れずに計算ミスをしている可能性があるので、その点を教えてあげて、再度自分で解けるかを確認した方が良いです。時間があれば、回答時間も測るとより良いと思います。

・少数、分数の計算
四則演算ができたら次は少数と分数です。
少数の方が分数よりも子供にとってはわかりやすいと思います。
まずは数の概念を理解した上で、「足す・引く・かける・わる」の計算をします。四則演算の時と同様に様々なプリントや問題集があるので、自力で解けるようになるまで練習します。

意外と中学生になっても、分数の通分・通訳ができないお子さんが多い印象を持っています。また、分数の掛け算・割り算でも通分・通訳するタイミングを間違えて覚えると余計な計算をする必要が出てしまうので、早く計算できるやり方を覚えましょう。

小学生の間に徹底的に練習をして体に染みつかせると良いと思います。

・図形
学校で恐らく丁寧に教えてもらっているはずなのですが、三角形、四角形の種類から円・扇形、空間図形とそもそもの形や定義をイメージできていない子がいます。そういう場合は、必ず、本物の図形や形を作ったり、書いたり、手を動かして理解してもらうことが大切です。

三角定規、コンパスなどをフル活用して、色々と図形を書いてもらいましょう。
教科書を見たり、問題集の問題を解くだけ、先生の話を聞いた流するだけはダメですよ。
実際にノートや紙に図形を書くことが大切です。

・割合や比
恐らく小学生最大の難関です。
そもそも問題文を読み解く力、四則演算力、数字の関連を想像する力、様々な力が必要な分野です。様々な力がいるため、子供からすると「何がわからなくてわからない」かが、一番わからない分野です。

なので、一つ一つ確認が必要です。
まず問題の意味がわかるか、次に問題をイメージ化図式化できるか、を確認します。そして最後は計算がきちんとできるか、この順序でわかります。

特に2番目を飛ばして計算をし始める子が多いのですが、慣れるまでは大概間違います。。ちゃんと図形や絵を描いていかないと、何が元の数になるのか、比べられる数になるのか、間違います。。
この分野が苦手なだなぁというお子さんがいたら、一度ノートをみてみてください。恐らく図を書かずに、いきなり式を書いて間違っていると思います。

図を書いても間違う子は、問題をよく読んでいないか、定義を理解していないかのどちらかです。

小学生最大の難関だと思いますので、しっかりと取り組んでもらいたい分野です。
ここは将来受験で必須の関数に関連する箇所でもあるので、とても大切です。

・場合の数
将来確率につながる分野ですが、ここは手を動かせばそうそう間違えない分野です。
どんば場合があるのか、最初は一つ一つ丁寧に書き出すことをお勧めします。最初から頭でやろうとすると間違えます。。

めんどくさがり屋の小学生はほぼ間違いなく書き出すことをしません。そして間違えます。漏れちゃった、という具合です。
考えられる順序を一つ一つ紙に書いて、同じものがないかを確認して、正しく数を数えればできるような問題が小学生では出ています。

めんどくさがらず書く、というのが一番効果的です。

 

◯まとめ
今回は小学生の算数について何を抑えておくか、何をすれば良いかまとめてみました。
何度も書きますが、基本は四則演算です。小学生のうちに、正しく早く正確に計算ができていれば最低限OKです。大概がめんどくさい、という理由できちんとノートに書かない子が間違いが多い感覚です。急がば回れ、を大切に丁寧に取り組んでもらえると、いつの間にか早く解けるようになってきます。
あくまで大人のアドバイスやヒントなしに、自分で解けること、が大切ですので、解けなかった問題は何度も取り組んでいきましょう。

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