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2022.03.11
小学生のうちにやっておきたいこと 英語編
小学生のうちにやっておきたいこと。今回は英語編です。
英語に関しては、低学年と高学年によって異なると考えています。
違いは9歳までが臨界期を迎えると言われているからです。
「臨界期仮説 」 とは「言語をスムーズに習得できるのは、一定の年齢(臨界期)まで」という説です。それが一般的には9歳まで、と言われています。
私自信はもちろん30過ぎてから本格的に英語を学習して、英会話ができるようになっているので、この説自体の解釈はこう考えています。
9歳までに取り組み続けると、日本語を話すように英語を話せるようになる、という解釈です。
我々は日本語に関してはある程度難しい勉強をしなくても読めたり、聞けたり、書けたり、話せますよね?もちろん難しい表現は勉強しないとできませんが、日常会話であればできますよね?いわゆる何も考えなくてもある程度はできる、という英語脳が作れる、という感覚です。
そういう状態が作れるのは9歳までに英語を取り組めばできる、と考えています。また、耳という意味でも幼い頃に聞き取れる音は大人よりも優れています。小さい頃から取り組む方が発音は間違いなく良いと思っています。
10歳になってくると、ある程度論理的に物事を考えたり、整理できてきます。そうすると、なんでそうなるの?という理屈がわからないと、理解できなくなってきます。なので、アプローチが異なってくると考えています。
ただ、ご安心ください。10歳を過ぎていてもアプローチを間違えなければある程度まではいきます。音に関してのみ、ネイティブクラスまでは行かないかもしれませんが、、
◯低学年向け
この年代はとにかく、英語を嫌いにならないことが大切です。楽しく英語に触れることが最重要です。なので、特別に文法に関して詳しく教える、とか、単語を何度も書かせる、とか難しいことはご法度です。英語が嫌いになってしまうかもしれません。
おすすめは国語と同様に音読です。ただし、指差し音読です。
簡単なフレーズを文を指でなぞりながら、音を聞いて、何度も繰り返して発音、音読することで、音と文字の形をなんとなくわかってもらうイメージです。
長い文章である必要はなく、とにかく繰り返しやることをお勧めします。
英語はある程度の形ができてくるとあとは単語の組み替えをすれば分はできてしまいます。その形ができるまで、何度も繰り返します。
単語に関しては、楽しみながら、これって何て言うの?という流れで日々子供と一緒に調べたり、会話をすると良いと思います。今であれば、単語の発音がわからなくてもGoogleで調べるとすぐにわかります。
◯高学年向け
高学年から取り組む場合は、少し理屈が必要になります。先ほども書きましたが、高学年になると少し大人になってしまうので、理屈が必要になってきます。なんでこういう文章を書く必要があるのか、どういうルールがあるのか説明をしないと、感覚としては文章を理解できなくなります。低学年同様に指差し音読が最適な勉強法だと思いますが、それに加えて、なぜ?という観点を追加する必要があるイメージです。
◯まとめ
英語は文法、単語、音の習得が必須です。
低学年であれば、楽しくをテーマに、高学年であれば理屈を大切に、指差し音読に取り組んでもらうのが、まずは始まりです。
指差し音読をすることで、文法、単語が増えますし、指で指すことで文字を覚え、音読をすることで音を使うことができるようになります。以前のブログでも紹介しましたが、自分で発音できる音は聞き取れます。積極的に取り組んでいただければと思います。
ポイントは親ができなくても問題ない、という点です。教材はCDが付いているものであれば、ネイティブの音を聞き取れいます。意味がわからなければGoogleで調べれば良いのです。細かい文法については確かにわからないかもしれませんが、フレーズで覚えて貰えば大丈夫です。
単語は覚えたフレーズの単語をかえればある程度使えます。
小学校3年から英語の授業が始まっていますし、英語は必須の時代がもうまもなくやってくるかもしれません。地道にやったもの勝ちなので、是非取り組んでみてください。