テストの点は裏切りません まなびの樹 まなびの樹

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2022.09.27

テストの点は裏切りません

社会で働くと努力してもなかなか期待通りにならないことや、逆に何故か予期せぬご褒美があったりすると思います。

 

しかし、こと資格試験や学校のテストだけは努力を裏切りません。

勉強した生徒には良い点が、勉強しなかった生徒には悪い点が、しっかりと現れます。

もちろん記憶力等本来の素養があるのは否定しませんが、今までの人生の積み上げがしっかりと点数に反映されてきます。

人生とは生きてきたその子の人生の勉強に関する質と量、全てです。

生きてきた人生の中で体験、勉強したことがしっかりとテストの結果に出てきます。

 

小テスト⇨定期テスト⇨実力テスト⇨外部模試⇨受験

 

としっかりとその積み上げで結果が現れます。

 

<見たことがない状況>

・毎日コツコツと積み上げている人で成績が悪い人

・試験前しか勉強しないで高得点を出す人

・基礎を疎かにしてテスト前にだけ試験対策勉強をして高得点を出す人

・英数国に関して今まで勉強してこなかったのに3ヶ月以内に結果が出る人(理社は別)

・面白い授業を聞いたからといって成績が上がる人(練習してできなければ意味がない)

・基礎問題を間違えるのに応用問題ができる人

 

なので、まなびの樹ではとにかく基礎を繰り返しやってもらっています。

出された課題に対して、またこれ?と思っている生徒がいたら先生から見て基礎ができていないからです。

 

英数国で60-70点以上の点数を取れるようになるには応用・思考問題を解けるようになる必要があります。しかし、応用は基礎+基礎の組み合わせです。その基礎が固まっていない生徒が解けるわけがありません。

結果に惜しいはありません。何かが足りないから間違っている、と考えています。

 

単語を覚えていなかった、文法がわかっていなかった、問題をよく読む習慣がなかった、計算の段取りを覚えていなかった、公式を覚えていなかった、公式の使い方まで身についていなかった、etc

 

その一つ一つを各分野で潰していかないといつまで経っても成績は上がりません。

 

◯基礎固め

その各分野を伸ばしいくためにも固めなければいけないのが基礎中の基礎にあたる箇所です。

数学ならば計算力、国語なら漢字、英語ならばBe動詞・一般動詞、単数複数等の文法や語彙力です。

これらがないと、各分野を伸ばそうにも伸ばせません。入塾したばかりの生徒がやり続けるのもこの箇所です。レベルチェックで見ているのもこの点です。

小さい頃からの積み重ねで上記ができていればすぐに次の専門分野に取り組むことができますが、上記ができていない場合、固めるしかありません。専門分野は上記の基礎の上に成り立っています。定期テストがきても基礎を固めてもらっている理由です。まだ点数が上がっていきませんよ、と予めお伝えしている理由です。

 

◯定期テストについて

その上で、テスト前のドリル/ワークの3週学習も積み上げのためです。
解き直しをする理由も欠点を欠点のままにさせないためです。

 

3週するためにも、テスト2週間前には試験範囲までのワークを1週する(解き直しも終える、つまり理解する)ことを提案しています。なぜならテストは5教科、9教科と多いので2週間前までに1週終わらせておかないと、何かしら3週できない教科が物理的に出てくるからです。。。テスト前2週間前までに当該範囲の理解ができていない場合、5教科合計で結果を出すのは少し厳しいとやる前から思ってください。

授業のカリキュラムが悪かった、、と私も反省する瞬間です。。。

 

ただし、英語ならBe動詞、一般動詞の基本文法がわかっていれば短期的に少し伸ばせます。

数学も基礎計算(方程式や連立方程式、平方根)ができれば、狭い各分野のみなので集中学習範囲でなんとか少し伸ばせます。

国語は漢字や古典をやり込み、教科書を読み込んでおけば少し上がります。

理科、社会は3週学習して覚え込めば上がります。

 

2週間前になるとやる気を出してくる生徒もいますが、実は2週間前には戦いの半分は終わっています。。

 

◯公開模試について

また、予めお伝えしておきますが、実力テストや北辰テストのような場合はテスト範囲が広いため、各分野の復習が疎かになっている場合、なかなか点数は伸びてきません。こんなに勉強しているのに、と生徒は思うかもしれませんが、残念ながらさきほどもお伝えした通り、1分野をコツコツやり、得意に変えて得点源分野にできていなければ総合的に伸びてこないからです。

 

各教科の各分野を得意にして各分野5-10点の配点を拾っていくしかあげていく方法を私は知りません。50点⇨60点⇨70点⇨80点はあっても点50⇨80点は見たことがありません。

(理社に関してたまたま試験範囲が得意な分野が重なって取れる、等々はあります。)

 

それぐらい総合テストの成績をあげていくにはコツコツした努力が必要です。

そして、その先が各受験になります。覚悟してください。

 

また、残念ながら定期テスト前にあんなに勉強した分野なのに!と思っても復習しないと忘れるのが人の脳みそ。定期的に復習を入れないと忘れてしまいます。(どのタイミングでどう復習してもらうのか、が思案のしどころです。)

 

◯まとめ

最近テストが立て続けにあるので、一喜一憂しがちですが、テストの点数は過去の積み上げ量によって比例します。過去の努力の量がそのまま出てきます。

やれば上がりますし、やらなかったら下がります。

いくら子供がやってるよ!と言っても結果は嘘をつきません。

 

勉強はやればできます。

結果が悪かった場合、量と質(勉強のやり方)を分析しながら次なる一手を考えましょう。

 

※悪くてもやらない場合には、まだ勉強する理由がない(本人の中で本当の目的、ゴールがない、すでに目標点数に到達して満足)んだなと考えています。そちらを明確にしないとこのままズルズルかなと。このあたりはコーチングしていきたいと思います。

 

この繰り返しで、自分なりのまなび方を身につけられたら社会でも通じる力になると考えています。

 

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