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2023.03.24
成績を上げるために塾の勉強よりもやることあり
成績を上げたい!と思って塾に通わせようと思ったあなた。
考え方として間違いはないと思います。
家だと分からない問題にぶつかった際、聞く先がないからです。
個人的に塾に行く理由は、その分からない問題の解き方を教えてくれる、この1点に集約されると考えてます。
家だと勉強できない、は言い訳です。
塾に通う日数は通わない日数よりも多いはずですよね?
本気で成績を上げたければ自宅での学習も必須です。
塾に行かせているのに成績が伸びない!という生徒の問題点は先生が説明している内容をそもそも理解していないか、身につくまで演習をこなしていない、が大半です。
勉強とは「できないことをできるようにする」が勉強です。
問題を多くこなせば良い、ではなく、できなかった問題をいかにできるようにするか、がポイントです。簡単な問題を多くこなして正解が多くてもしょうがないですからね。
生徒には初見の問題ができなくても全然OKと言っています。
自分のわからない点を見つけることができるようになるための第一歩です。
◯では何をやるの?
では、塾に行くと教材を色々と渡されるので、それをやればいいだ!と考える生徒も多いのですが、個人的には賛成できません。
最終的に、勉強をして何をしたいのか、です。
本質的には学問の知識を増やして実社会に生かしていく、ですが、短期的には志望校に合格する、ではないでしょうか。
では、その志望校が出す問題はどこから作られるのでしょうか。
超難関高以外は基本的に文科省が定めている「学習指導要領に沿った教科書で学習した内容」からテストを出します。
難関高は教科書の本当にごく一部でやった内容をテストに出したりしますが、学校の教科書に載っていない内容は基本的に出てきません。
ということは、基本「教科書」をキチンとやることが全ての大前提です。
学校のワークだけテスト前にやっていればいいや、という考えの生徒もいますが、ワークも結局教科書の内容を確認するためのドリルに過ぎません。
実は一番勉強すべきは学校の教科書。私はそう考えています。
教科書⇨ワーク⇨塾の教材
これが正しい勉強の順序です。
これは高校生になっても変わりません。
学校のワークすらできない子が色々な問題集に手を出しても理解が浅く結局「勉強」になりません。
まずは教科書をよく読む、読んでワークをやる、これが基本です。
この基本、本当にやっていない生徒が多くて驚きます。
中には教科書を使わずプリントだけ使って授業を行う学校の先生もいます。
そのほうが生徒の理解につながる、という考え方もわかりますが、そのプリントの行方までわかっているかは疑問です。。テスト後にそのプリントを果たして何人の生徒が見ているか。。
授業や定期テストが本番ではなく、受験時に復習できる内容でないと、と思っています。
とにかく、「教科書」を正しく理解する。これがとても大切です。
◯毎日の復習習慣
そのためには、やはり日々の復習や、実力のある子は予習をしておくことが大切です。
わかない点をそのままにしておくことが最大の過ちです。
わからないことは、授業中に聞いておくか、先生に聞きにいきましょう。
塾に来て塾の先生に聞くでも全然OKです。
とにかく、テスト前にだけ頑張ればいいや、と思っているうちは中々成績はあがらないでしょう。
まず教科書、ワークは重くても毎回家に持ち帰る。
持ち帰ったら家でその日の復習をする。
教科書を読み返す、ノートやプリントを読み返す、そして自分が理解できたかワーク(ドリル)をやってみて確かめる。
この習慣を行うことがまずは大前提です。
すでに授業から取り残されていて、全く言っていることがわからない!という状態の生徒でも、国語、社会、理科は復習できるはずです。英数に関しては多少土台が必要ですが、単語を見返したり、数学のどういう問題が具体的にわからないか、は見返して整理できるはずです。わからない点は何度も言いますが先生に聞きましょう。
それを教えるのが先生の仕事です。教科書を読むだけなら誰でもできます。
部活や習い事で忙しい、という生徒もいますが、学生の本業は「勉強」です。
勉強をしていないのにやりたいことをやらせているご家庭もありますが、会社に属して仕事をしていないのに遊んでばかりいる社会人はクビです。そんな子供を自分で育てていると気づいてください。
復習は1日何時間もかかる作業ではないと思います。30分でも良いと思います。
脳科学的にもその日に復習することが記憶の観点からもとても良いことだと証明されています。
毎日やれば1週間で3時間です。その積み重ねが学力の差となって現れます。
◯当たり前を当たり前に
まなびの樹ではワークの進捗を毎回チェックするようにしています。
やっといてね!と言ってもやらない生徒多数だからです。。。
テスト前にワークを埋める作業で終わってしまう生徒を何人も見てきました。
正しい勉強法を身につけないと、塾に来てもなかなか伸びません。
昔から予習をしてから学校の授業に望み、授業が終わったら復習をしなさい、と言われてきました。その当たり前を当たり前にできて、初めて塾で予習学習や応用問題の取り組みができるようになる、そう考えています。
まずは教科書を読む、ワークをやる、これを毎日やってみてください。
塾に来なくても成績は少しずつ伸びていくはずです。
塾は学校の先生以外に質問できる先を増やす手段だと思ってください。