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2023.04.26

国語の学習について

数学と英語ばかり教えている塾=まなびの樹 ではありません。

国語の重要性を最近も痛感している日々です。

英語よりも国語が大切と考えています。

 

中学生で英語が苦手で、、という子でもそもそも国語ができていない子は国語からやってもらいます。小学生も同様です。

 

先日も書きましたが私自身は国語を勉強したなぁという経験があまりありません。

本を読み、教科書の音読をして、辞書を調べて、漢字を練習する、

これをやっていたら国語はできていました。

もちろん、中学生以降に問題集をやって解くコツは練習しました。

でも、それだけです。

 

が、それをやっていない生徒が多いので、まずはそこからやってもらいます。

 

◯まなびの樹での国語学習

・小学生

小学生向けには大きく3つやっています。

 

一つ目は漢字です。

とにかく言葉が足りていない世代なので、漢字は当然練習してもらいます。

学校のドリルでも良いですし、利用している教材をやっても良いです。

とにかく言語は語彙を増やさないと話にならないので、練習してもらいつつ、合わせて意味を正しくセットに覚えてもらうようにしています。

漢字の形だけ覚えても音訓と意味がセットで覚えていかないと効率が悪いです。

 

二つ目は文法です。

何気なく日本語を話をしていますが、読解をしていく上では、具体⇄抽象、対比、従属の関係性が見抜けないと長文読解ができません。

その練習を「ふくしま式」で練習してもらっています。

この問題集をやり、単語を覚えられれば長文読解の準備ができます。

 

3つ目は音読です。

文法や単語を覚えたとしてもうまく使えるかどうかは別です。

それを見抜くには音読が一番です。

単語や文法的に整理できていないと読んでいる最中に変なところで切ったり、言葉に詰まります。

うまく使えていないんですよね。

学校の宿題で音読が出ている学校はラッキーだと思ってください。

忙しい手を止めてきちんと子供の音読を聞いてあげてください。

おかしいな?と思ったら何かがわかっていない注意サインです。

 

上記を取り組む際にもわからない単語が出てきたら、必ず辞書を自分で引くようにしてください。

勉強は最後は自分一人でやるものです。

その際に辞書を引く、という習慣ができていないとなかなか上達ができません。

もちろんインターネットで調べる、という手もありますが、目に入ってくる情報量が紙の辞書だと段違いです。

家で勉強するならば必ず辞書を手の届く範囲においてあげてください。

 

・中学生

中学生も基本的にやることは一緒です。

漢字については学校のワークがあるので、基本的にはワークをやるように言っています。

文法はどうするか悩んでいましたが、「出口式」というテキストを利用することに決めました。

システム読解⇨レベル別問題集という流れで解いてもらおうと思います。

音読は、お年頃世代に入るので今はやらせていませんが、本当に怪しそうな生徒にはやってもらおうと思います。

 

中学生でも辞書を引く習慣がない生徒には口をすっぱく自分で辞書を引くように指導しています。

 

・高校生

申し訳ありませんが、国語の指導はしていません。。

塾長には高校でやる現代文読解、古典を勉強した記憶は全くありません。

高校生で国語を学習したい方は他塾を検討くださいませ。。

 

・英語との共通点

実はこの方法は英語学習でも同じです。

単語⇨文法⇨音読、という流れは似ています。

単語の覚え方が言語の成り立ちから少し違うだけで、気づいたら同じ方法が良いと思ってやっています。

むしろ英語学習で気づいて国語学習に取り入れました。

言語、という意味では習得方法は似ているかなと思います。

 

英語と国語の違いは普段の使用頻度です。

国語は毎日読んだり、書いたり、話したり、聞いたりするのでなんとなくできますが、英語はそんなことないですよね?

 

逆を言うと英語も結局毎日「使っていれば」できるようになります。

外資系で働いていた際は毎日何かしら英語に触れていましたし、英語を聞く機会や、話す機会もありました。

 

是非「言語に触れる機会」を多くしていきましょう。

 

◯まとめ

本日はまなびの樹の生徒がどうやって国語を学習しているか整理してみました。

数学、英語、理科がメインですが、国語が怪しい生徒は国語の教材も集中的に見ています。

 

 

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