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2023.04.25
チャート式の使い方@まなびの樹
まなびの樹では高校生向けの教材としてチャート式を利用しています。
チャート式は白・黄・青・赤とレベル分けされていて、問題の網羅性という意味では右に出るものはないと思っています。
問題はその使い方です。
網羅性が高い、ということはその分問題数も多く、レベルが高い問題も含まれています。
手にとればわかりますがかなり分厚い問題集です。
使い方を間違えると挫折する問題集ですが、うまく使えればどんな問題でもあらかた解けるようになります。
◯チャート式@まなびの樹でのやり方
・チャート式のレベル
まずチャート式は色別にレベルが分かれているので軽く整理してみます。
自分のレベルにあった色を選ばないと挫折するので注意です。
高1、高2であればまずは低めの色を選んで、できるようになったら上のレベルに挑戦してもいいかもしれません。
白チャート:高校の偏差値が50前後であれば基本の白チャートからやりましょう。これだけで偏差値60程度の大学問題も網羅できるかもしれないほど白チャートでも良書です。
黄チャート:高校偏差値が55以上で青チャートをやるには自信がない、という生徒向けのレベル感です。MARCH程度であればこちらで行けるかもしれません。
青チャート:国立大学や早慶などの上位大学を目指せる王道参考書です。
赤チャート:トップオブトップの大学を目指す人以外やらなくていいです。
・チャート式の中身
網羅性が高い分解説含めてかなり作り込まれています。
当該分野で覚えるべき公式や説明は当然として、基本⇨標準⇨応用という形で問題が分かれており、各問題ごとに例題⇨練習問題⇨章末問題という作りになっています。
その分、問題数が多いですよね。。
真面目な生徒は最初から全てやろうとすると思いますが、これが間違いの基です。
高校生は部活に遊びに学校生活に中学生よりも忙しくなります。
各教科とも専門的になり内容も難しくなります。
1問を解くのにかかる時間が中学生とは段違いです。
そんな中、数学にだけ時間をかけるわけにもいかなくなります。
当然、全問題を試験までに解こうと思うと中々大変です。
加えて、最近は学校からドリルを配られ宿題もこなす必要があります。
効率的にチャート式を解くかが鍵になります。
・まなびの樹でのやり方
ということでまなびの樹では以下のように進めています。
・各章内の基本問題の例題を解く
・各章内の標準問題の例題を解く
・各章内の応用問題の例題を解く
・章末問題を解く
という流れでやってもらいます。
例題が解けなければチェックをつけてもらい、解法を読んでもらいます。
わからなければ解説します。そして、もう一度解いてもらいます。
あれ?トレーニングは?と思わうかもしれませんが、基本的に例題が解ける箇所はトレーニングをやりません。
先程言った通り、トレーニングまで全て解いているととても時間がかかります。
例題が解けるのであれば、基本解法がわかっているので先に進めます。
使うのは、例題が解けない場合です。例題が解けなかった場合、とき直しをした上で、実際に大丈夫かを確かめる意味でトレーニングを解いてもらいます。
解けない場合は繰り返しです。
偏差値50程度の高校であれば、白チャートの基本、標準問題が解けていれば十分かもしれません。
どこまでやるか、は各々の事情に合わせて設定しています。
この方法でやることで、基本例題だけで一通り素早く各章内の全体像が掴め、標準、応用が解きやすくなります。
さらに効率的に学習ができています。
練習が足りないかも?と思うかもしれませんが、各校とも高校が選んだドリルを出されています。
このドリルを定期テストまでにきちんと数週やれば各校に必要なレベルはきっちりついてきます。
チャート式も大学受験までには基本的には数週やってもらうのが基本です。
章末問題は選りすぐりの受験問題です。
ここが解けないようだとまだ練習が足りないので、足りない学習箇所に戻ってもらいます。
◯まとめ
高校に入ると1問を解くのにかかる時間が中学生とは全く異なってきます。
中学と同じようにやろうと思うとすぐに挫折するので注意しましょう。
また、高校にもなると自分で読み解き、考える力もついてきます。
できる子はどんどん先に進んでいくほうが効率的だと考えてます。
もちろん、中には中学の図形が苦手で怪しい子もいますので、その場合は中学の勉強を復習してからでないと高校の内容はできません。
チャート式以前の問題ですので、しっかりと中学の教材を復習しましょう。
色々な教材を利用したくなると思いますが、最低3週以上してから次の教材を利用しましょう。