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2023.05.02
宿題は誰のため?正しい宿題のやり方
まなびの樹では通いたい放題の子以外には宿題を出します。
しかし、理由をつけてやってこない生徒、やったと言って間違いだらけで持ってくる生徒、解き直しまでやってくる生徒、色々な生徒がいます。
当然実力の差は歴然ですし、進捗も違いますし、伸び代が違います。
そうは言っても、勉強は「できないこと・知らないことができるようになること」、ですので、宿題で間違えたままの問題はまなびの樹で先生と一緒に問題分析します。
でも、最近思うのは注意深く見ればできてるのに、というケアレスミスが本当に多いことです。
ケアレスミスを塾で見つけるという私からすると本当に勿体無いことをしています。家でやれば塾では新しいことに進めるのにと。
なので、今回は学校の宿題含めて「宿題」に対する考え方をまとめてみました。
◯宿題の意味
まなびの樹では個々人に目標を決めてもらいます。
その目標に対してギャップを埋めるため授業の進度や宿題の量を調整しています。
塾にくる日数は1週間のうち、せいぜい2、3回です。
残りの家庭学習をせずに目標を達成できるのは目標が低い場合のみです。
ギャップを埋める手段として宿題があるわけです。
宿題自体は本来授業で習ったことができるよね?という確認の意味で出しているので、本来は全部できるはずです。それでも間違えたということは、できるようになる工夫が本来足りいていないのです。できなかったら何でだろう?と思わないといけないものです。
宿題でできないことはそのままにせず、しっかりと先生に聞いて、その後問題を解いてみて、できることを増やしていきましょう。
宿題をやってくることでできることが増える訳です。
それが宿題の意味です。
なので、やりっぱなしの宿題は実はあまり意味がありません。
宿題でできること、は既に身につけていることで、新しくできるようになったこと、というのは積み上がってないからです。
ケアレスミスは最も痛いです。
やりかたは身についているのに、問題を読んでいない、自分の字が読めない、見落とした、などは時間の無駄以外何者でもありません。
本当にやめましょう。。。
◯宿題のやり方
私が考えている正しい宿題のやり方は以下です。
・授業中に身につけておかければいけないルールを自分でできるようにメモしておく。
・与えられた宿題の量を確認して学習スケジュールを立てる
・学校の復習とワークをやる
・塾の宿題をやる
・間違えた問題は教科書、参考書、ノートなどをみながら原因を考えて、分かったら解き直しをしてみる。
・原因がわからない場合は何がわからないのかまとめて次回の授業でわからない点を聞く。
・先生の話で理解できたら再度問題を解いてみる。
これが正しい宿題のやり方です。
どうですか?基本的には宿題は全問正解になる状態で持ってくるものですよ。間違えたまま、何がわからないかも整理しないまま、宿題をやってきました!なんて言ってませんか。
◯まとめ
ときなおしまでしっかりやってきている生徒はしっかり成績が伸びています。宿題の量として途中までしか進んでません!と言われておとき直しをしていてできなかった、という理由であれば伸びているので良しと思っています。
逆にやってきました!と言いながもバツだらけで持ってきて、何で間違えたのか説明できない生徒は全く勉強をしてないな、と考えています。
そういう子は宿題を出す意味がないので宿題を出すのをやめようか、とも思います。進捗は遅くなりますけどね。改める必要があるのは考え方や勉強の仕方かなと思います。