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2023.05.18
【北辰テスト】安心してください。上がってますよ。
とにかく明るい安村さんがイギリスで受けた、というYoutubeを見てしまったので、このセリフが出てきてしまいます。。
昨日4月末にあった中学生の北辰テストの結果が返ってきました。
初めて受けた生徒、何回目かの生徒がいる中で先生としては毎回結果が気になるところでした。
◯北辰テストの見方
始めて受けた生徒の結果はなんとなくこんなものかな?という科目と、こんなに取れたんだ!という科目と色々です。
己を知る、ということが一番大切なので、まずはスタートラインに立ったかな、というところです。
嬉しかったのは2回目のテストで偏差値が5前後上がっている生徒たちです。
少しずつ基礎問題をしっかり取れるようになってきた証拠なのでこのまま固めていくと秋以降しっかり伸びてくるかなぁと期待です。
また、もともとある程度実力があった子ですが、ポロポロと漏れがあり入塾前は数学偏差値60前半で伸び悩んでいた子も今回はしっかりと取り切る問題が取り切れたみたいで目標の偏差値70を超えることができました。今後は毎回取り切る力と応用問題が解けるようになる詰めの時間になります。
ここからがしんどいんですけどね。。
さて、この時期の判定を元に志望校を検討していく生徒も出てくると思ったので、先生の見方を説明します。
公立高校の受験までは約8ヶ月あります。
それまでに解けない問題をいかに減らせるか、が受験勉強です。
もちろん、現状と目標のギャップによりますが、逆算するとこんな感想です。
A判定(安心圏):もう少し上の高校を目標にしましょう
B判定(合格圏):今の調子で頑張れば普通に受かります
C判定(努力圏):一生懸命頑張れば受かります
D判定(見直し圏): 死に物狂いで頑張れば受かるかも
勉強量は目標高とのギャップで必要な量が異なりますが、今回は意識の問題です。
過去の自分と比べて一生懸命頑張ってますか?
過去の自分と比べて死に物狂いで頑張ってますか?
遊ぶこと自体を否定するつもりはありませんが、意識を変えて、行動を変えていかないと結果には結びつきません。
行動が変えられない生徒は意識が変わってないからです。
「心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる」
by松井秀喜
勉強は仕事とは異なり頑張ったら結果が出る類のものです。
事実をまず認識して、意識を変えていきましょう。
どれだけ一生懸命頑張る必要があるかは先生に相談してください。
頭が悪いので今思えば無駄だったこと含めて中3のときは最低平日1日6時間、休日は12時間勉強してきた先生は説明できます。
同じことをしろとは言いません。効率的な学習の仕方を教えます。
◯上がる生徒・上がらない生徒
そんな中ですが、実はなんとなくこれぐらいは取れるだろうな、というのを先生は予想しています。
目標高も生徒から聞いているので、それを踏まえて生徒に対して指導しています。
今から書くのは本当に当たり前のことだと思っているのですが、上がる生徒と上がらない生徒の違いを書いてみます。
・人の話をよく聞く
先生は職業柄営業時代から何が原因で物事が解決しないのかを考え続けている人間です。
勉強も原因が特定できないと無駄なことを繰り返してしまいます。
原因が特定できたらそれを克服するための練習をして克服をしてもらっています。
でも、その原因を否定したり、言い訳を言い続けたり、人のアドバイスを聞かない生徒がいます。
行動を変えられないといことは意識を変えられなかったんだなぁ、自分の伝え方が悪いんだなぁ、と反省しきりなのですが、結果的に人の話を聞いていないという形になります。
自分なりの勉強方法ややり方をそのままやり、結果的に上がってきません。
この場合、なんでこんなに勉強しているのに成績が上がらないんだろう、という状態になります。
しかし、私から見れば、勉強してないんです。
参考ブログ:
https://manabinoki.co.jp/blog/953/
自分もへそまがりなので大いに反省するところはあるのですが、人のアドバイスを聞く、というのは本当に大切です。
少なくとも塾という性質上、自分のやり方で成績が上がらないので塾に来ていて、先生は成績を上げるためのアドバイスをしている、というのを忘れないで欲しいとは思います。
先生のアドバイス通りにやって上がらなかったら先生が悪いです。
成績の上げ方はいろいろあると思いますが、まずは言われた通りの勉強をしてみてください。
「守破離」を忘れないでくださいね。
・よく問題を解く(宿題をやってくる)
まなびの樹でも授業時間を長くして演習をよく解いてもらっています。
解法を身につけてから定着のための宿題を出さないと結局やらないので、授業時間中に一つでも解法を身につけて欲しいと思ってます。
ここで、グングン成績を伸ばすには家庭学習も大切になってきます。
人間の脳みその構造上何度も繰り返し解かないと忘れてしまう生き物です。
授業中に解法を身につけても、1週間何もしなければ忘れてしまいます。
それが人間という生き物なので宿題をやることでしっかりと復習ができる、と考えてます。
もちろん、次回の授業で前回の解法が身についているのか確認してから授業に入りますよ。
できなけば身についていないので再度やり直しです。つまり1回分授業が進まないんです。
家庭学習の重要性、わかってくれますか?
伸びる生徒、伸びない生徒の違いは単純です。
・丁寧に字を書く
最初の項目にも似ていますが、ノートを丁寧に書くことを指導しています。
ケアレスミスを防ぐだけでなく、自分の思考をアウトプットする練習をすることで思考をまとめる、という訓練をしてもらっているつもりです。
その際、汚く書く生徒はそもそもあまり考えていないです。
書くことでワンテンポ考えることができるので、間違いが少なくなります。
ノートを見ればその子の実力がわかる、というは何度も言ってます。
時間がかかるから嫌だ、という生徒がいますが結局間違えていたらとき直しをさせられて時間が余計にかかります。
また、たかだか数秒の違いなんですよね。書くことで思考がまとまるので、考える時間がへったりもしますし、結局丁寧に書いた方が早く終わります。
たまに本当に書かなくても解ける天才くんがいますが、そういう子はいいですがあんまりいません。
◯しっかりと復習しましょう
忘れるところでしたが、実力テストは今の実力を明確に出してくれます。
解けなかった問題はしっかり復習をしてできるようになりましょうね。
同じミスを繰り返している間は成績は上がりません。
しっかりとわからないところが明確になっているので、対策をしないのは勉強していなので。
学校の学習範囲とは少し異なるので長く時間をかけることはできませんが、少なくとも解き直しをして、理解して、長期休みにもう一度やってみましょう。
◯まとめ
北辰テストの結果を見て思ったことをまとめてみました。
毎回結果にはドキドキしますが、あくまで本番は冬なのでそのための指標としてうまく使っていきましょう。
目標高が合格圏だったとしても、あくまで今のペースで学習していけば、が前提です。
今のペースで学習していなければあっさりと抜かれていくので気よつけましょう。
夏以降はみんな勉強し始めるので、なかなか差をつけるが難しくなってきます。
成績を爆上げしたい人はいまから勉強していきましょう。