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2023.10.04
潮止中で一番のびた?
先日中3生が東部地区テストの結果を持ってきてくれました。
先生との面談で嘘か本当かわかりませんが、中3生の中でこの夏で一番偏差値が伸びた生徒らしいです。
もともと上位の生徒はあまり変動がないと思われますが、伸びてくれたのは嬉しい報告でした。
確かにこの夏は1日の学習量は塾内では一番やっていた生徒でしたのが、目標校に対してはまだまだ厳しい戦いが続きます。
2学期の中間では目標未達だったので、ギャップの深さを今一度認識させて日々頑張って欲しいと思います。
既に横目で目標校に届かなかったら、と弱気な意識がチラホラではじめているので昨日も「行きたい」ではなく「行くんだ」と覚悟を決めろ、と気合を入れ直してもらっています。
満足したらそこで成長は止まります。
だめかも?と思ったら行けるものもいけなくなります。
課題は国語・英語の語彙力なので覚えてくるまでしばらく辛抱が必要な期間になりそうです。
この間に諦めたらそこで終わりです。
伸びない時こそ地道に基礎を固めること。
勉強以外でも大切だと思います。
◯目標を決めると頑張れる
目標がはっきりしている分現実と目標とのギャップが明確になり、どれぐらいやらないといけないかが明確になります。
目標がはっきりしていない生徒ほどどれぐらいやればいいのか分からず迷走しています。
ペースが上がりません。
生徒たちには定性的だけでなく、定量的な目標を立てるように指導しています。
人は弱い生き物です。意思を持った生き物です。
しっかりとした目標を立てて、何度も忘れないように見返すこと。
勉強以外にもこういった指導をしています。
何度も言いますが、心が変わらない限り行動は変わりません。
まずやるべきことは心を決めさせる、覚悟を決めさせることです。
◯まとめ
目標ができたら、現実とのギャップをどう埋めるか、あがき続けるしかありません。
勉強し続けるしかギャップを埋めることはできません。
最近の子供たちは自分で目標を立てる訓練をしていないように思われます。
目標を達成できなかった時の周りからのバッシングが怖い。
親から勝手に目標を決められ、その目標に到達できないと怒られる経験。
こういう話もチラホラ聞きます。自分自身もそうだったのでしょうか?
自立した大人に育つには自分で考えて行動し経験し、反省しさらに行動していくしかありません。
今回の生徒も1年以上在塾していますが紆余曲折しながらここまできてくれています。
成績が下がったこともありました。
しかし、親御さんの期待をしながらの見守り力は素晴らしいものです。
今の目標校も自分で立てているので頑張れます。
自立した大人に成長するためには勉強よりも大切な目標設定能力、達成意欲を育てるには勉強はわかりやすい練習の場かなと捉えています。
まなびの樹の先生ができることは子供の目標に対してギャップを効率的に支援するだけです。
目標がない生徒はこちらもどこまでどう支援すれば良いかアドバイスが出せません。
目標は是非本人たち自身が立てて、周りの大人は支援や見守りにまわりましょう。