英語が聞き取れない原因 まなびの樹 まなびの樹

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2023.10.19

英語が聞き取れない原因

最近の中学生はリスニングも定期テストに入ってきているのでリスニングも意外と重要なスキルです。

 

英語が苦手・嫌いから英会話ができるようになった私が考える原因を経験を踏まえて書いてみます。

 

 

◯英語が聞き取れない原因

・単語の意味と音を知らない

結局、ほぼほぼの原因はこれです。日本語でもわからない単語が出てきたら?あれ?と一瞬思考してしまいますよね?英語も同様です。短い文だろうと長い文だろうと知らない単語が出てくると一瞬思考を止めてしまい、その止まった瞬間に英文に置いていかれます。慣れていないなら尚更です。日本語同様、上級者になるとなんとなくの意味を前後の文脈からイメージできるようになりますが、学生にはまだまだ難しいです。

また、単語を覚えた!と言っても単語の形と日本語の意味しか覚えていない生徒も多いです。まなびの樹でも音読をさせる理由の一つは発音のチェックにもあります。

自分で発音できる単語は聞き取れます。正しく、文字の形、日本語の意味、音を身につけることが重要です。

 

・文法が定着していない

英語はパズルみたいにこうなったらこう、というルールが比較的わかりやすい言語です。そのルールが完璧にスムーズに出てこないと結局頭が一瞬思考することになるので、英会話に置いてかれます。文法が完全に定着すると次にくるのは動詞だな、この形がくるとなんとかの文法だな、というのが一瞬出ててきます。そうすると脳が予測をし始めるので実際に聞き取れるようになってきます。基本を何度も繰り返すのはこの文法の定着を図るためです。スポーツでも基礎を徹底して体に染み込ませて考えなくても動くようにしますよね?言語も一緒です。

 

・リエゾンや音のリズムを理解していない

英語が難しいのは音の理解だと個人的に思っています。実は単語単語のみ覚えても実際の文になると聞き取れないことがあります。それは英語にはリエゾンと言って音と音がくっついて発音する場合があるからです。また、カタカナ英語、カタカナ発音で覚えてしまうと細かい母音が聞き取れなかったりします。

海外の言語は音に対してかなり敏感なので、発音から学ぼうというアプローチは間違っていないと思います。単語を覚えてきたら教科書の本文をできれば教材の文を聞いて繰り返すと良いです。最近の教科書は音源もついてます。

 

・スピードに慣れていない

これは誰しも通る道ですが、結局早く喋るスピードに慣れていないとそのスピードの処理ができません。こればっかりは早い英会話に慣れるしかありません。ゆっくり聞く練習ばかりやるとどうしても処理速度がそのスピードに慣れてしまいます。なるべく早く喋る音源を聴きながら練習しましょう。

 

・集中していない

実はこれも多いです。テスト中に何かしら別なことを一瞬考えてしまうことです。疲れたなぁ、お腹すいたなぁ、難しいなぁ、一瞬でも別のことを考えると、その瞬間に置いていかれます。リスニングの間は一瞬でも聞き逃さない、という気持ちで集中するしかりません。

 

・文や会話の最初を聞き逃す

英文は主語動詞が大切だ、と生徒たちには言い続けています。英文の場合は重要なことを文の最初から言っていく言語です。最初の主語、動詞、を聞き逃すと実は文の内容を把握し切るのがとても大変です。もちろん途中にわからない形容詞や名詞が出てくると一瞬戸惑いますが、最初だけ把握できればなんとなく内容を理解できます。

とにかく会話の最初だけは聞き逃さない、それを徹底するだけでなんとなくわかります。

 

◯まとめ

他にも聞き取れない原因はありますが、この辺りを改善できればかなり変わります。単語量は永遠の課題ですが、やるしかありません。漢字を覚えるのと同様に知っていれば知っているほど言語に強くなります。

日々の英語学習の中にぜひ音をセットで身につける習慣を付けていきましょう。

 

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