塾の先生の使い方 理社編 まなびの樹 まなびの樹

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2023.11.16

塾の先生の使い方 理社編

昨日少し気になる発言をする生徒がいたので理社について、書いてみます。

 

「理社なんて塾で教わることがない!」

「おお、本当に?イオンとか大丈夫?」

「はい。大丈夫です!なので帰ります!」

「おお、そっか、、、(たぶん、大丈夫じゃない、けど、もう聞く気もないから後は知らない)」

人に聞く姿勢がない生徒は損しますよ。先生も人間ですから。

 

 

まなびの樹は基本的にテスト2週間前までに学校のワークを1度終わらせるように声がけをしています。

そうするとテスト2週間前から「真の勉強」ができるからです。

 

テスト2週間の通いたい放題期間に入ると当然理社も塾でやりたい、ということでワークをやり込む生徒が多くなります。

普段の授業は数英が多いのですが、理社もわからない時は先生に聞けるからです。

 

その中で冒頭の発言。。。普段の会話が悪かったなぁと反省です。。

 

 

◯理社の学習において

理社の学習については確かに先生に教わることは少ないかもしれません。

学校の授業をきちんと聞いていて、教科書をしっかり読んでいれば覚えられるはずです。

社会は特にひたすら教科書とワークを行き来すると90点以上取れたりします。

私もそう思っているので、普段もあまり指導することはありません。

 

でもね。例外が少しだけあります。

それは理科の「化学」と「物理」です。

 

この範囲だけは覚えたらできるか、というとそうではありません。

論理的になぜそうなるのか、を理解してやらないと全くできないからです。

公式を覚えたって、その公式の使い方がわからないとできません。

化学式の形を覚えたって、なぜその形になるのか理解しないと応用ができません。

物理の仕組みも同様です。

 

要はこの2分野だけは自分でわからない時は誰かに聞かないと本当の意味でわかっていないことになります。

 

中2だと電気、中3だとイオンや力が今回の試験範囲の八潮市内の中学生たち。

できる子たちは先生にワークでわからないところを聞いてきます。

1ページに3回ぐらい聞いてくる生徒もいるので、少し考えろと押し戻すぐらい聞いてきます。

 

一方で冒頭の生徒。差がつくのはそういうところです。

 

 

◯まとめ

塾や塾の先生は「使うもの」です。うまく使い切った人が勝ちます。

ただ塾に来ているだけでは効果は半分です。わからない問題を教えるために塾講師は存在します。

わからない点を放置して勉強しているフリをしている間は成績は残念ながら伸びません。

わからない、苦手な科目を放置して、得意な科目、できる箇所を色々なテキストや学校から配られたプリントを何度もやって、こんなに勉強したのに!と思っても、それは「勉強」をしていません。単なる自己満足です。

1つの教材でわからない箇所をなくす方が成績は伸びます。その教材はワークであったり、塾教材であったりで十分です。

学校からプリントを配られるならば、そのプリントをやり尽くした方が良いです。

1つの教材を解き尽くして次の教材に行く、というのが成績アップのコツです。

中途半端に解けない問題を残しておくと成績は伸びませんよ。。。

 

成績が伸びるのは、覚えてなかった箇所を覚えて、苦手な箇所、できなかった箇所ができるようになった時だけです。

用語を覚える、漢字や英単語を覚える、間違えた問題を解けるようになる、これしか点数を伸ばす方法はありません。

 

用語を覚える、漢字や英単語を覚える、この部分は生徒自身しかできません。

間違えた問題を解けるようになる、これは塾の先生も一緒の方が早いです。

 

塾、という場をうまく使ってくださいね。

 

 

中学生の成績アップ方法

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