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2021.07.07
私の中学学習体験
今回は自己紹介を兼ねて、私自身がどんな学習遍歴があるかというのを書こうと思います。
◯普通の小学生
小学生、中学生はいわゆる公立の小学校、中学校の出身です。
小学生の間は宿題だけは親の指導によりやっていましたが、基本友達と遊んだり、サッカー部や習い事をやりながら、テレビやマンガ、ゲームにハマる、ザ・小学生でした。
勉強に目覚めたのは中学1年生後半か2年生ごろでしょうか。
明確にこの高校に行きたい、というのが決まってからです。
当時その学校が偏差値も高いのに(大学行く際に有利そうだな)、今思えば全く違ったのですが、サッカー部が強い!という噂を信じて、その高校に行ってサッカーやりたい!という将来性と趣味の利点がマッチして決めました。今思えばよくその高校を目標にしたな、と思います。。。うまく親に誘導されたのかもしれません。。
中学、高校と都内に住んでいたので、当時学区では一番高いと言われていた高校を目指すことにしたのですが、当然、当時の学力では絶対に無理という高き壁がありました。よくある学力テストで余裕のD判定です。まぁ、1年以上時間があるから大丈夫だろ、という楽観的な考えのもと、そこから、塾を含めた学習がスタートです。
◯私の塾経験
私の塾経験は中学生からで、進研ゼミやZ会の通信教育から始まり、いわゆる地元の集団塾、それからトーマス(個別指導)という流れで一通り経験してみました。
通信教育は、良いテキストと問題でしたが、いざわからない、と思った時にすぐに聞く相手がいないストレスで諦めました。集団塾は良い先生にも恵まれ、周りの生徒にも刺激され、恐らく一番吸収という意味では多かった時期だったと思います。が、最終的に集団という方式の性で、進度に不満が出てしまい、個別に切り替えました。
個別指導塾に関しては、この時すでにある程度の学習習慣がついていたので、わからない問題が出た時に聞く相手がいる、程度の利用の仕方でした。恐らく大学生だった記憶がありますが、個別の先生から新しい知識を得た、方法を教えてもらった、という記憶が失礼ながらあまりありませんでした。。
印象強く記憶に残っているのは、集団塾で先生に教えてもらっていた記憶です。あとは家や図書館で参考書片手に勉強していた記憶しかないのが不思議です。個別指導塾でも色々と教えてもらっていたはずなのですが、結局自分で考えて、問題ができて嬉しかった、という部分しか記憶にないのです。
1日のサイクルとしては、部活と塾のある日は以下の感じでした。
サッカー部の部活(18時まで)-> 塾 (19時〜21時) -> 帰宅後自主勉強 (24時まで) -> 朝練(7時から)
サッカーが基本的には中心だったのですが、勉強もせねば、ということで、
大切にしていたのは1日に何分自主勉強する、というのを決めていたこと。
確か中学3年生の受験時は最低4時間ぐらいを最低と決めていた気がします。
塾の時間は含まれていません。自分で考える時間を4時間確保する、ということです。
結果的に睡眠時間が少し少なくなることもありますが、若さで乗り越えられたような気がします。もちろん勉強の質(集中力含む)も大事ですが、そこまで頭が切れるという感じでもないので、質がないなら量でカバーという感じでやっていました。
結果的に成績としては学校内でも上位を取り、最終的には目標の東京都立西高等学校に入ることができました。
受験においては、1. 明確な目標(モチベーションの維持)と、2. 学習時間の確保、3. 教えてくれる相手がいる、ということが重要だ、と個人的には学びました。
◯社会にも通じる学習サイクル
この習慣は社会に出ても同じです。
たまたま所属した業界がIT業界でした。移り変わりが激しい業界なので新製品や新技術が次々に出てきたので、実は結構勉強することが多かったです。知っていないとうまく人に説明できませんので、必死でした。
そういう時は同じように、知識を習得してお客様に正しく情報を伝えよう
というモチベーションで、朝の始業前に勉強し、わからなかったら詳しい先輩に聞く、というサイクルで取り組むと比較的早く学ぶことができました。
英語の学習の場合も同じです。
社会人になって5教科の重要性をヒシヒシと感じますが、この学習の仕方を学生時代に身につけたことが、人生において一番の収穫だなと思っています。
◯まとめ
そんな学習歴の私ですが、学習で重要だと考えているのが、以下になります。
1. 学習の目的と目標
2. 学習時間の確保
3. わからないことは考えて、何がわからないか明確にする、もしくは仮説を立ててから聞く
お申し込みいただいた方には必ず最初の面談で、目標や目的をお伺いします。理由は、なぜ勉強をするのか、というのを子供が明確に理解しておかないと、頑張りきれないですし、どのレベルの学習量が必要になるか明確にならないからです。当然随時目標は変わる場合もありますが、確認しながら進めることが大切です。
また、学習時間の確保は自主学習という形ですので、まなびの樹での時間も入ってくると考えます。目標とのギャップが大きき子には当然宿題も出します。宿題をやってこない子に関してはある意味厳しいのですがあまりうるさく言いません。自己責任という言葉だけ伝えて行きます。
教師、という意味では私の方でしっかりと疑問に答えられるようにしますが、子供からきちんと説明できるか(理解できているか)、を確認しながら進めたいと思います。理解していないと再現性に乏しいので、似たような問題が出てきても解けません。
探求とは反対のアプローチかもしれませんが、必要な知識を身につける、という意味で学習は大切だと考えています。