勉強が苦手・嫌いな子でも大丈夫 まなびの樹 まなびの樹

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2022.05.09

勉強が苦手・嫌いな子でも大丈夫

勉強が苦手、嫌い、と自分では思っている、もしくは親から思われている子がまなびの樹に来ています。

嫌いな理由は色々あると思います。
・学校の勉強がついていけない
・先生が嫌い
・何をやっているのかわからない
・親から言われて嫌になった
etc

しかし、突き詰めると原因は3つと考えています。

・学んでいることが、わからない
・ただのめんどくさがり屋
・できるまで練習しない

これに尽きます。

学校の授業で先生の言っていることがわからない→先生や親に聞いてもわからない→宿題を出されてもわからない→嫌になる。
方や、めんどくさいから宿題やらない、わからなくてもめんどくさいから人に聞かない→そのうち授業についていけなくなる、上と同じループ。

大概がこのどちらかです。

 

○原因と対策

・一つ目の「わからない」というのは意外と対策は簡単です。
わからないところをしっかりと学習し、間違った思考の癖を直し、正しく問題を解けるようにできるまで練習をすれば大丈夫です。

問題はどこからわかっていないか、ということです。

当該学年の学習がわからない、ならばまだ軽症です。
数年前からわかっていないかったという場合は、2、3年学年を遡ることもザラです。
学習指導要領は小学生低学年からの積み上げでカリキュラムが組まれています。
土台ができていないのに、応用ができるはずもありません。。。

土台を作るためにしっかりと基礎を固める必要があるのはこのためです。
先日の新聞でも大学になってからも、この基礎固めの補講がある大学があるそうで、
何しに大学に行くのかだろうか?と疑問に思うことがありました。

「わからない」を放置せずに、しっかりと学び直してもらうことで、いつの間にか学校の授業についていけるようになります。そこまでいけば、すくなくとも苦手、嫌いという意識は無くなっています。

・問題は二つ目の方です。
とにかくめんどくさがり屋で、漢字の練習もしっかり書かない、計算式をしっかり書かずに暗算でしようとして間違える、めんどくさいので人の話を聞かない、etc
また、こういう子は得てして集中力も長く続きません。5分、10分も経つと話し出したり、立ったり、違うことをやり出します。
こちらを改善する方が大変です。

また、アウトプットが当然少ないので、できるようになる時間が普通の子に比べて短いので、できるようになるまでも時間がかかります。

こういう子たちは、根気強さが求められます。

集中しない原因として、前段と同じようにわからないのでサジを投げてしまっているのか、何度も練習する理由がわからないのか、探ります。
後者の場合は、テストをしてみるのが最適です。○がつくならいいのですが、×がつくなら結局できてない証拠になるので、なぜ練習するのかを明確にさせます。
できればやらなくて良いよ、と言い続けることで、「できるなら楽ができる」と思わせることが大切です。
めんどくさがり屋は言い換えれば自分が楽できる方法を常に考えている頭の良い子でもあるので、ちゃんとやる理由を納得させる必要があります。また、実際にできたら、褒めてあげる、認めてあげる、特別に少し量を減らしてあげる、等々ご褒美が必要です。

・最後の3つ目は量の問題です。
運動部や習い事でも同じだと思います。知っているのと、できるのでは大違い。
試合で勝てるようになるまで。大会で結果を残せるようになるまで。
できるようになるまで何度も繰り返し練習をするはずです。
これは勉強についても同じです。

理解した!と思っても、それを実際に問題が解けるのとは違います。
本当にできるようになるまで、練習をしなければ本当の意味で身についたと言えません。

この練習をどれだけ積んだか、がとても大切です。

 

○まとめ
でも大丈夫です。
正しく勉強していけば皆できるようになっていきます。

まなびの樹に来ている子たちも、頑張って遡って学習をしていくことで、いつの間にか学校の授業に追いつき、追い越せる子が出てきています。
受験生でも点数が数十点上がる子も出て来ています。

また、勉強ができるようになってくると自信もついてきます。
勉強ができない、というレッテルは自己肯定感を知らず知らずの間に下げてしまいます。
少なくとも、できなくはない、と思えるようになることで、自分自身を認められるようになります。
子供の目つきやコメントを聞いているとそう思えることが多々あります。

勉強はやらないと不味いかな?と思った時が始めどきです。
遅い早いはありません。
苦手だと思う子はしっかりと復習し、量をこなして身につけていきましょう。

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