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2022.09.19
定期テスト対策@中高生
今回は中高生向けにまなびの樹での定期テスト対策について書いてみます。
中高生には定期テスト対策として、「ワーク,ドリルの3週学習」をすることをよく言っています。テスト2週間前には試験範囲のワーク・ドリルを一度はやっておくように。テスト2週間以内に2回目、テスト直前に3回目をやるんだよ、と言っているつもりです。
テストは決められた範囲について、どれだけ理解しているか、を確認する機会です。問題を出されてできなかった=その分野でわからないことがまだあった、ということです。であれば、理解していない、覚えていない範囲を無くせば100点が取れる、ということです。
その理解していない、覚えていない範囲を潰す作業が「3週学習」です。潰せなかったら4週、5週とやってもらって構いません。
いつ入塾したか、復習がどこまでできているかによりますが、前々から勉強し始めている生徒は、すらら⇨テキストやワークと言った流れで試験範囲を勉強していると思います。
その中で、ワークやドリルを3週やるように言っています。基本的に学校から配られたワークやドリルがその学校としての基準になる問題レベルです。その問題ができていればその学校の定期テストがボロボロになることはありません。
3週学習の具体的な意図は以下です。
1回目:苦手なところを明確にする⇨そのままにしないでなぜ間違ったのか、どうやったら正解になるのか理解する。問題も解き直しをする。
2回目:1回目に理解し直したところをもう一度解けるかやってみる。
3回目:テスト1、2日前に最終的にできるかを確認しておく。せっかく勉強したのに、、という悔しい思いをしないための作業です。人間の記憶力を信じていないので、最後の最後に復習しておくことが後悔しない秘訣です。
3週学習を正しくしていれば、80点はとってくれると思っています。取れない生徒は正しく理解していない、もしくは理解するまで練習ができていない、記憶していない、ということです。
ただし、英語、国語は今までの積み上げがとても大切な教科なので、短期的に学習して伸びるものではないのはご理解ください。定期テストで短期的に伸びるのは数学、理科、社会です。
◯直前でやること
そうはいっても、、、少しでも点数を上げたい!という状態になるのもよくあります。。。そんな時にお勧めなのは以下のやり方です。ワークは提出もするのでやっていることが前提です。
・国語
試験範囲の教科書を精読することです。言葉や漢字の意味を調べながらしっかりと理解します。指示語、接続詞を抑えなが段落ごとのつながりなどを整理しておくと、比較的点数がとりやすいです。質問をされた際に、だいたいこの辺りに内容があったような、、、と追えるだけでも時間が短縮できます。
・英語
こちらも国語と同様です。教科書の精読です。単語を覚える、その単限で学んで欲しい文法の形を覚えておく、です。日⇨英、英⇨日で翻訳できるように練習します。
・理科、社会
ワークでひたすら問題に対して回答を言えるか繰り返します。理科の一部は計算や理解することが必要ですが、前日、前々日から取り組む場合、時間がかかるので、後回しにせざるを得ないと思います。とにかく勉強できていなかった場合は記憶系を優先的にしっかりと点数を取ることをおすすめしています。
・数学
ワーク、教科書の章末問題で間違った問題を解いておく、です。これはまなびの樹の生徒には徹底的に言っているので、自然とできていて欲しいところ。。。そして、公式や定理があれば教科書を読んでおさらいしておくことです。
◯まとめ
今回は定期テストで点を取るための「3週学習」について改めて考え方を書いてみました。直前になって慌てないように、なんで普段から「3週学習」と言われるのか、考えてみていただければと思います。
定期テスト対策用の問題作成、等々考えたこともありますが、学校から与えられている問題(ドリル・ワーク)をしっかりやることが一番の対策です。記憶するのにあったらいいな、といった英単語長の一覧等は学生に渡していたりもします。
3週学習がもしできなかった生徒は何が理由でできなかったのか考えてみることが次回のテストにつながります。最終的に受験で勝てるように、毎回のテストで試行錯誤することがとても大切です。
これからも、この方針で基本的には進めて行きたいと思いますのでご理解のほど、よろしくお願いいたします。