学習習慣 | 勉強体力をつけよう まなびの樹 まなびの樹

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2023.01.16

学習習慣 | 勉強体力をつけよう

学習習慣は成績を伸ばすために必須の習慣です。

埼玉県の公立高校入試まであと37日です。

中3生は最後の追い込み時期ですね。寝る間を惜しんで勉強して欲しいと期待してます。

そうは言ってもどうすれば学習習慣がつくのでしょうか?

◯学習習慣を作るために必要なこと

ただ、現実的に二つ問題をクリアしないと人間は追い込めません。

一つはモチベーション。もう一つは勉強体力です。

 

◯モチベーション

言わずもがな、人が動く動機です。

なぜ「その高校・大学にいきたいのか」これが明確であればあるほど、人は目標に向かって進めます。不明確な場合は、すぐに挫折してしまいます。勉強だけでなく、部活なり、他の取り組みなり共通したものだと思います。

なぜ、その志望校なのか、なぜ偏差値が高い高校に行く必要があるのか、生徒なりの答えが明確ですか?

どこでもいいや、というモチベーションだと勉強する理由がないですよね?

ひとまずここ、という目標でも良いと思います。目標を達成した際にまた考えれば良いので。

 

親御様の社会人経験より是非お子さんと進路について会話をしてみてください。

子供は聞いていないようで聞いていますよ。

 

個人的には偏差値が高い学校に進学する理由として「人生の可能性、選択肢を増やす手段の一つ」と考えています。

学歴がなくたって幸せな人もいます、起業して経済的に豊かになっている人もいます。逆に学歴があっても幸せでない人もいます。

しかし、一つだけ確かなことは、自分が何か本当にやりたいことが見つかった時に、学歴が高い方が選択肢は増える、ということだけです。中学生ですので、当然はっきりとやりたいことが見えている生徒は少ないです。これから、自分はこれがやりたい、こういう人間になりたい!と思う瞬間がくると思います。

その際、学歴がないと残念ながら門が狭くなっていることも社会の現実として多いのが事実です。

わかりやすい例ですと、例えば官僚になって国を動かしたい、と思ったら東大、最低早慶出身が必須と言われています。

学校選択の際、進路先、という情報も必ずあるのでみてみてください。統計データに過ぎませんが大きくずれることはないと思います。

 

知らず知らずの間に可能性の門を閉ざしていたり、あの時もっと勉強しておけばよかった、、、こんな後悔をしないためにしっかりと勉強をして貰えたらと思っています。

もちろん逆転できるチャンスがないわけではありませんが、一度入学した学校の雰囲気に飲まれず、しっかりと勉強するのは中々至難の技ですので注意です。

 

◯勉強体力

また、強烈な動機がある生徒は頑張れますが、そもそも勉強する習慣がない生徒がいきなり朝から晩まで勉強できるはずもありません。どうしたって、自分に甘えて今までと比べて頑張っている、と自己満足してしまいます。また、集中しているように見えて集中しておらず、勉強量がなかなか上がらないのもよくある話です。時間だけがすぎていて、勉強量が増えていないケースです。

これは、日頃から自宅で勉強していないとすぐには改善されません。

また、日頃から勉強していることで、今自分は集中できているのか、自分はどの時間帯や環境なら一番勉強できるのか、自分のことを知ることができますが、今まで勉強していない生徒は自分自身のことがわかっていません。

勉強を通じて己を知る、ということができる点も社会人になってとても大切だと考えています。なにせ社会に出たら勉強し続けますから。

 

ただし、いきなりフルマラソンを走れる人が少ないように、勉強も徐々に量を増やしていかないと3日坊主が目に見えています。15分からでも構いません。まずは席に座って勉強するという習慣からつけていかないと本当に必要な時に土俵に立てません。

以下1日の学習参考目安です。できることなら小学生の間から少しずつ学習する習慣をつけていきましょう。

もちろんテスト前は別ですよ。もっとやりましょう。

 

◯1日の学習参考目安

小学生は学年✖️10分+10分が目安です。小1なら20分、小6なら70分という具合です。

中高学生は学年✖️1時間+1時間が目安です。中/高1なら2時間、中/高2なら3時間、中/高3なら4時間です。

受験生になると長期休みの講習時は1日8−10時間がマストです。追い込み時期は起きている時間は全て勉強、というのが受験生の姿だと先生は思っています。不安は勉強することでしか解消されませんので。志望校に対して模試の偏差値、過去問の結果が楽勝な場合は油断するのは少しわかります。。。

 

勉強と成績はある程度勉強量がものをいう世界です。成績が中々上がらない、という生徒は本当に勉強した時間は何時間なのか測ってみると良いと思います。ちなみに時間というのは問題を解いている時間(アウトプットしている時間)です。先生の話を聞いている時間は入りませんよ。実はあまり勉強していなかった、というのが疑えます。

 

◯まとめ

今回は3学期に入り、次年度が見えてくる時期なので勉強体力をつけようというお話をさせていただきました。ジョギング程度の軽い内容から少しずつ学習習慣をつけていきましょう。

加えて、モチベーションを維持するためにも、受験生以外の中高生たちも将来について考え始めて貰えたらと思います。

 

まなびの樹ではまず最低2時間勉強することから始めます。中学生が1日に勉強した方がよい時間そのものです。そこから少しずつ宿題をこなすことで自宅でも学習する習慣を作っていきます。まずは偏差値を50に持っていく、上位を目指す、5教科で定期テストで平均点を超える、等々は通塾日以外にどうしても自宅学習をしてもらうしかなく、その習慣化からです。

また、家でどうしても勉強しない、という生徒に向けて通いたい放題コース、というのを用意しています。昨年は本コースで怒涛の追い上げをした生徒もいます。毎日1日7時間フルフル滞在して志望校に受かっていきました。

勉強の仕方は人それぞれです。自分が追い込める環境を自分で作って将来の道を切り開いて貰えたらと思います。

 

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