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2023.04.17
大学受験について思うこと
いわゆる学校の勉強については残念ながら日本の教育市場において大学受験がゴールになりがちです。
本当の学問は大学から始まるものだと思っていますが、大学に入って遊び呆ける生徒を理科大ですら見かけていたので残念な限りです。
まなびの樹の生徒には高校選びから大学選び、将来のビジョン含めて考え始めるように言っています。
大学に関しては、どの大学に行く、も勿論大切ですが、何をまなびに行くのか、のほうがもっと大切です。
昨今の中学受験ブームの影響で小学生の間から大学の名前だけ追う子供もいるので気よつけてください。
名前がよくたって自分の学びたい内容が学べないならその大学に行く必要なんてないですから。
残念ながら高校1年生の間に理系か文系か、と何のために?と思うような選択を迫られ、数学が苦手だからなんとなく文系、国語が苦手だからなんとなく理系、というように何となく選択して、なんとなく理系だから何々学部を受ける、という流れになりがちです。
企業側から見たら当然、大学である程度学んできた生徒を取りたいと思うので、何を学んできたかは就職時に当然必要です。よっぽど大学とは別に何か学んできたり、人としてのポテンシャルがない限り、まなんできた内容の先に就職先、職業が決まってきます。
そういった意識なく大学や学部を選択している生徒の何と多いことか。
しっかりと社会人である大人が社会全体として解いていくべき課題だなと個人的に思っています。
◯学校の勉強と同じぐらい大切なもの
学校の勉強が大切なのは言うまでもありません。学んでいなければ、大学の選択肢すらありませんから。
一方で勉強だけしていても、自分はどんな仕事についていきたいのか、どういう人生を送っていきたいのか、何を学びたいのか、そういう「問い」に答えられなければ大学に行く目的がありません。
何となく良い大学に行って、何となく良い企業に勤められたらいい、という時代はとっくに終わっています。知ってますよね。(良い大学の方が選択肢が多いのは当たり前ですよ。)
「あなたは何ができますか?(あなたを採用するとうち(企業)にどんなメリットがありますか?)」
この答えに答えられる人が就職活動に勝ち抜ける時代です。
日本はまだまだ新卒に対して優しい目で見られていますが、海外では良い企業に入ろうと思うと、インターンで結果を残さなければ就職までたどり着けません。新卒だろうと先程の質問に答えられる生徒が求められます。
そのためには目的意識を持って学び、何かを得ていく必要があるのか、昔以上に求められます。
もちろん転職という手もありますので、就職や学部選びが思うようにいかなくても人生終わりではありません。
しかし、修正に時間がかかるのも事実なので、本当はこういう仕事につきたかったんだ、ということがないよう考えに考え抜いて大学・学部選びをして欲しいと思っています。
学業や部活、習い事や遊びと忙しい学生ですが、その中から人生の生きる方向性ぐらいは見つけて欲しいと思っています。
◯どうやったら見つかるの?
学生と言えど生きてきた中で色々な経験はあると思います。楽しかったこと、悲しかったこと、つまらなかったこと、後悔したこと、です。今を大切に色々なことをやってみてください。
その中でやりたいことが見つかった人はラッキーです。
もちろん周りの大人に色々と言われると思います。それでもやりたいと思った道に進みましょう。
もし、やりたいことが見つからない人は、色々とやってきた中で、これだけはやりたくない、ということを並べてみてください。
並べてみてその反対側がやりたいことです。
やりたいことリストを100個書くよりもやりたくないリストを100個書く方が経験上簡単です。
そこで見つかったやりたいこと100を満たせる仕事や職業を見つけられたら良いと思います。
1つではないとは思うので、その中から優先順位をつけてみて、それができる仕事や学べる学部を選んでください。
そんなことを考えたことがなかった人は日記をつけることをお勧めします。
毎日その日にあったこと、その事実に対してどう思ったのか、考えをアウトプットしてみてください。
そして、あるタイミングで考えをまとめてみてください。それが自分自身です。
この方法は就職・転職活動の時にも使えるので是非使ってみてください。
◯まとめ
高3は本格的な受験勉強と学部選びが始っています。進路相談を受ける機会もあったのと、最近なぜ塾に来るのか?というテーマで話をすることも多いので、なぜ大学にいくのか?というテーマでブログを書いてみました。
読んでくださった方の将来が少し見えたら嬉しいです。
目的意識を持って勉学に励んでもらえたら毎日がより楽しくなるかなと思います。