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2024.05.15
上位校を目指すなら中2からの学習が大切
GWも開けてそろそろ新生活も慣れてきた頃でしょうか。
先日新中3向けに高校入試説明会をさせていただいたのですが、そこでも思ったこと。
それは上位校を目指すならば中2からの勉強が大切、ということです。
◯上位校を目指すなら中2からの学習が大切
公立高校受験の試験内容の比率は実は中1、中2、中3、でバランスよく出ています。
中3の勉強の内容が難しくなるからといって、その範囲が多く出るわけではない、ということです。
また、中1の範囲については基礎的な内容が多いので学校の勉強さえしておけば、ある程度はできるものです。
しかし、中2の内容になってくると多少応用的なものが増えてきて、小学校、中1の内容を理解していないとついていけなくなってきます。
感覚的にはこの頃から上位と平均点以下の生徒との差が明確に出てくる時期だと思っています。
一方で試験の内容を見てみると、数理社については中1、中2の試験範囲が60−70%を占めます。
英国については積み上げ科目なのでなおさら今までの学習が大切ですぐには成績は上がりません。
とすると、偏差値65以上の上位校を目指していくならば中2あたりからしっかりと学習をしていかないと間に合わないと思っています。
◯中2生でやるべきこと
最初から勉強ができる生徒はいませんが、勉強ができるようになるには量が必要です。
そのためには以下が必要になってきます。
・学習習慣を作ること
塾に行くだけでは成績は伸びません。週2の授業であればその他の週5で全く勉強しない場合は伸ばすのはなかなか難しいです。。
塾で演習すればもちろん少しずつ伸びるには伸びますが、記憶力の観点からも中々覚えるべきものを覚えられないので厳しい気がします。
塾、学校の勉強で、最低2回しか学習内容に触れなければ覚えられないですよね?
塾の宿題、学校の宿題、と宿題をやることでしっかりと記憶に定着して欲しいと思います。
・漢字、英単語を覚える習慣をつけること
先ほども書きましたが、英国は積み上げ科目です。
その基礎は語彙力です。どんなに文法の学習をしても結局語彙力がなければ意味がありません。でも、この語彙力は曲者で、集中的に学習をしても結局は人間の脳の仕組み上使っていなければ直ぐに忘れていってしまうものです。
要は短期的に伸びないものです。コツコツと取り組む以外に手立てはありません。
注意は覚え方が少し違う、ということです。
漢字は文字の形、意味、用語を覚える必要があります。
英単語は発音、意味、用語を覚える必要があります。
同じ言語ですが覚え方を間違えると大変なことになるので要注意です。
・中1の復習@夏休み
中2生は今習っていることがそのまま受験につながります。加えて中1の範囲で苦手な分野を今のうちに潰しておくと受験時や中2の学習がとても楽になります。
通常はその潰す時間がないと思いますので、夏休みにしっかりと中1の復習をしておくと今後がとても楽になると思います。理科の化学、物理分野、社会の地理などみんなが苦手としている箇所を復習すると良いと思います。
・読書などで長文を読む癖をつけること
国語、英語力を伸ばす意味でも「長文を読む」という癖をつけましょう。教科書を繰り返し音読するのが良いのですが、飽きてしまうので、時間のある今のうちに読書をしてくおくことをお勧めします。読書をすることで自然と長文を読む癖がつきます。
・理社をちゃんと勉強し始めること
どうしても理社を普段から勉強することはないと思います。
されど公立高校受験には必須の科目です。
将来の得点源のもなるので、今のうちから週1回は教科書やワークをやる習慣をつけて見てください。
1時間でも全然OKです。それだけで理社は大分変わると思います。
◯まとめ
本日は大切な中2生がやるべきことをまとめてみました。
普段は英数を中心に塾の授業を進めていますが、国語、理科、社会、も立派な勉強科目です。少しずつ勉強していく癖をつけていきましょう。
<参考リンク>