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2021.07.26
英会話教室の幻想
英語を話せるようになりたい!!と思った時に、私もやったこと。
それは「英会話教室」なるものに行くことです。
今であればオンライン英会話も選択肢にあるでしょうか。
◯英会話教室の授業
・駅◯留学
私の場合、駅◯留学、という一時期ブームがあった時期に受講していて、通った時期がありました。
先生一人に生徒3人というスタイルで40分程度の授業。
自己紹介から始まり、オリジナルテキストに合わせて進み、先生のファシリティに従って授業を進めていきました。
良かった点:
・ネイティブの先生と話せる機会があったこと
・同じ授業を何度も受けていると同じ英語仲間ができること
・気づいた時は発音の矯正をしてくれること
悪かった点:
・先生は当時アルバイトの人が多く、レベルにバラツキがあった
・レベルわけの基準が曖昧
・授業に一貫性がないので、今の自分のレベルが分かりづらかった
・3人の中に自分のことしか考えない人がいると授業にならなかった
当時はTOEIC470点ぐらいのレベルで受講していた時ですが、上記のような感想を持っています。
授業自体は楽しかった印象でしたが、1年程度通った結果として英会話ができるようになった、レベルが上がった、とは今から思えば全く言えませんでした。理由は後述します。
・オンライン英会話
受講当時、会社から教育補助金が出る制度もあったので、オンライン英会話はある程度英語力が上がった後にやってみました。個人的には忙しい方はこちらの方がお勧めです。
良かった点:
・とにかく安く英語を話す機会を得られる点
・時間は深夜や早朝等、比較的自由に予約できた点
・ほぼ1対1なので話す、聞く時間が多い点
悪かった点:
・先生のレベルがこちらもマチマチ。アルバイト感覚の先生もいるので、良い先生と出会うかは運次第
・体系だって学ぶ仕組みがあまりない
同じ英会話教室でも特性があるので、自分に合うパターンはどちらか考えてみると良いと思います。
「英会話の機会を得る」にはどちらも貴重な機会だったかな、とは思います。
ポイントはあくまで英会話教室は「英会話の機会を得る」場である、ということです。
◯間違った英会話教室の利用の仕方
皆様の現在の英語力、どのレベルでしょうか?
以前から何度か書いていますが、文法のレベルはどうですか?
音の勉強してますか?単語の勉強していますか?
確かに「英会話を行う機会」というのは日本で暮らしていると中々ありません。
英会話を楽しむ、英会話ができる、場というのは英会話教室は与えてくれますが、あなたの本当に望んでいる成果はなんでしょうか?
「英会話ができるようになる」というものがゴールであるならば、「英語脳」を作る必要があります。英語脳が作られていない中、英会話の場に立っても、悔しい、という想いをするだけで、実力自体はさほど上がりません。当然何度も通い、注意を受け、再度復習等をしていけば改善することは間違いないですが、最初から英会話教室に通うのは時間とお金に余裕がある方は別ですが、ナンセンスです。
英会話教室に通ったからといって格段英文法の学習をしてくれるわけもなく、発音に関する体系的な学習をしてくれるわけでもなく、単語の学習を助けてくれる仕組みもありません。
この部分に関しては結局個人の学習に任されており、あくまで英会話教室は英会話をする場になります。。
もちろん中には良い先生があり、教えてくれることもありますが、あくまで部分的です。
日本の学校のように1から10まで教えてくれるような教室ではありません。
基礎がないのに、いきなり英会話教室にいったとしても、悔しい思いをするだけで、結局自分で勉強をするしかありません。
英会話教室が悪い、というのではありません。正しい学習をした上で、実力を試す場として「英会話教室」に通うことをお勧めしているのです。
◯お勧めの使い方
英会話教室は中級・上級レベルになってくれば逆に利用しない手はありません。
英会話自体練習する機会はとても大切です。
しかし、まず初めに学ぶべきは、「英語脳」を作る学習を行うことです。
独学で学べる方は学べます。
文法、音・リズム、単語を学んだのちにシャドーウィングを繰り返すことで「英語脳」ができてきます。
そう言っても毎日学習したとしても英語脳ができるのは少なくとも数ヶ月はかかるので覚悟してくださいね。
英語脳が一度できてしまえば後は、応用の表現を増やしていくだけなので、英会話教室が非常に効果的になってくると思います。
◯まとめ
どうしても英会話=英会話教室・留学、と短期的に考えてしまう方もいると思いますが、効果的・効率的に学習していくとすれば、まずは「英語脳」作りをお勧めします。
まず基礎がなければ応用はできません。
基礎である、文法、音の把握、単語について地道に基礎を徹底していきましょう。
そうすることで、後々飛躍的な向上を望めます。
文法の理解、テストという意味で英検やTOEICを利用するのも良いと思います。
英語の学習の最終目的は海外メンバーと日本語で話をするかのように英語でコミュニケーションが取れるようになることです。
日本語で様々な表現方法があるように、英語でも様々な単語、熟語がありますが、まずは正しく基礎会話ができることが前提です。
しっかりと3点学習していきましょう。