実力テストの数学で偏差値50を取るには まなびの樹 まなびの樹

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2023.05.16

実力テストの数学で偏差値50を取るには

今日は中学生は学校で実力テストの日ですね。

学校の定期テストとは異なり、試験範囲が広いため真の実力が現れるテストです。

北辰テストも同様ですが、実力テストの結果を見て進路先を少しずつ定めていく形になると思います。

 

さて、こういった実力テストを受けたとき、どういうポイントを押させると偏差値が上がっていくのでしょうか?

 

◯偏差値50までの点の取り方

・テストの構成

まず相手(テスト)を知りましょう。

実力テストや北辰テストは最終的に偏差値を出します。

この偏差値の仕組み上、点数がばらけないと偏差値70以上が出ない形になってしまいます。

逆に難しすぎると平均点が下がりすぎて問題視されてしまったり、出題者側は試行錯誤をしてきます。

なので、どうしても基本的な問題から応用、発展と問題のレベルが異なります。

そして、出題範囲も、計算問題、文章問題、思考問題、関数問題、図形問題とカテゴリーされている形がほとんどです。

 

そして、大問1、2あたりで基本問題や文章問題、少し思考系の問題が入り、大問3あたりで関数、大問4あたりで図形問題になる、というのが定石です。

加えて生徒の点数差をつけるため、関数・図形あたりで発展問題を混ぜられることが多いです。

 

 

・偏差値50を取るための戦略

ということで、まずは50を取るための方法、というか戦略です。

偏差値50というのは受験生の本当に平均的な点を取る生徒です。

このレベルの生徒はある程度の基本できるけれど、苦手分野の応用や発展はできない、というようなレベルです。

 

このレベルの学生が発展問題に挑戦しても十中八九解けません。

まだまだ基礎レベルが安定していないのと、応用・発展問題を解くための思考や解法が身についていないためです。

 

なので、限られた時間でやることは、「基礎問題を取り切ること」です。

これだけで50点近く取れます。基本問題は簡単な計算で解けるような問題ばかりです。

各分野の基礎ができていれば解けてしまう簡単な問題です。

 

ほぼ大問1を全て取り、大問2もいくつか取る。これだけで50点程度いきます。

大問3、4の最後の問題はやっても解けないので捨てましょう。

できれば(1)ぐらいを狙うと良いですが、考えてわからなければ、大問1、2の見直しをしていた方が良いです。

 

・偏差値60以上を取る戦略

偏差値60以上は大問1、2は必ず取り切りましょう。それだけで70点近くいきます。

加えて、大問3、4の1問目あたりは解けるようになるとより偏差値が上がってきます。

大問3、4の最後の問題が解けるようになるとその分野はかなり力がついてきている証拠です。

 

自分の実力を考えながら限られた時間でやるべき問題を絞って解きましょう。

 

◯実力テストで大切なのは受けた後の解き直しと復習

そして、大切なのはここからです。

せっかく実力テストで現状の実力がわかったわけです。

点を取るのに足りない箇所が明確になったわけです。

ここで復習をしておかないと、いつまで経ってもできない分野が得意になりません。

 

もちろん学校の勉強もあり正直大変ですが、復習の時間を確保して勉強していかないと「実力」は尽きません。

 

しっかりとどこができて、どこができなかったのか分析して、苦手箇所について復習をしていきましょう。

普段復習する時間が確保できない=そこまで勉強にモチベーションを感じない、、ということであれば長期休みに一気にやってしまいましょう。

 

中3の夏は復習を完璧にする最後のチャンスです。中1・2の5教科全範囲を復習しておきましょう。

中2の夏は逆転して上位に食い込んでいくチャンスです。中1+中2の1学期の内容を復習しましょう。

中1の夏は成績上位を狙うチャンスです。小学生の内容含めてしっかり復習しましょう。

 

復習をしなければ、せっかく時間をかけて解いたテストが無駄と言えます。

やるだけなら勉強と言いませんから。

 

自学ができない生徒は塾に行くことを検討してください。

どの塾も夏休みは復習メインでカリキュラムが組まれているはずです。(たぶん。。。)

複数年にわたって復習が必要そうな生徒は個別指導塾を選んだ方が良いと思います。

集団塾はカリキュラムが決まっているので、置いてけぼりになる可能性があるので。

 

ただし、通常夏期講習は講習費用が格段に高くなるのでご注意を。

やる内容は復習なんですけど、アルバイトの学生を増やしたり、塾にとっての稼ぎどきだったりするので高いのです。

 

まなびの樹でも自学ができない生徒はだらける時期なので、通塾日を増やすことを提案はさせてもらってます。週2の生徒が週2しか勉強しなかったら当然伸びが遅いので。

週3コース+宿題、本気な生徒には通いたい放題を提案します。

 

夏にしっかり基礎を固められた生徒は2学期以降の学習がすんなり入ってくると思います。

受験生は伸びが期待できます。

 

それぐらい基礎は本当に大切です。

 

◯まとめ

今回は実力テストで偏差値50点以上を取るための戦略を書いてみました。

やたら滅多に問題を解くのではなく、自分の実力に合わせて取り組む問題を定めていきましょう。

偏差値50がない生徒は大問1、2をしっかり取り切るように時間を使いましょう。

60以上を取る生徒は1、2をしっかり正解した上で、大問3、4に取り組んでいきましょう。

70以上欲しい生徒はもちろん全問正解狙いですよ。

 

最後にもう一度、できない問題があったら復習あるのみです。

 

 

<参考リンク>

 中学生の成績アップ方法

中学生の勉強方法

八潮市から通える高校 | 選び方

英単語の覚え方

 

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