中学生向け理科の勉強方法 まなびの樹 まなびの樹

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2023.09.06

中学生向け理科の勉強方法

理科が苦手、という子は最近多い気がします。

あなたのお子さんはどうですか?

 

最近は3教科は上がってきている子が多いので、理科の成績をあげることに注力を注いでいます。

理科は理系科目としてどうしても苦手意識が強い子が多いのですが、理科も基本的には同じで覚えるべきことを覚えていない生徒がほとんどです。

7割は覚えること、残りの3割が算数という感覚です。

 

◯理科の勉強方法

理科と一言でいっても「生物・地学・物理・化学」と大きく4つの分野に分かれます。

色々な勉強の仕方はあると思いますが、まなびの樹では以下のように勉強をしてもらっています。

 

・生物

植物、動物、人間の体、遺伝子などの分野です。

基本的に教科書を読む(黙読・音読)→教科書に載っていることを覚える→(自分なりのまとめノートを作る→)ワークでできるか確認

この流れで覚えてしまえば終わりの分野です。

すぐに覚えられない人は自分なりのまとめノートを作ると覚えやすいです。

オリジナルのまとめノートを作るのは時間がかかるのでやらない、という考え方もわかります。が、自分で作ることで思考もまとまり、と自分にとって最高の参考書になりますので、時間はかかりますが作ることをお薦めします。

その際はルーズリーフで作ってくださいね。まとめノートは何度も改版されるはずです。

その際通常のノートだと全部やり直す必要があって面倒です。

 

・地学

地層や、地震や天気と言った分野です。

ここも基本的には生物と同じ流れで覚えて終えばほとんどが終わりです。

なぜその現象が起きるのか、まで理解しながら覚えていくと良いと思います。

 

教科書を読む(黙読・音読)→教科書に載っていることを覚える→(自分なりのまとめノートを作る→)ワークでできるか確認

この流れです。ただ、一部、地震や天気のところで考え方が理解できないケースがあるので、その際は考え方を先生に聞きましょう。

 

・物理

力や電流がこの分野に当てはまります。この分野は用語や公式をまず正確に覚える必要があります。

そして、半分は論理性が必要になるので、考え方は先生に確認しながら進めましょう。

教科書を読む(黙読・音読)→教科書に載っていることを覚える→先生に論理性を確認する→(自分なりのまとめノートを作る→)ワークでできるか確認

この分野は用語を覚えるのと同時に論理がちゃんとあっているか数学と同じように、ワークや練習問題を多く解いて、正しく問題が解けるようになっていると良い分野です。

ワークの問題は繰り返すと覚えてしまうと思うので、色々な問題を買ったり先生に問題集をもらってやってみましょう。

 

・化学

理科が苦手な子は間違いなく化学が苦手です。この分野が一番大変です。

用語や元素記号、溶液の名前など覚えるべき内容が多い+算数の要素が多いので、苦にしている生徒が多いです。

算数の計算やグラフの読み取りが苦手な生徒は尚更苦手かもしれません。

ただし、用語を覚えて、考え方を身につけてしまえば、ロジックの箇所は物理ほど難しくはなく意外と簡単な分野です。

苦手意識が強すぎて、取り組んでいないだけの生徒が多いような気がしています。

勉強の仕方は物理とあまり変わりません。

教科書を読む(黙読・音読)→教科書に載っていることを覚える→先生にロジックを確認する→(自分なりのまとめノートを作る→)ワークでできるか確認

こちらもワークの問題だけでなく色々な問題に取り組むと良いと思います。

 

一言で理科と言っても4つ分野があり学習範囲は広いので、受験生に対しては一つ一つの分野について完璧にしてから次の分野に行くように指導しています。お勧めは生物→地学→化学 or 物理の順です。この分野がでたら必ず点が取れる、という状態を作っていけば、少しずつ点数は上がっていきます。

 

 

◯大切なのは日々の復習

理科に関しては、どうしても主要3教科の後に勉強することが多いですが、主要3科目に負けず劣らず得意になるのにハードルが高い分野です。

理科は3教科のように毎日勉強しろ、とは言いません。ですが、テスト前だけで理解&練習をしようと思うと高得点を取るのはなかなか難しい教科だと考えています。

エビングハウスの忘却曲線の関係もありますが、週1で復習しておけばなんとか授業中に言われていたことは覚えているはずなので勉強の効率も上がります。

なので、授業のあった日に復習するのが一番ですが、少なくとも週1、最悪2週に1回は理科の時間を取り、教科書を読んだり、ワークをやったりしてじっくりと用語や考え方を理解することが大切です。

生徒たちには時間のある、週末土日のどちらかで時間を作るように指導はしています。

平日は部活や習い事、主要3科目の宿題等で忙しいからです。

 

中1、中2の生徒には苦手なままにしておくと中3になって大変だぞ、加えて、そもそも各分野とも前年度の学習ができていることが前提に知識の上乗せがされるので、土台がしっかりしていないと当然積み上がらないぞ、と言っています。

受験生になったら頑張ろう、という姿勢は中々難しいので、なるべく当該学年の間に、得意にならなくても良いので苦手のままにしないことが大切かなと思います。

各季節講習期間の間にしっかりと復習してくれたらと思っています。

 

◯実績

授業に合わせてワークを進めてくれる生徒は大体80点以上を取ってくる生徒がほとんどです。北辰のテストでもしっかりと勉強していれば偏差値50は簡単に上がります。50未満の生徒は必ず超不得意分野があったりします。しっかり4つ分野を復習していけば、そこまで極端に難しい問題は出ないので点を取ることができます。

 

◯まとめ

夏期講習を通じて理科を教える機会も多かったので今回は中学生の理科についてブログを書きました。

小学生の間にも理科の実験として色々と関わってはいると思いますが、知識としていざしっかりと覚えていく必要があるのは中学生からかと思います。理科もしっかりと時間を確保して勉強していきましょう。

まなびの樹では、家だとなかなか勉強できない生徒に対しては、授業時間が無制限なので、数英を学習した後に理科を少しだけ学習してもらう子もいます。

苦手なのでなかなかモチベーションが高くないと苦手な科目を生徒一人で勉強するのは難しいですよね。

勉強の仕方がわかるまでしっかりと伴走します。

 

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