勉強が苦手な子がまずやるべきこと | 八潮市の生徒向け まなびの樹 まなびの樹

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2024.01.29

勉強が苦手な子がまずやるべきこと | 八潮市の生徒向け

八潮市の生徒たちを教え始めて3年目ですが、皆さまお気づきの通り、八潮市の学力レベルは残念ながら高くありません。

その中で最も顕著に現れているのが「語彙力」です。

 

 

◯勉強が苦手な子がまずやるべきこと

・勉強の基本は語彙力

中3になっても分数の通分ができない生徒も多いですが、それよりも気になるのは「語彙力」のなさです。

ここでいう語彙力とは漢字だけでなく、ことわざ、言葉の意味の理解です。

漢字も書けるけど意味はわからない、という生徒もチラホラ。

言葉がわからなければ教科書や文章を読み解く力がありません。問題の意味や解説の意味がわからなければ国語だけでなく、他の4教科全てに影響が出てしまいます。

まずは言葉を覚えましょう。

 

・基礎計算力

今回は詳しく書くことは割愛しますが、語彙力を増やしながら次にやるのは整数・少数・分数の四則演算が完璧にできるかです。

さすがに四則演算のやり方は覚えていると思うので、計算の手順を正しく覚えて、手順通りに途中式を書いて、手順通りに計算して行けばできるはずです。

市販のドリルを使っても大丈夫です。簡単なものから基本的な計算が本当にできるか確認しながら進めましょう。

 

まずはこの2点を早急に改善するのが第一です。

この両方がない限り自学をしていても、塾に行っても成績は上がってきません。

今回は語彙力について詳しく書きます。

 

◯語彙力の増やし方

・書いて覚える

言葉の形を覚えていないのであれば書いて覚える方法です。小学校の頃からやっている方法です。

その際、必ず問題集には文字だけでなく使い方の例が載っているはずです。

どういう使い方ができるのかも何度か書いて覚えると良いと思います。

また、その際にしっかりと言葉の意味も調べておきましょう。

 

練習した後は数日後に書けるかどうかテストして見ましょう。

エビングハウスの忘却曲線の話はしていると思いますが、数日後にしっかり書けたら、1ヶ月後ぐらいに再度書いてみましょう。

書けたら恐らく長期記憶に入って大丈夫です。

 

・読んで覚える

次は読んで覚える方法です。

これは本や漫画など活字を読んだ際にわからない言葉や表現があった際に必ず調べておく、という方法です。

活字を読んでも意外と飛ばし読みをしている生徒が多いです。せっかく語彙を増やすチャンスなのに勿体ないです。

本を読んでいるのに国語ができない生徒は読み飛ばしていることがないか疑ってください。

この方法は書けるようにはなりませんが、文章を理解する力はつきますし、知らない単語を調べる習慣がつくのでしっかりと習慣化しましょう。

 

・話して覚える

ご家庭での会話力が問われる方法です。

普段の日常の会話の中でも子供からするとわからない用語が含まれているかもしれません。

また普段から使っていても意味をわかっていない用語があるかもしれません。

それに大人が気づいて質問できるか、です。

親や家族での会話中に、XXXって知ってる?YYYの使い方が違うよ、などの会話ができていますか?

子供の語彙力だけでなく大人も語彙力を強化することで子供の学力が上がります。

 

・聞いて覚える

これも読んで覚えると同様です。

動画やテレビで出てくるわからない用語をしっかりと調べる方法です。

テレビでもニュースなどを見ていると子供からすると色々な新しい用語が耳に入ります。

その新しい用語を調べることで、自然に語彙力は増えてきます。

 

・語彙力を強化する問題集を買う

切羽詰まった時にやるできることですが、問題集があるのでやる方法です。

受験前など危機感ややる気がある時でないと恐らくやらないと思いますがご紹介だけはします。。。

 

 

◯まとめ

如何でしょうか。わざわざ語彙力の勉強をしなくても上記に書いたように語彙力を増やそうと思うなら普段の生活でも語彙力を増やすことは可能です。

普段の生活の中で「あれ?どういう意味?」と思うことを大切にして「調べる」習慣を作れれば自然と語彙は増えて行きます。

語彙力はご家庭内での語彙力も問われると思っています。子供だけでなく大人もしっかりと語彙力を強化していきましょうね。

 

 

<参考リンク>

 中学生の成績アップ方法

中学生の勉強方法

八潮市から通える高校 | 選び方

英単語の覚え方

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