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2021.06.30
デジタル教材の力
勉強はインプットが欠かせません。
言葉の意味や、公式や、定義を理解や知らずに、いきなり問題を出されてもできませんよね?
また、量・勉強時間をどれぐらいやったのかも非常に重要です。
いくら集中しても、毎日10分の生徒と、集中力は爆発的ではないにしても毎日60分勉強している生徒では差は歴然です。
もちろん60分机に座っているだけでは意味がないのも周知の事実。
あくまで勉強した時間が重要です。
IQ200ぐらいの人であれば、質の部分で穴埋めできるのかもしれませんが、一般の人であれば、脳の作りは大差ありませんから、小中レベルでは量が大事です。
理解しているかどうかは、問題を解いてみない(アウトプット)と分かりません。実際に正しい方法で正しく解くと、正解になります。
アウトプット=インプット(質✖️量)はどこの世界でも一緒です。
なので、どうインプットするか、どうアウトプットするか、が勉強では大事です。
「すらら」を利用する理由はここにあります。
このインプットがデジタル教材のため均一になるので、人によって
教え方が異なる、という問題に当たりません。
また、どの分野にどれだけ時間をかけたのか、履歴も残るため、
実際の量についてもしっかりと記録できます。
アウトプットに関してもやってみるとわかるのですが、少しくどいぐらい何度も問題をやるので、生徒のどこに問題があるのか、はっきりします。
原因がはっきりしないと対策が打てないのですが、この原因箇所が特定しやすくなるんです。
IT業界にいたので、データの力をまざまざと知っていますが、事実を知ることが何事も一番大事です。
「すらら」ですと、どこに、どれぐらい時間がかかって、あってたのか、間違ってたのか、はっきりと分かります。
そのため、先生が生徒のフォローに入りやすいのです。
この点が良いと思いまなびの樹では「すらら」をメイン教材として捉えています。
逆に言うと少し口説いかな?問題が若干簡単かな?と思うことがあるので、そういう生徒向けには「ほーぷ」というテキスト教材を用意しています。
基礎がしっかりできていたり、自分で考える習慣ができている子供は
自分でレベルの高い教材をどんどんアウトプットしていった方が効率がいいからです。
また、アナログ(紙)がやっぱりいい、ということも理解できます。
そういう生徒向けに用意しています。
大手の塾ではデジタル教材を利用し始めているようです。
時代の流れを感じますが、自分のペースで勉強できる利点もあります。
勉強は突き詰めると、究極の自主学習です。
わからない点(意味、定義や公式の使い方)だけ先生に教えてもらって、あとはドンドン問題を解いて課題点を炙り出し、修正するサイクルを作ればいいんです。
子供一人一人で学習の進度は異なります。
その子供なりの進度に合わせて学習していかないと、結局どこかでアウトプットが出なくなります。
ついていけない、という問題については、インプットの質と量を考え、最終的に量をこなしていけば確実についていけるようになります。
子供はみんな天才です。
大人が、どうインプットさせるか、は試行錯誤が必要だなと感じます。