英文字に対する文字と音の一致 まなびの樹 まなびの樹

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2024.11.27

英文字に対する文字と音の一致

現在まなびの樹では中学生向けに1時間の無料英会話講座を行っています。

英会話を通じて、文字と音の一致をさせることを目的としています。

英文字を見て音がわかる、英単語を聞いて文字にできる、この状態にするためです。

 

これができないと言語において最高の学習である「音読」ができないからです。

音読をすることで音も読みも文法も学べるのですが中々この音読ができない生徒が多いのが現状です。

原因は音がわからないから、というのが大体の理由です。

 

 

◯英文字に対する文字と音の一致

日本語の難しいところはひらがな、カタカナ、漢字を使い分けて日々の言葉を使いこなしています。

漢字を除いて、基本的には1文字につき音は1つという言語です。

幼稚園の頃からの練習で、読みも書きも話すも聞くもできると思います。

 

一方で英語は少し異なります。

いわゆるABCソングで文字を覚えることが多いと思いますが、実際の発音となるとABCソングで習った音ではありません。

また文字の組み合わせで発音が変わる文字の形もあります。

これを覚えないと中々読めるようになりません。

いわゆる「フォニックス学習」です。

 

そして、学校では残念ながら教えてくれません。

中には個人塾でそこまで教えてくれる塾があるのは知ってますが、通常の学習塾でもおそらく無理です。

英会話教室、という形であれば教えてくれると思います。

 

こればっかりは時間がかかる勉強なのですが、実体験からもやっていな回限り中々英語が得意になりません。

加えて最近はリスニングが入試で必須になっています。

聞いて文字が出てこなければ聞き取って理解することができません。

 

リスニングの勉強はどうするのか、と考えた際にフォニックス学習を無視するのは難しいと考えています。

なので、授業の一環としてフォニックス学習をしています。

 

 

◯音を覚えると良いこと

実際に音を掴めるようになると色々と良いことがあります。

・音読ができる

まず音読ができるようになるので格段に言語理解が進みます。教科書の音読をしていくだけで試験対策はかなりできます。

・英単語を覚えやすくなる

また英単語を書いて覚えるのではなく、発音で覚えることができるようになります。この音ならこの文字だろうな、この文字ならこの音だろうな、とわかるので1回1回書いて覚えることがなくなります。

来年も教科書改訂がありさらに中学生で必要な英単語量が増えます。この能力は必須だと思います。

・リスニングができる

また音が掴めるので当然リスニング対策にもなります。

 

とにかく英語学習にフォニックス学習は必須です。

 

ネックは習得までに時間がかかる、ということでしょうか。

毎日英単語を聞いたとしても半年以上はかかると思われます。

受験のことを考えると遅くとも中2あたりからやり始めないと効果を実感できるのは少ないかもしれません。

 

◯まとめ

塾に通わなくても以前紹介した音の学習ができる市販教材もあります。

英語が苦手、英単語を覚えるのが苦手、という生徒は早めにフォニックス学習をすることをお勧めします。

 

 

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