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2026.10.27
八潮市の中1保護者へ|2学期に国語の成績が下がる原因と立て直す勉強法
「小学校では国語に困っていなかったのに、中学校では点数が取れない」
「文章は読んでいるのに、問題に答えられない」
「記述問題になると、何を書けばよいかわからない」
お子さまの国語について、このようなお悩みはありませんか。
国語は、数学や英語に比べて「何を勉強すればよいかわからない」と感じやすい教科です。テスト前も、漢字の練習だけで終わってしまうことがあるかもしれません。
しかし、国語にも、確認すべき知識と、問題を解くための手順があります。
点数が下がったときに大切なのは、**「知識が足りないのか」「文章を読み取れていないのか」「答え方がわからないのか」**を分けて考えることです。
今回は、八潮市の学習塾「まなびの樹」が、中1の2学期に国語の成績が下がる原因と、立て直すための勉強法をお伝えします。
2学期の国語で変わること
※扱う教材や学習する時期、テスト範囲は、学校や教科書によって異なります。
1学期の国語は、中学校の授業に慣れる時期です。2学期になると、テストで問われる内容が次のように変わりやすくなります。
| 変わること | 内容 |
|---|---|
| 文章が長く、内容が難しくなる | 説明的な文章では、具体例から筆者の考えを読み取る問題が増えます |
| 文法の学習が本格的になる | 文節や単語の分類など、「なんとなく」では解けない知識問題が出てきます |
| テスト範囲が広がる | 教科書の文章に加えて、漢字・文法・資料の読み取りが同じテストに入ります |
1学期は「文章を読んで、だいたい合っていれば点が取れた」という子ほど、2学期に点数が下がりやすくなります。
中1の2学期に国語の成績が下がる原因
① 文章を「なんとなく」読んでいる
文章の大まかな内容はわかっていても、問題で問われた部分を正確に読み取れていないことがあります。
例えば、説明的な文章では、筆者の主張と具体例を区別する必要があります。文学的な文章では、登場人物の言動や出来事を手がかりに、心情の変化を読み取ります。
「だいたいこんな話だった」という理解だけでは、選択肢の細かな違いや、記述問題に対応しにくくなります。
② 本文より、自分の感想で答えている
国語の読解問題では、自分がどう感じたかと、本文から何が読み取れるかを分ける必要があります。
例えば、登場人物の気持ちを問われたとき、「自分なら悲しいから」という理由だけで答えると、本文の内容から外れてしまうことがあります。
その人物の言葉や行動、前後の出来事など、答えの根拠を本文に求めることが大切です。
③ 問題で何を聞かれているかを確認できていない
文章を理解していても、設問の条件に合っていなければ、得点につながりません。
- 「なぜ」と聞かれているのに、出来事だけを書いている
- 「抜き出しなさい」という指示なのに、自分の言葉に変えている
- 指定された字数や、使う言葉の条件を見落としている
- 「適切でないもの」を選ぶ問題で、適切なものを選んでいる
本文を読む力に加えて、設問を正確に読む力も必要です。
④ 漢字や語句の意味があいまいになっている
漢字は読めても書けない、言葉を見たことはあっても意味を説明できない、といったことはないでしょうか。
語句の意味がわからないと、その言葉が入っている一文や、文章全体の理解にも影響します。
また、文法などの知識問題を後回しにすると、読解以外でも失点が重なります。
⑤ 解答を読んで、復習を終えている
国語の解答を読むと、「確かにそうだ」と納得できることがあります。しかし、それだけでは、次に自分で答えを見つけられるとは限りません。
確認したいのは、正解そのものだけではありません。
**「本文のどこに根拠があったのか」「自分の答えには何が足りなかったのか」**まで振り返る必要があります。
中1国語を立て直す5つの勉強法
① テストの失点を分けて確認する
まずは答案と問題用紙を見て、どの種類の問題で失点しているかを整理しましょう。
| つまずき | 確認すること | 復習する内容 |
|---|---|---|
| 漢字・語句 | 読み・書き・意味のどこがあいまいか | 語句の意味と使い方、漢字の確認 |
| 文法などの知識 | 用語だけでなく、見分け方がわかるか | 教科書の説明と具体例 |
| 選択問題 | 選んだ理由を本文で示せるか | 根拠と選択肢の照らし合わせ |
| 記述問題 | 内容が足りないのか、条件を見落としたのか | 必要な要素の整理と書き直し |
| 時間不足・空欄 | どの問題で手が止まったか | 読む手順・解く順番の見直し |
「国語が苦手」とひとまとめにせず、取り組む課題を具体的にすることが第一歩です。
② 設問を読んだら、聞かれていることと条件を確認する
答えを考える前に、設問の大切な部分に印をつけましょう。
例えば、
「主人公が黙っていたのはなぜですか。本文中の言葉を使って、三十字以内で答えなさい。」
という問題なら、確認するのは次の3点です。
- 答える内容は「理由」
- 本文中の言葉を使う
- 三十字以内で書く
理由を問われているなら、「〜から。」など、問いに合う形でまとめます。ただし、語尾を整えるだけでなく、理由の中身が本文に合っているかも確認しましょう。
③ 本文に根拠の印をつける
答えを選んだり書いたりする前に、根拠になる部分に線を引いてみましょう。
説明的な文章なら、次の点を確認します。
- 筆者が伝えたいことは何か
- その理由や具体例はどこにあるか
- 「しかし」「つまり」などの前後で、話がどうつながっているか
文学的な文章なら、次の点に注目します。
- どのような出来事があったか
- 登場人物が何を言い、どう行動したか
- その前後で、気持ちがどう変化したか
根拠は傍線部のすぐ前やすぐ後だけでなく、離れたところにある場合もあります。必要に応じて、場面や文章全体を読み直しましょう。
④ 記述問題は、必要な要素を整理してから書く
記述問題で手が止まる場合は、最初から完成した文を書こうとせず、必要な内容を短くメモします。
次の例で考えてみましょう。
発表の順番が近づくにつれて、美咲は何度も原稿を読み返した。手のひらには汗がにじんでいる。そのとき、後ろの席の健太が小さな声で「練習のとき、すごく上手だったよ」と言った。美咲は振り返り、少しだけ笑ってうなずいた。
問い:美咲が「少しだけ笑ってうなずいた」のはなぜですか。三十字以内で答えなさい。
まず、本文から次の2つを確認します。
| 確認すること | 本文の根拠 |
|---|---|
| それまでの気持ち | 「何度も原稿を読み返した」「汗がにじんでいる」→ 発表の前で緊張していた |
| 気持ちが変わったきっかけ | 健太の「練習のとき、すごく上手だったよ」→ 励まされた |
この2つをつなげると、次のように書けます。
解答例:発表前で緊張していたが、健太に励まされて少し安心したから。
よくある誤答も見てみましょう。
| 誤答 | どこが足りないか |
|---|---|
| うれしかったから。 | 何があって、なぜうれしかったのかが書かれていない |
| 健太のことが好きだから。 | 本文に書かれていない、自分の想像になっている |
| 健太にほめられたから。 | それまで緊張していたことが入っていない |
丸つけのときは、模範解答と一字一句同じかどうかだけで判断しないようにしましょう。必要な内容が入っているか、本文と矛盾していないか、条件を満たしているかを確認します。判断が難しい場合は、先生に見てもらうとよいでしょう。
⑤ 教科書と学校のワークを使って、読み方を復習する
定期テストに向けては、まず学校から示された範囲や学習内容を確認し、教科書・授業のノート・ワークを使って復習します。
おすすめの流れは、次のとおりです。
- 漢字や語句の意味を確認する
- 教科書を読み、段落や場面ごとの内容を整理する
- 授業のノートで、大切な点を確かめる
- ワークを解き、答えの根拠を本文で確認する
- 間違えた問題を、解答を見ずに説明し直す
答えを覚えてしまった問題でも、「なぜその答えになるのか」を説明してみてください。
保護者は「もっと本を読みなさい」の前に、答案を一緒に確認する
読書は、言葉やさまざまな表現に触れるよい機会です。ただ、目の前のテストのつまずきは、読書だけでは解決しにくいこともあります。
まずは、
「この答えは、文章のどこから考えたの?」
「この問題は、何を聞いていると思う?」
「解答と比べると、どの内容が足りなかった?」
と、考えた過程を確認してみてください。
正解か不正解かだけでなく、根拠を見つけられたことや、前より具体的に書けたことにも目を向けましょう。
親子で確認するのが負担になる場合は、学校の先生や塾に答案を見てもらい、復習する内容を整理する方法もあります。
国語力は、すべての教科の土台です
まなびの樹では、国語力(読解力・語彙力)を、すべての教科の土台と考えています。
数学の文章題で式が立てられない、英語の長文で内容がつかめないといったつまずきも、元をたどると「文章を正確に読む力」につながっていることが少なくありません。
教室では、答えが合っているかだけでなく、「本文のどこからそう考えたのか」を自分の言葉で説明してもらいます。また、併設の学童では、おすすめの本を紹介し合う「ビブリオバトル」にも取り組み、言葉で伝える力を育てています。
数学や英語のつまずきについては、こちらの記事でも解説しています。
→ [関連記事:八潮市の中1保護者へ|2学期に数学の成績が下がる原因と立て直す勉強法]
→ [関連記事:八潮市の中1保護者へ|2学期に英語の成績が下がる原因と立て直す勉強法]
八潮市で、中1国語の勉強にお悩みの方へ
国語は、「センスがないから」とあきらめる必要はありません。
漢字や語句の知識を確かめ、設問の条件を読み、本文の根拠に沿って答える。こうした手順を、一つずつ練習していくことが大切です。
「なんとなく答える」状態から、「ここにこう書いてあるから」と説明できる状態を目指しましょう。
「記述問題で何を書けばよいかわからない」
「国語だけ、勉強の仕方がつかめない」
「ワークを終えても点数につながらない」
このようなお悩みがありましたら、まなびの樹へご相談ください。答案やふだんの取り組みを一緒に見て、どこでつまずいているかを整理し、お子さまに合った勉強の進め方を考えます。
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